さてさて、J2ボトム決戦(注:エルゴラ)
ボトムズの戦いが日曜日にある。
最下位か・・・ていうか、勝てないよね。
これでもかってほど勝てない試合が続く。
いつか来た道
勝てない日々に苦悩した
底辺に張り付き
一度も浮上しないまま
リーグ戦を終了してしまった年を思い出す。
2002『超攻撃式2-4-4』信藤ヨコハマ
バカ高い理想を胸に
周りからは無謀な戦術と陰口を叩かれながらも
「俺たちはある挑戦を行っているんだ」
「これが世界のフットボールなんだ」
「ヨコハマの色を生かすフットボールなんだ」
って、1年間、挑戦し続けた年だった。
結果が出なくても
例え辛い毎日でも
決して下を向くことはなかった
頭は低くとも
目は高く
今も思う
最下位だったけど得難い経験をした
不思議と面白い年、2002だった。
いや、
だから2009、最下位でもいいじゃないかって言いたいわけじゃない
ただ、あの年の最後を
ふと思い出したんだ。
2002.11.28 KOZUKUE-SHOCK
俺たちヨコハマが、マジのガチンコ勝負で
南米10カ国の栄光、プライドの象徴
コパ・リベルタドーレスを奪った試合をね。
相手はトヨタカップのために来日したパラグアイのオリンピア
90分間戦って ヨコハマ3-0オリンピア
得点者は北村2(現・J1山形)、練習生・大久保(現・J2福岡)
若かった二人は、やがてヨコハマから戦力外通告を受けた後
移籍先で今も現役レギュラーで活躍している
それもヨコハマより上位で。
その他、この試合を経験し、Jリーグで今も試合に出続けているのは
臼井(J2湘南)、内田(J1大宮)
米国でベスト11に選出されている吉武(MLS・Charleston Battery)
ヨコハマに残っているのは、智吉、帰って来た吉本。
この試合に納得がいかなかったネル・アルベルト・プンピド監督は、
ヨコハマのモネール選手を通じてのちの伝説となる『泣きの延長』を申し入れた。
オリンピアは最早なりふり構わず、ヨコハマの選手をつぶしにかかっていた。
「うちも天皇杯を控えているから怪我されちゃかなわん」と信藤監督は拒否。
しかし、ネル・アルベルト・プンピド監督の執拗な懇願で仕方なく承諾した。
『泣きの延長×2回』
この試合で面白かったのは、ヨコハマが最初から最後まで
信じて挑戦して、そして結果が出なくて最下位となってしまった
超攻撃式2-4-4で、
コパ・リベルタドーレス・カンペオンに真っ向勝負を挑み
木っ端微塵に相手を粉砕したことだった。
超攻撃式2-4-4の完成形を見た
学校サボって、仕事抜け出して
小机に集まったサポーターは、その眼で見たんだ。
(1)ベースは選手個々人のアグレッシブに勝負に挑む姿勢
(2)1本のクロスに対して時間差で次々と飛び込む連動性と躍動感
(3)2バックとは言いながら、その実、両サイドが汗かき役、サポートに徹する姿
(4)誰かの失敗は周りの責任、独りだけで動くのではなく局面局面でもチームワークで動くオートマティズム
増田功作(現・ヨコハマ・スクールディレクター)は顔面を殴られ、
中澤は後ろから思いっきり蹴られてた
相手は腕力、暴力で止めるしかなかった
数日後にヨーロッパ・チャンピオンのレアル・マドリー、ジダン、フィーゴ、ラウル、ロナウド、ロベカル・・・銀河系軍団と戦うはずのオリンピアがである。
大切なのは勝負に挑む姿、挑戦する姿勢なんだよね
それが最低限必要
上の(1)ね
これが見られなければサッカーを知らないファンでさえも怒る
そして(2)が、試合をワクワクさせる
さらに通を喜ばせるのが(3)の汗かき役であり
サポーターを愉しませる、悦に入るのが(4)である。
2002・J2最下位のチームでさえも
オリンピア相手にこう戦ったんだ
そして若かりしキーマン達は、一旦は挫折し
やがてチームを超えて飛躍して行ったんだ。
2009樋口ヨコハマよ
ビビりな奴は最低だ、いらねえぞ
それと、そこの強気な奴、オマエ、ひとり独りで戦ってんじゃないぞ
アグレッシブ 躍動感 汗かき役 チームワーク オートマティズム 連動性・・・
言いたいことは山ほどある
だけど、いいよ 楽しめよ
試合に出てる1分、1秒 90分間チャレンジできるなんて
ホント、素晴らしいじゃないか
『此ヨコハマに優る在らめ哉』
ボトムズの戦いが日曜日にある。
最下位か・・・ていうか、勝てないよね。
これでもかってほど勝てない試合が続く。
いつか来た道
勝てない日々に苦悩した
底辺に張り付き
一度も浮上しないまま
リーグ戦を終了してしまった年を思い出す。
2002『超攻撃式2-4-4』信藤ヨコハマ
バカ高い理想を胸に
周りからは無謀な戦術と陰口を叩かれながらも
「俺たちはある挑戦を行っているんだ」
「これが世界のフットボールなんだ」
「ヨコハマの色を生かすフットボールなんだ」
って、1年間、挑戦し続けた年だった。
結果が出なくても
例え辛い毎日でも
決して下を向くことはなかった
頭は低くとも
目は高く
今も思う
最下位だったけど得難い経験をした
不思議と面白い年、2002だった。
いや、
だから2009、最下位でもいいじゃないかって言いたいわけじゃない
ただ、あの年の最後を
ふと思い出したんだ。
2002.11.28 KOZUKUE-SHOCK
俺たちヨコハマが、マジのガチンコ勝負で
南米10カ国の栄光、プライドの象徴
コパ・リベルタドーレスを奪った試合をね。
相手はトヨタカップのために来日したパラグアイのオリンピア
90分間戦って ヨコハマ3-0オリンピア
得点者は北村2(現・J1山形)、練習生・大久保(現・J2福岡)
若かった二人は、やがてヨコハマから戦力外通告を受けた後
移籍先で今も現役レギュラーで活躍している
それもヨコハマより上位で。
その他、この試合を経験し、Jリーグで今も試合に出続けているのは
臼井(J2湘南)、内田(J1大宮)
米国でベスト11に選出されている吉武(MLS・Charleston Battery)
ヨコハマに残っているのは、智吉、帰って来た吉本。
この試合に納得がいかなかったネル・アルベルト・プンピド監督は、
ヨコハマのモネール選手を通じてのちの伝説となる『泣きの延長』を申し入れた。
オリンピアは最早なりふり構わず、ヨコハマの選手をつぶしにかかっていた。
「うちも天皇杯を控えているから怪我されちゃかなわん」と信藤監督は拒否。
しかし、ネル・アルベルト・プンピド監督の執拗な懇願で仕方なく承諾した。
『泣きの延長×2回』
この試合で面白かったのは、ヨコハマが最初から最後まで
信じて挑戦して、そして結果が出なくて最下位となってしまった
超攻撃式2-4-4で、
コパ・リベルタドーレス・カンペオンに真っ向勝負を挑み
木っ端微塵に相手を粉砕したことだった。
超攻撃式2-4-4の完成形を見た
学校サボって、仕事抜け出して
小机に集まったサポーターは、その眼で見たんだ。
(1)ベースは選手個々人のアグレッシブに勝負に挑む姿勢
(2)1本のクロスに対して時間差で次々と飛び込む連動性と躍動感
(3)2バックとは言いながら、その実、両サイドが汗かき役、サポートに徹する姿
(4)誰かの失敗は周りの責任、独りだけで動くのではなく局面局面でもチームワークで動くオートマティズム
増田功作(現・ヨコハマ・スクールディレクター)は顔面を殴られ、
中澤は後ろから思いっきり蹴られてた
相手は腕力、暴力で止めるしかなかった
数日後にヨーロッパ・チャンピオンのレアル・マドリー、ジダン、フィーゴ、ラウル、ロナウド、ロベカル・・・銀河系軍団と戦うはずのオリンピアがである。
大切なのは勝負に挑む姿、挑戦する姿勢なんだよね
それが最低限必要
上の(1)ね
これが見られなければサッカーを知らないファンでさえも怒る
そして(2)が、試合をワクワクさせる
さらに通を喜ばせるのが(3)の汗かき役であり
サポーターを愉しませる、悦に入るのが(4)である。
2002・J2最下位のチームでさえも
オリンピア相手にこう戦ったんだ
そして若かりしキーマン達は、一旦は挫折し
やがてチームを超えて飛躍して行ったんだ。
2009樋口ヨコハマよ
ビビりな奴は最低だ、いらねえぞ
それと、そこの強気な奴、オマエ、ひとり独りで戦ってんじゃないぞ
アグレッシブ 躍動感 汗かき役 チームワーク オートマティズム 連動性・・・
言いたいことは山ほどある
だけど、いいよ 楽しめよ
試合に出てる1分、1秒 90分間チャレンジできるなんて
ホント、素晴らしいじゃないか
『此ヨコハマに優る在らめ哉』