試合直後は大爆発したが、帰りの飛行機を待つ辺りからはもう切り替えました。
ここで気を抜いたら、前節の緑戦で得たもの、敗戦を代償にして得たはずの教訓を無駄にしそうだ。
実際、1敗したら引っ繰り返される状況は何も変わっていない。
手にした物があるとすれば、3位
『J1への挑戦権』
それだけだ。
次節はもう木曜日。
ホームで徳島戦です。敵を知り己を知らずんばの世界、足元をすくわれるとすれば、こういう時だよね。
みんな、今節の徳島の再放送を見よう。
そしていつものように、
気負い過ぎず
静かな闘志を燃やそう。
ヘソの下、丹田に気を鎮めて。
さぁて試合の方ですが、前線の二人、城とカズの献身的な動きと、対する相手ボランチとの対決でうちに流れを引き寄せることが出来ました。
城から誰か、カズ?を経由して右に出たパスを智吉が絶妙のクロス。
DFのマークをずらして時間差攻撃、これまた神業のようにタイミングを遅らせて飛んだ城のヘッドが最高でした。
相手に仕事をさせない全員守備も復活。
『今日はいける』という甘い気持ちを吹き飛ばしてくれたのはアツのひと蹴り。
スゲェ~と一瞬、不覚にも魅せられた。
しかし、勝つしかない俺達ヨコハマ。
そこから最後までの勝負は自分自身との勝負でもありました。
神戸サポの応援は全く聞こえず、ピッチと自分とみんなの声や拍手しか目、耳に入って来なかった。
アレモンのシュートが弾かれ、『誰か頼む』と祈った瞬間に再び視界にアレモンが飛び込んで来た。
強烈な右足、崩れる青いスタンド。
ここから、ここからが神戸との勝負。まだまだ時間はたっぷりある。神戸に最高の飛び道具がある以上、全く気を抜けない。
ロスタイム4分、勝ち越しからかれこれ20分、疲れを見せちらほら手が止まりそうなスタンドに「やめるな」「最後まで」と檄を飛ばす。
思い込みでしかないんだけど、やめてしまったらやられてしまう。そんな感覚でした。
ビューティフルネーム・フリエ
声だけじゃなく、最後の気持ちをマフラーに込めて、ピッチへ空色の気持ちを注ぐ。
勝った。
勝った、嬉しい。
けど、こんなにハードな闘いと歓喜をあと3回、俺達はやり遂げなきゃならない。
さすがにしんどい。
しんどいけど楽しい。
でも、やっぱしんどい。(笑)
優勝ってさ、このしんどさの向こう側にあるんだよね。
帰りの飛行機を待つあいだ、
城家族、カズ家族の愛くるしさや
ひとりポツンと静かに座るヤマや
選手、スタッフを見ていた。
そして、今日のスタンドやここまでのことを振り返った。
98~99に掛けて、あの頃は怒りの気持ちだった。
1999年4月25日、この日を向かえるために一生懸命ビラ配りをした。
仲間を失ったり、いやな思いもさせたり、後ろ向きなこともあった。
だけど・・・、
このチームに辿り着いて本当に良かった。
こんなにも、しんどくて楽しい思いが出来る
横浜FCは最高だよ。
そして冒頭の話です。
あぁ、俺達はまだ何も手にしてないんだっけ。(笑)
早く切り替えて
また次の闘いに目を向けなきゃってね。(笑)
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☆ J2リーグ第49節・ヴィッセル神戸戦の結果 ☆
日時:11月18日(土)15:04キックオフ
会場:神戸ウイングスタジアム
結果:横浜FC 2(1-0)1 ヴィッセル神戸
<得点>
35分 城
55分 三浦淳
70分 アレモン
<警告>
17分 早川
37分 栗原
58分 有村
64分 丹羽
80分 朴
85分 菅野
89分 城
89分 坪内
<メンバー>
○横浜FC
<スタメン>
GK菅野
DF小野 早川 小村 中島
MF内田 山口 鄭 滝澤
FW城 三浦知
<サブ>
GK小山
MF崔 アウグスト
FWアレモン 北村
○ヴィッセル神戸
<スタメン>
GK萩
DF有村 柳川 北本 坪内
MF丹羽 田中 栗原
FW朴 近藤 三浦淳
<サブ>
GK徳重
DF小林
MFガブリエル
FW平瀬 北野
<交代>
64分 三浦知(OUT)→アレモン(IN)
67分 栗原(OUT)→平瀬(IN)
80分 田中(OUT)→ガブリエル(IN)
82分 滝澤(OUT)→崔(IN)
88分 中島(OUT)→北村(IN)
<入場者数>
15407人
ここで気を抜いたら、前節の緑戦で得たもの、敗戦を代償にして得たはずの教訓を無駄にしそうだ。
実際、1敗したら引っ繰り返される状況は何も変わっていない。
手にした物があるとすれば、3位
『J1への挑戦権』
それだけだ。
次節はもう木曜日。
ホームで徳島戦です。敵を知り己を知らずんばの世界、足元をすくわれるとすれば、こういう時だよね。
みんな、今節の徳島の再放送を見よう。
そしていつものように、
気負い過ぎず
静かな闘志を燃やそう。
ヘソの下、丹田に気を鎮めて。
さぁて試合の方ですが、前線の二人、城とカズの献身的な動きと、対する相手ボランチとの対決でうちに流れを引き寄せることが出来ました。
城から誰か、カズ?を経由して右に出たパスを智吉が絶妙のクロス。
DFのマークをずらして時間差攻撃、これまた神業のようにタイミングを遅らせて飛んだ城のヘッドが最高でした。
相手に仕事をさせない全員守備も復活。
『今日はいける』という甘い気持ちを吹き飛ばしてくれたのはアツのひと蹴り。
スゲェ~と一瞬、不覚にも魅せられた。
しかし、勝つしかない俺達ヨコハマ。
そこから最後までの勝負は自分自身との勝負でもありました。
神戸サポの応援は全く聞こえず、ピッチと自分とみんなの声や拍手しか目、耳に入って来なかった。
アレモンのシュートが弾かれ、『誰か頼む』と祈った瞬間に再び視界にアレモンが飛び込んで来た。
強烈な右足、崩れる青いスタンド。
ここから、ここからが神戸との勝負。まだまだ時間はたっぷりある。神戸に最高の飛び道具がある以上、全く気を抜けない。
ロスタイム4分、勝ち越しからかれこれ20分、疲れを見せちらほら手が止まりそうなスタンドに「やめるな」「最後まで」と檄を飛ばす。
思い込みでしかないんだけど、やめてしまったらやられてしまう。そんな感覚でした。
ビューティフルネーム・フリエ
声だけじゃなく、最後の気持ちをマフラーに込めて、ピッチへ空色の気持ちを注ぐ。
勝った。
勝った、嬉しい。
けど、こんなにハードな闘いと歓喜をあと3回、俺達はやり遂げなきゃならない。
さすがにしんどい。
しんどいけど楽しい。
でも、やっぱしんどい。(笑)
優勝ってさ、このしんどさの向こう側にあるんだよね。
帰りの飛行機を待つあいだ、
城家族、カズ家族の愛くるしさや
ひとりポツンと静かに座るヤマや
選手、スタッフを見ていた。
そして、今日のスタンドやここまでのことを振り返った。
98~99に掛けて、あの頃は怒りの気持ちだった。
1999年4月25日、この日を向かえるために一生懸命ビラ配りをした。
仲間を失ったり、いやな思いもさせたり、後ろ向きなこともあった。
だけど・・・、
このチームに辿り着いて本当に良かった。
こんなにも、しんどくて楽しい思いが出来る
横浜FCは最高だよ。
そして冒頭の話です。
あぁ、俺達はまだ何も手にしてないんだっけ。(笑)
早く切り替えて
また次の闘いに目を向けなきゃってね。(笑)
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☆ J2リーグ第49節・ヴィッセル神戸戦の結果 ☆
日時:11月18日(土)15:04キックオフ
会場:神戸ウイングスタジアム
結果:横浜FC 2(1-0)1 ヴィッセル神戸
<得点>
35分 城
55分 三浦淳
70分 アレモン
<警告>
17分 早川
37分 栗原
58分 有村
64分 丹羽
80分 朴
85分 菅野
89分 城
89分 坪内
<メンバー>
○横浜FC
<スタメン>
GK菅野
DF小野 早川 小村 中島
MF内田 山口 鄭 滝澤
FW城 三浦知
<サブ>
GK小山
MF崔 アウグスト
FWアレモン 北村
○ヴィッセル神戸
<スタメン>
GK萩
DF有村 柳川 北本 坪内
MF丹羽 田中 栗原
FW朴 近藤 三浦淳
<サブ>
GK徳重
DF小林
MFガブリエル
FW平瀬 北野
<交代>
64分 三浦知(OUT)→アレモン(IN)
67分 栗原(OUT)→平瀬(IN)
80分 田中(OUT)→ガブリエル(IN)
82分 滝澤(OUT)→崔(IN)
88分 中島(OUT)→北村(IN)
<入場者数>
15407人