初めての試練

夜勤から続いての日勤を終え、
頭ぼぉーとしながら帰宅しようとしたら、
長男からの電話。

「嫁が入院することになった。今晩、会議があるからその間、
こども預かって」とのこと。
来月半ばが予定日で、里帰り出産のはずたったが、
胎児が小さく、未熟児になりそう。
実家は岐阜県の山間部で、
病院には十分な設備がないとの事で、
急遽、名古屋の総合病院へ。
で、そのまま入院となった次第。

取り合えず急いで帰宅。
母と、かいと君用の食事を準備。
しばらくしてやって来たかいと君と、
食事、おえかき、絵本、ボール遊び等していたが、
何かいつもと様子が違う。
こどもなりに、状況をわかって我慢してるような・・・
「パパ、いつ帰って来る？」と思い出したように聞くかいと君。
何回目かの時には、うっすら涙が浮かんでいた。

長男は介護の仕事で夜勤があり、
その時、かいと君をどうするか・・・という話になった。
我が家には月に１、２回来るが泊まった事はない。
「一緒に寝ようか？」と
いつもはあまり話さない父が声をかけるが、
かいと君は、かたくなに首をふるばかり・・・
結局、何回か泊まっているお嫁さんの実家で預かってもらう事になった。

かいと君には、両親と離れて暮らす、初めての試練。
お兄ちゃんになるんだもの、かいと君頑張れ！

こうやってみんな、一つずつ大きくなっていくんだよね。


息子の孫と、娘の孫では、
いろいろ違う・・・と聞いていたけど、
今回、何も出来ず、こういうことなんだなぁ～と、
ちょっと実感した次第です。