ワンルームマンションの完了検査に行ってきた。
都会のど真ん中にあり、如何にも今風の集合住宅で
まるでプラモデルを組み立てたようなキレイな集合
住宅であった。
既製品の手摺に既製品の組合せ。組合せを考えるの
も大変だと思うが、職人がつくった痕跡がまるで見
られない、とても清潔でキレイさだけが目立つので
あった。
ほとんどの人は、こういうところに住みたいのだろ
うと思うのであるが、こういうのばかり建つとどう
なんだろうと考えさせられる。もっとこういう風に
住みたいかたちは無いのだろうか。住宅に対しての
思いはそんなものなのかと、なぜか、キレイさに不
満を持つのであった。
生活道具の何もない状態では確かにキレイである。
でも実際に生活するうえでは何か物足りないと思っ
てしまう。そう、個性がないのである。要望と経済
の最大公約数をだした結果みたいな住宅なのだ。
空き家問題がある一方で都心ではどんどん新しい
集合住宅がつくられていく。何かが違うと思いつつ
本日は10月最後の日であった。
そうハロウィーン。。。