え~、3回目ぐらいから このシリーズを読んでもらえる人は少なくなったのですが、
めげずに書き続けます。一人でもいたら書きますので、面倒な人はスルーしてください。(笑)
専門学校の2年間というのはケンチクを学ぶには本当に少ない時間だと思います。
2年間授業はありますが、どうしても技術的なことに時間を割かれるため、思想とか考え方というのに
時間がなかなか取れない。それでいいという人もたくさんいるし、それが目的という人もいると思います。
ただ、ケンチクの醍醐味はその辺りだと思うので2年で終わるのはもったいないのです...
その分、働きながらいろいろと吸収していかないと面白味がわかってこない気がします。
まあ、それは後日に書くとして少し2年間の時間の使い方を考えてみたいと思います。
大学のように一般教養からなどではなく、4月から、いきなり構造や材料のことを学びながら、
歴史や意匠も同時に学び、2年になると早々に卒業設計という一大イベントに取り掛かります。
ですから、本当は1年の間にもっとスケジュール的なことを学生に話し、心構えを教えておく必要が
あるような気がします。
これはボクの体験上の話なので、そんなのはわかってますよ、と言われるかもしれないけど、
その当時は多くの学生が課題をこなすのに追われて先のことまでなかなか考えられない状況だったと思います。
それくらい2年間で一気に学べるという利点はありますが、他のことを考えるという時間的余裕がなくなります。
後は社会に出てから興味ある人だけやればいいというのも有りだとは思いますが~。
ある意味、大学を出ていても同じことがいえると思います。
ただ、社会にでて他の人と比べて自分の武器を持てる(ボクは技術や資格は社会で戦う自分の武器という表現で
学生に教えています)という利点をどう生かすかが、大切だと思っていました。
まあ、そう思いながら中々できない自分を情けなくも思った時もあります。実は技術や思想以外にも人生には
大切なことがたくさんあって、そのたくさんある中で自分が何を選択して何を目指していくのかが苦しい時に
踏ん張れる力になっていく気がしています。
話は、それてしまいましたが、短い2年間の中で最も充実した自分と向かう時間を過ごすのが
卒業設計ということになります。今はどんな風に進めているのか、わかりませんが、当時は
手を抜こうと思えばできたような気もしますし、真剣に取組めばいくら時間があっても足りない!
そんな感じだったと思います。
ただし、締切というものがある限り、必ず終わらせなければならないのです。
どんな仕事でもそうですけどね。ここまでという期限があるから終われるのだと思います。
話はあまり進みませんでしたが、長くなりすぎると読むのも書くのも疲れるので、
続きは次回からに書いていきます。(--)
2年で建築技術を習得するのは難しいですが、他の分野も同じようなものかなと思います。
きさらサンには料理、楽器、絵画と幅広い得意分野があるので、そちらの方が羨ましいです。(^^)
2年で技術を習得するのは大変ですね。
私も2年の短大ですが
特に技術を習得する学科ではなかったので
何もモノになっていませんが~(笑)
でも料理を基礎から習ったのは
やっぱり役に立っているのかもしれません。(家政科だったのです)
住居学というのもあって
製図も一応 少しだけやりました。
でも なんでも少しだけだったような(笑)
今になって思えば
もっと資格の取れるところに行けばよかったなあと思います。