nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

日々のこと ホンダF1撤退編

2020-10-04 | 日々のこと



ホンダが2021年を最後にF1から撤退することが発表されました。
発表されたのは10月2日(金)17時。

すぐにLINEグループでC氏から一報が入りました。
その時の衝撃をどう表現したらいいか…

B氏とは同じ職場ですが、お互い言葉少な。
2人ともただただ肩を落としていました。

ホンダによると、撤退の理由は「将来のカーボンニュートラル実現に集中し取り組んでいくため」。
カーボンニュートラルとは排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量であること。
つまり地球環境に優しい自動車を造ることに集中する、そのためにF1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして研究開発の人材も同様にパワーユニット・エネルギー領域に投入するためF1から撤退すると言うんです。

これだけを聞いていると今回の撤退はコロナの影響など経済的理由ではないともとらえられます。
しかし本当のところはやはり「お金」なのではないかと思ってしまいます。
コロナ禍を背景に業績が悪化する中、F1が重荷になっていたのではないでしょうか。
ホンダの役員からは費用対効果が合っていないとF1事業に反対する声が多かったという話も聞きます。

費用対効果が合っていない。
果たしてそうでしょうか。
確かにF1にかける予算は莫大です。
年に数百億円とも言われています。

しかし本当に効果がなかったのでしょうか。
モータースポーツへの参戦はホンダのDNAです。
創業者である本田宗一郎の強い思いが受け継がれていると言われています。

とくにF1は、あの世界のトヨタでさえなしえなかったのにホンダは何度も優勝を飾りました。
黄金期はもちろん現在もF1優勝による企業イメージの宣伝効果は抜群ではないでしょうか。

ホンダには魅力的な車がたくさんあります。
とくにスポーツモデルは人気があります。
それもF1効果が大きいのではないかと思います。

爆発的ヒットをした軽自動車のN-BOXを開発した人はF1の技術担当者だという話を聞いたことがあります。
スポーツモデル以外の車にもF1の技術は活かされているんです。
まぁ今後はその技術力をカーボンニュートラルヘということなんでしょうけど…

残念です。
実に残念です。

今シーズンは無理でも数年後には年間のコンストラクターズチャンピオンかドライバーズチャンピオンも狙える位置に来ていたのにこのタイミングとは。

私のように昨年からF1に興味を持ち始めたにわかファンが偉そうなことは言えませんが、でもアルファタウリ(旧トロロッソ)と組み、レッドブルと組み、徐々に強くなってきて、それで私みたいなファンも増えてきたところでの撤退はとにかく残念のひと言です。

金曜日の撤退発表後は家に帰っても自分でも驚くほど落ち込んでいて夕食は喉を通りませんでした。
ネットではホンダ叩きがすごかったです。
アンチホンダはもちろんのこと、それ以上にホンダファンだからこその失望や怒りがあふれていました。
それらのコメントを読めば読むほど私はさらに落ち込みつらさに拍車をかけました。

土曜日は私用でB氏とC氏と朝から夜遅くまで1日出かけていました。
日中は3人ともF1の話題にはあまり触れず他の話題で楽しく過ごしました。
もし出かけず1人で家にいたらずっとネットでF1のことを検索してとことん落ち込んでいたと思うと出かける用事があって気がまぎれて本当に良かったです。
しかも思いが同じF1会の仲間と一緒ですから。

夜は飲みながらさすがにF1の話題になり、でも3人とも後ろ向きなことは言いませんでした。
今シーズンもまだ7戦残っているし、来シーズンもありますから。

最後まで応援しよう。
最後まで楽しもう。
そう約束しました。

まだ撤退発表のショックは引きずっていますが、来週末のアイフェルGP(ドイツ・ニュルブルク)を楽しみにします!

コメント
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