タラコ…作りました

いや～っ、昨日はまだ重いモノ持っちゃいけないって言うのに４ｋｇオーバーのマダラをおろして…んでもって、卵はタラコにして、肝は芋焼酎蒸し…これアン肝みたいなの、でもメニューに出さずウチに全部売り切れてしまったぁ、身は昆布〆と味噌漬け焼き、そして今日からアラ煮でもご提供…。
復帰初日にして、非～常にキツイ１日でした。

ところでタラコ。
ご存知の方も多いと思うが、一般的にタラコって言われるモノ、これはスケソウダラの卵。
マダラではありません、水産業界ではスケコと言います。
で、昨日はこのマダラの卵で、まぁ勝手に名付けたんですが、真タラコを作りました。
タラコとか明太子、筋子やいくら、これらって工場でその道のプロしか作れないような気がしますよねぇ。
長年水産会社にいた私でさえそう思っていたんですから。
今ではウチの店は時々魚卵を使ってメニューを作っているんです、タナカゲンゲの卵でいくら醤油漬け風とか…今回のような真タラコとか…
タラコは作るのに時間は掛かるけど手順は簡単
要はたっぷり塩まみれにして、塩抜きをする、そして軽く干す(水切り)。
以前にも何度かコレ作ったんだけど、全然売れなかった…
売れなかったのは美味しくないからではなく、不気味に思ってしまうんでしょう
だから今回はネーミングを色々考えた…、本タラコとかマダラコとか…。
で、今回は真タラコという名前にしてみた。でも勘違いを促すようなウソと思われるのが嫌なので、真タラコ(マダラ)って書いた。３５０円。
昨日の夜、最後の工程の干し(水切り)の際にちょっとすくって味見してみた、ＶＥＲＹ　ＮＩＣＥ！

はい、今日からメニューに追加しました。