描きかけの劇画を横手に置いて、動画サイトにてジョン・ウェインの「赤い河」を観ている。というより聞いているという方が正しいか。目は小説「挽歌」の字を追っている。
劇画の方は人物は描き終えて、あとは背景部分となっていて、完成までにはさほど時間は掛からないのだが、連日の暑さで意欲を失くしている。小説「挽歌」は映画化されていて何度も見ている。
下の絵はそういう事とは何の関係もない昔に描いたものだ。整理をしていたら出て来た。ジョン・ウェインの似顔絵などを鉛筆でササっと描けば良いのだが劇画を何とかしなきゃと思うばかりである。
あとでジョン・ウェインでも描いてみようか。此処の所デジタル描画とはご無沙汰である。上の絵であるが2006年とある。先に上げたパソコン少年と同時期である。どういう了見で描いたのかは今は思い出せない。
この絵と「赤い河」そして「挽歌」と、共通するのは古いという事だけか。この頃は昨日の事も昔の事も忘れてしまう。描いている劇画は、映画「眼の壁」である。これもまた古い。