鷲羽一刀流の事

いよいよ佳境になってきたとは自分の独りよがりだが８ページ目が一区切りというのは漫画の世界ではセオリーなのでここらでひとつ新たな事件を起こさなければいけない。

２そして４ページ８ページ１６そして３２ページと起承転結、起承転結と繰り返して行かなければならない。無理にでも山場を持ってこなければいけないのだ。
当初考えていたストーリーからかけはなれた出発となってしまったがここにきて最初に書いたネームに戻れた。つまり寄り道をしてしまってたわけだ。
表紙をいれて８ページで一区切りと考えている。パソコンの能力とサーバーとの兼ね合いがその辺が丁度良いからだ。

それにしても起承転結だが昔は起承転結の起は起こりだからゆっくりなだらかに始まれば良いと勘違いしていた。大きめのコマに引きの風景から徐々によって、人物,登場では大昔の活動写真だ。それでは読者の気持ちは掴めない事に最近になって気がついた。起こそ実は転でなければならないのだ。ドッカンとひとつふたつ爆弾を落としてから後からゆっくり説明をしてゆけば良いのだ。そういえばこの頃のアイドルの歌もサビから始まるのが多いな、と今これを書いていて果たしてそうなっているか自身では判断のしかねるところだ。

正直自信がない読者の判断にゆだねるところだ。今日これから描くページに爆弾を落とそう、後でどうするのか困ってもいい自分の首を絞める事になるがそれ位でなければ良い物はできない。

それにしても面白さとは何だろう。