昨日、スギ花粉の話を書いていたら今日の朝刊に
「花粉症対策スギ」という花粉がゼロか微量の
スギが徐々に広がっているという記事が載って
いた。何というか、技術は進歩していくのだなあ。
さて、昨日の続きである。
林業も後継者不足ということであるが、若い人が
立ち上がって林業を変えていく、というような
内容なのである。その中でも機械化することに
より、人材不足を補うという紹介がされていた。
ハーベスタという高性能林業機械なのであるが、
なんと7日かかって作業していたことが半日に
短縮されるというスゴイ機械なのだ。
他にも、林業の実情は収益の約1/4が実際に
木を売って儲かる金額で他は補助金から出ている、
という補助金頼りの産業の実態が明らかに
されていた。なので所有者は山に手をつけない。
木を切るにはそれを運ぶ道路がいるのであるが、
それが整備されていないがため、効率的に運べ
ない。ということで道をつくることから始まる。
今さらと思うかもしれないが、今までは儲かって
いたので、どうにかなっていたのだ。
山の取り組みとしては、山の木をみてもらい、
その木で家を建てる活動や、地域お越し協力
隊員をつくって林業をもりあげる。小学生に
林業体験教室のようなもので興味を持ってもらう。
そういう地道な活動の成果として十津川村の
木を使った住宅が年間40棟を越え、売り上げ
も2年で2倍を超えたという。
ボクらも山と一緒に活動したこともあり、そう
いう材料が見える家を建てるととても喜んで
もらえた。これには山近くに製材所が必要であり、
十津川村も新たにつくっていた。
日本の国土にとって、山はとても重要なのである。
再生可能エネルギーをしての木材をもっと使って
地産地消の家をつくるということが見直されて
欲しいと思う。木をたくさん使った家というのは
安らぎをもった家になるのである。
というようなことを思いつつ、眠るのであった。
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