皆様ごきげんよう。今日は今月一杯で辞める方とその後任の方の歓送迎会で飲んできました黒猫でございます。飲み放題だったので、ワイン飲もうと思ったら途中から副社長とか来ちゃったので我慢しました。くう。ビールばっかじゃ酔えないよ。かわりとばかりに今飲んでるけど。
今日は火曜に見た映画の感想を。
『ナチョ・リブレ 覆面の神様』※音声注意(笑)
イグナシオ=愛称ナチョ(ジャック・ブラック)は貧しい教会の修道士。幼くして両親を失くしたナチョは教会で育てられ、長じてからは調理担当修道士として日々を過ごしていた。幼い頃からルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)が大好きで、密かにルチャドール(プロレスラー)にあこがれ続けて来たナチョだったが、修道士たちは「レスリングは罪悪だ」と言ってTVで見ることすら禁じていた。
そんなある日、孤児たちの新しい先生として美しいシスター、エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レグエラ)がやってくる。ひと目でシスターに恋心を抱いたナチョは、どうにか彼女にいいところを見せたいと思う。しかし修道院は貧しく、ナチョの料理の腕も最悪。いいところの見せ場もない。ナチョを慕う子どもたちもたまには美味しいものを食べたいと漏らす。
そんな折、ナチョは街で新人レスラーを募集する広告を目にする。勝てばファイトマネーがもらえる。それがあればもっといいものを食事に出せる。ファイトマネー目当てに試合に出たいナチョは、先日ナチョを襲撃して修道院用の食べ物を強奪した半裸の男、スティーヴン(ヘクター・ヒメネス)をパートナーとしてスカウト。渋るスティーヴンを説得し、正体を隠すため覆面をして、覆面レスラー・ナチョとその相棒ヤセとして試合に出場するが、あっさり負けてしまう。しかしその負けっぷりが何故か観客に受け、定期的に試合に出られるようになるふたり。ファイトマネーは得られるようになったものの、ナチョの中でプロになりたい、勝ちたいという願望が募るようになり・・・?
というようなお話。
かなり面白かったです☆
かの「タイガーマスク」のモデルになったという、メキシコの伝説的ルチャドール、フライ・トルメンタ(覆面レスラー、ファイトマネーで孤児を養った神父)をモデルにした話だそうですが、フライ・トルメンタはここまで痛い感じじゃなかったと思う(笑)。
ジャック・ブラックが演じると、いい奴だけど基本的に利己的な感じになってしまうような。いや、そこがいいんですけど。
それにしてもジャック・ブラックは小太りなのになんであんなにすばしっこいんだろう(笑)。青いタイツに赤いパンツ、ものすごいハマってた(笑)。
物語のキモとして、ナチョが憧れているカリスマルチャドールでラムセスという人が出てくるんですが、この人、本物のルチャドールだそうです。(セサール・ゴンザレス、本当のリングネームはブロンコ)。流石に本物はすごい。
試合シーンがあるんですが、魅せてますみたいな感じがしました。ムエタイなんかと同じで、ある程度やったりやられたり、見せ場を作るんですね。それがすごく上手い。いくらジャック・ブラックがすばしっこくても、この人の協力なしには試合のシーンは撮れなかっただろうな。
あと、ナチョが一目惚れするシスター役、アナ・デ・ラ・レグエラが本当にうつくしい。好みです。(訊いてないよ)清楚なシスターの格好がまたよく似合うし。
余談ですがわたし、覆面レスラーは覆面を取られたら死んでしまうくらいのイメージを持ってました・・・ホラ、グレートサスケ氏も議員時代もあのままだったし、モンゴルマンなんかマスク取られたら呼吸がヤバいしね(それキン肉マンの話)。
・・・わたしのイメージ間違ってますか?(笑)
安心して笑って観られる楽しい映画でした。
わたしはメキシコに憧れがあるので、いつか行ってみたいなあ。