見学ツアーには含まれませんが、館内にはテイスティングカウンターがあり、お好みで有料試飲ができます。
おお。
普通のバーでは目にしたことがないような銘酒が並んでいる棚は圧巻。
ここでの提供はストレート(15ml)のみ。
水割りやハイボールはできません。
おつまみもありません。
どれどれ。
まずはメニューを拝見。
山崎蒸溜所だけあって、山崎がずらり。
ノンエイジの山崎は100円という安さ。
バーで飲んだらシングル(30ml)で1,200円ぐらいしますよ。
山崎 100円。
山崎12年 200円。
山崎18年 800円。
山崎25年 3,700円。
山崎以外も置いてあります。
響ジャパニーズハーモニー 200円
響ブレンダーズチョイス 500円
響21年 800円
響30年 3,700円
白州 100円
白州18年 800円
白州25年 3,700円
蒸溜所ならではの山崎12年構成原酒や限定ウイスキーもあります。
おすすめ飲み比べセットというのもありました。
「山崎ブランド体感セット」
山崎+山崎12年+山崎18年のセットで1,100円。
「山崎12年構成原酒体感セット」
山崎12年+山崎12年構成原酒スパニッシュオーク樽+山崎12年構成原酒ミズナラ樽のセットで1,400円。
「超長期熟成ウイスキー体感セット」
山崎18年+白州18年+響21年のセットで2,400円。
その他世界のウイスキーを含め約30種類が置いてありました。
さて、そんな中から私が選んだのは、、、
一番高いやつ3種類!!!
行く前からこの3本にしようと決めていました。
白州蒸溜所では、響21年・山崎18年・白州18年を飲んだので、今回はその上をいこうと。
4年も前のことなのでそれらの味も香りも忘れちゃっていますけどね。
響30年 3,700円
山崎25年 3,700円
白州25年 3,700円
しめて11,100円なり。
3杯合わせてもたった45mlですよ。
大人買いならぬ、大人飲みですね。
実は事前にちょっと計算してみたんです。
その時点での話なので今は値段が変わっているかもしれませんが、白州25年はネットで700mlが95万円で売られています。
ということは15mlでは約20,000円。
響30年は120万円です。
15mlで約25,700円。
山崎25年にいたってはなんと210万円ですよ。
15mlで45,000円!
それらがそれぞれ3,700円で飲めるんだから安いですよね。
一番お得感があるのは山崎25年ということになります。
こんな計算をするとなんか下品ですが・・・
いや、きっと私以外にも計算している人はいると思いますよ。
とにかく3,700円というのは安いんです。
値段うんぬんの前にこれらの超ヴィンテージウイスキーはそこらのバーには置いてませんからね。
お金出すから飲みたいと思っても飲めるものではありません。
しかも蒸溜所でも状況によって品切れの時があるというのですから。
お目にかかったらいただくしかないでしょう。
テイスティングテーブルもコロナ禍なので1テーブル1名です。
カップルやグループでも1テーブル1名です。
外にテラス席もあって座って飲むこともできますが、立ち飲みの方がカッコイイと思って館内にしました。
こんなちょびっと。
これで11,100円。しつこい。笑
では、まず響30年から。
色は3本の中で一番濃く見えます。
香りは強めかな。
味もしっかりしていて美味しい~。
バニラとかチョコレートとか何かに例えられたらいいんですが、正直わかりません。
チェイサーの水で口の中をリセットします。
次は山崎25年です。
なんかちょっと量が少なくないですか??
色はキレイな琥珀色です。
あ~いい香り。
あ~美味しい。
例えることができない自分がもどかしい。
また水でリセット。
白州25年。
色は濃い目の琥珀色ですかね。
ちょっとフルーティーな香りがする気がします。
何のフルーツかと聞かれてもわかりませんが。
味は飲みやすくて美味しいです。
表現力が乏しくて全然説明になっていませんね。
ワインもそうですが、何かに例えたりするのって難しいです。
美味しいとか飲みやすいとかその程度しか言えません。
普段ノンエイジの響・山崎・白州の中では白州派です。
バーでその3種類があれば迷わず白州を選択します。
山崎蒸溜所より先に白州蒸溜所へ行ったのも白州が好きだからです。
でも今回飲んだ超ヴィンテージ3種類では、山崎25年が一番美味しかったです。
理由はうまく説明できませんが、すごく美味しくて好きな味です。
響30年も白州25年ももちろん美味しいですよ。
強いて順番を付けるなら、一位山崎25年、二位白州25年、三位響30年って感じです。
山崎蒸溜所で飲んだから美味しく感じたのかもしれませんね。
ヴィンテージウイスキーの試飲は、お一人様3杯までです。
普通のウイスキーは制限なしで試飲できるけど、この3本を飲んだ後に飲むウイスキーなんてありませんね。
先に普通のウイスキーを飲むと酔っぱらってせっかくのヴィンテージの味がわからなくなるし。
というわけで、有料試飲はこの3本のみとしました。
いや~見学ツアーは見どころ満載だったし、お土産も買えたし、超ヴィンテージウイスキーも飲めたし、大満足です。
大阪まで来た甲斐がありました。
大人の遠足もいいものですね。
ウイスキーづくりは奥が深いので、白州蒸溜所と合わせて2回の見学ではまだまだ十分理解できていません。
また何度でも来たいと思います。
予約が取れればですが・・・