土曜日はブログ更新のはずが、「サイトが見つかりません」という画面が出てきて。せっかく書いた記事が消えてしまった。どういうこと?というかんじ。一気に気持ちが急降下・・・。今日は気持ちを切り替えてブログを書いています。
日曜日は住宅のプランの打合せ。それが終わって「見える家づくり集団」の見学会の担当だったので伊丹へ。完成後、住まれている方のご好意で見学会をさせていただきました。施工した工務店の見学会でもあり、他の団体の見学会でもあり、ゴチャゴチャまぜまぜの異例の見学会でありましたが、混乱もなく無事に終了。かなり熱心な方が多く、いろいろと質問も多くでました。ボクはホワイトボードに図をかいて説明したりしました。ちょっとプロっぽいでしょう(笑) そうそう、2月3日(土)に宝塚で構造(骨組み)の見学会がありますので、時間のある方はどうですか~。詳しくは http://mieruiezukuri.com/ まで。ボクも近いので時間があれば参加しようと思っています。
木造の構造見学会などはあまり開催されていませんが、一度くらい見ておくのも面白いと思います。木造住宅の構造は日本に昔からある工法の「在来工法」(柱と梁でつくられる家)と輸入された工法の「ツーバイフォー工法」(壁でもたせる家)に大きく分かれます。震災直後、「2×4(ツーバイフォー)工法」の住宅がたくさん残ったので「2×4」の住宅のほうが強いなど言われましたが、「在来工法」は老築化が進んでいたこと(シロアリ、腐朽菌等により構造部の損傷)、昔からある工法なので規制がゆるかったこと、特に昔の建物は敷地が狭く南に大きな開口部を設ける住宅では不利になる等々、それに比べて「2×4工法」は比較的新しい建物が多い、規制が厳しかった等々の理由により「在来工法」の倒壊率が高かったようです。
これを踏まえ、建築基準法もかわり規制も厳しくなりましたが、それよりも実際につくっている人たち(設計事務所、工務店)などから丈夫な家づくりのための様々な試みがされるようになりました。震災までの「在来工法」を「木造り」、震災から以降の「在来工法」を「木構造」と区別して呼ぶ場合もあります。・・・こんなことを書いていると長々となるので今の現状を一言で書きますと、「在来工法」も耐震性を十二分に持たすことができる工法である、ということです。そして、国産材を使うことによって環境へもよい影響を及ぼし、住む人にも安らぎを与えられる住宅ができるというメリットがあります。このあたりのことはいづれ詳しく書きたいと思います。
なんだか硬い話になりましたが、構造の話が出てきたので少し触れてみました。明日の昼からは協働事業提案の現況報告会というものがあり、まだ詰めておきたいことなどもあり・・・。なんでいつもギリギリなのだろうと思いつつ、がんばろう~~っと。