Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

コートハウス:中庭のある家(自然と触れ合える家)

2014年08月05日 | 建築、設計
木の家の良さをわかってもらいたい、国産材の良さをわかってもらいたい
という仲間が集まって活動しています。
ナチュロジーハウス  http://natulogy.com/
 
その告知のために毎日新聞に定期的に持ち回りで
コラムを出しています。
ボクのコラムは8月7日(木)の夕刊で関西版に掲載される予定です。
ぜひ、実物を見てください~(笑)
今回は掲載されなかったコラムですが、こういう思いもありますので
ブログに載せようと思います。
実際に掲載されるのは「居心地のいい家」というコラムです。
 
600字という制限が有りましたので短い文章ですが、見てみてください。
  
  
コートハウス:中庭のある家(自然と触れ合える家)
  
理想の家と問われたときに、考えるのは3つの条件がそろう家である。
家に対しては個々人で様々な思いがあるが、住まい手にとって、
理想に近い家をつくるには、、いろいろと考えて以下の3つの条件を満たす家だと考える。
 
●1つ目は「家の本質とは自然との関わり方が大切である」:家とはシェルターと
して自然から守られる機能としての役割を果たす。
また、自然と触れ合うことにより、自然を楽しむことが出来る家というのが理想である。
自然とは、樹木の他に「風」「光」「水」「熱」をどう処理するか、どう楽しむかということである。
自然と触れ合える家というのは住んでいて楽しい。
それほど自然というのは人間にとって重要なものである。
 
●2つ目は「家庭というのは家と庭があって築かれる」:建物としての家があり、
それを取り巻く自然としての庭があり、これらが融合されて人が生き生きと
住むための家庭というものが築かれていく。そこに人が生活した歴史があり、
生きてきた証が残される。
 
●3つ目は「自分らしく住める家」:自分が気に入り、自分の生活が楽しめる
家でないと家を愛せない。いかに自分が心地よく住めるか、どういう生活がしたいか、
そこを突き詰めていくことはライフスタイルを考えるうえでとても重要である。
 
詳しくは、ここでは述べられないが、コートハウス:中庭のある家(自然と触れ合える家)
というのは以上の3つの条件を満たした家が出来る可能性を多く秘めている。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この黒太字で書かれているのが (きさら)
2014-08-06 09:21:57
この黒太字で書かれているのが
コラムに載せる文章なのですか?

子供時代
我が家のすぐ側に
祖父母と伯父伯母家族は同居していましたが
その2軒は中庭と廊下で結ばれていて
子供の頃の私には とっても楽しい空間でした。
祖父母宅には 囲炉裏があったし
広縁と呼ばれる場所もあり~

中庭とか ロフト 屋根裏部屋など
遊び心のある家は楽しいですね~


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きさらサン、黒太字は没にした文です。 (Gen)
2014-08-07 13:17:50
きさらサン、黒太字は没にした文です。
今日の毎日新聞の夕刊に他の文章が載ります(^^)
 
ロフトもいいですが、中庭とか、囲炉裏とか、広縁とか、日本の住宅には
面白い装置がたくさんありましたね。
遊び心のある楽しい住宅をつくっていけたらと思っています。
 
まだまだ、暑い日が続きますが、ご自愛ください!
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Genさんの建築の記事を読むのが好きです。 (ひさしぶりの通りすがり。)
2014-08-27 23:24:24
Genさんの建築の記事を読むのが好きです。
きっと設計される住宅も温かさの宿る
素敵な作品になっているのだろうと想像できます^^

また遊びに参ります。
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ひさしぶりの通りすがりサマ (Gen)
2014-08-28 01:21:18
ひさしぶりの通りすがりサマ
コメントありがとうございます。
ホメていただいてありがとうございます。
(勘違いならごめんなさい)
素敵な作品かどうかはわかりませんが、何か自分が
携わったことを残せたらと思っています。
小さな拘りですが。。。

通りすがりさん、今後も、ちょくちょく覗いてください。
よろしくお願いします。|
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