Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

病院引越し(2回目)

2007年11月05日 | ブログ

日曜日は娘がバスケットだったので、息子を相手に野球の練習。二人っきりなのでボールが飛んでいくと自分達でとりにいかないといけない。結構な運動になる。この日は「バットで打ったボールをとりたい」という要望がでたのでノックをすることになった。いやあ~相手は疲れをしらないというか、面白いことには熱中するようで~途中ボールが腕に当たっても平気な顔をしてやりはじめる。多分、100球ぐらいノックをした気がする・・・。

 

20071105103316 さて~今日は母親の病院の引越しの日であった。手術後の急性期から回復期のリハビリ病院への引越しである。朝10時に病院へ迎えに行って看護師にお礼を言って、介護タクシーへ。段差解消機つきの車である。車椅子ごと乗れるので本人は楽なようである。電動で動くのに感動していた。しかし、さすがに料金は高く、ざっと見ても普通のタクシーの2倍くらいはかかっているよう~。

 

新しい病院では 2~3日検査をして本格的なリハビリに入る。この間、PT、OTなど医療関係者と定例会議のようなものがあり、家族のほうも誰か出席しなければならない、などいろいろと説明を受けながら、面接というか問診のようなものを受けて、レントゲンなど撮っているうちにあっという間に昼をまわる。11時ごろ病院へ着いて手続きが終わったら1時半過ぎ~。お昼ごはんを食べて事務所に帰ったら3時過ぎ。あ~時間が経つのは早い。

 

この間、今日は妹が一緒だったのでいろいろと話を聞くことができた。驚いたのは妹はすっかりオカンになっていたことだ。子供が2人いるのだが、結構いろいろと前の病院とやり合っていた。担当看護師とジャブの応酬、装具技師との会話・・・。母親になると強くなるのですね~。まあ、細かいことはここでは書きませんが、ちょっとだけ書くと~。

 

入院中、勝手に歩いて転倒して腰を打ち、腰を固定する装具を作ることになり、その値段が5万+α。しかし、身体状況が変わっていくのでいつまでも使えず、少ししたら使えなくなると聞いて、採寸している技師に「そんなすぐ使えなくなるんやったら、もう少しまけてもらえないの?」もちろん答えはNOであったが、いえるだけすごい。ボクにはいえないね~。妹いわく、両手の指に指輪がしてあって(10本中8本ぐらい)、ぱっと見は ヤのつく人みたいで儲かってそうやったし、どうにかならへんのかな~と思ったそうである。ん~見るところが違う。京都生まれの京都育ちだが、大阪っぽい(大阪の人ごめんなさい)

 

その後、夕方に事務所で仕事をしていたら いきなり今日入院した病院から電話が入った。なんじゃ、なんじゃと思っていたら、いきなり廊下を勝手に歩いて 関係者に見つかり、これで転倒でもしたら大変と「離床マット」を設置したいので承諾の書類にサインを~という連絡。離床マットとはベッドから離れるとナースセンターへ通報されてわかる仕組みになっているもの。早速、設置してもらいます。

それにしても、今回は公衆電話で電話したかったという理由があったそうであるが・・・。人のいうこと聞いてもらえないのですよ。自分の親なので、身内なので口調がきつくなってしまい、反省するのですが、介護って奥深いというか、難しいですね。あまり誰かが言うと母は落ち込むのですが、懲りないのですね~。落ち込みはすぐに終わるようで~このあたりは自分を含め、兄弟に遺伝しているような気がしてならない・・・。