昼間に突然なつかしい方から電話があった。以前、設計監理をした住宅のクライアントからであった。木造住宅で外壁にスギ板を張っていて、外構(門や塀など建物の廻りの工事のこと)にはヒノキの杭をたてここにもスギ板を張った住宅。
この門扉の辺りに「羽アリがでた~」とのこと。現地の場所も遠いのでとりあえず電話で対応させていただく。羽アリの色、2枚ある羽の形、腰のくびれ、触覚の形など聞いているとシロアリのようにも思えるが・・・。相手もはっきりわからないので聞いているほうもはっきり断言できない。シロアリであったとしても色など聞くと「ヤマトシロアリ」のようだ。
ただ、建物本体のほうが心配なので外周をぐるっとチェックしていただく。こちらの方は大丈夫なようである。本体の方は健康被害をなくすため、シロアリ駆除材などは塗布しておらず、土台をヒノキにして床下を点検できるようにして対応している。中にはいってチェックしてくださいと言うのは酷なので時間を見つけて床下へもぐりにいこうかなぁ~。
時間があればすぐにでも見に行くのですが・・・。シロアリなどはどこにでもいますから、あまり過敏になる必要なないと思うのですが、早期発見早期治療ですね。建物も人間と同じです。そのために床下を高くしてぐるっと一周できるようにしてあるのですから。
でも~閉所恐怖症と言うか、あの狭い空間に入るのは苦手です。ここは少年に戻って探検する気持ちを持って冒険してみますか~。ちなみに左の写真はこの住宅でつくった掘りコタツです。暖かそうでしょう~。
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