電話番号を公開することの危険性

先日、アルバイトさんを募集する為に某誌に広告を掲載した。
その為か、先週土曜日から同じ電話番号での着信が履歴に残っていた。
当初、お客さんからかな？それにしても異常なまでに回数が多すぎる…。
でも一応、履歴から返信した、相手は全く電話には出なかった、気持ち悪いのでそれ以上は何もしなかった。
翌日の日曜日、店に着くとまた着信履歴が残っていた、今度は似ているが違う電話番号。
着信回数を調べてみた、前日もその日も朝の９：０１から正確に４分ごとに１１回。
さすがにコレは異常であり、迷惑電話なので、ＮＴＴに電話した相談した。
ＮＴＴはその番号からの着信を停止することは出来るが、相手のことを確認したりするのは出来ない、それをするのには裁判所の開示命令がないと出来ない、なので是非警察に電話して相談して欲しい、との事だった。
次に警察へ電話して相談した。（そこまでする必要があるのかな？と思ったが）
警察も、現時点で事件としては取り扱えず、調査も出来ない、との事だった。
結局、誰も何もしてくれない、そういうモンなんだ、と思った。
その時ふと思った、会社・店等はその電話番号を入力して検索すれば、Yahoo等の検索サイトで分かることがある、だからこの番号ももしそうであるならば分かるかも知れない、と。
検索してみた。
あった。
電話ではなく、迷惑ＦＡＸとして。
あったのは多数の書き込みやブログ等である。
今日は何十件の、その番号からの迷惑ＦＡＸがあった、等々。
なるほどねぇ、ウチはＦＡＸを受信していないけど、そういう事なんだ、と。
一昨日も昨日も履歴が残っていた、なので、自分のＦＡＸ電話機で着信拒否設定をした。

ウチのような店に限らず、会社や店は電話での予約・注文・問い合わせをもらってナンボの商売である、だから電話番号を公開するのは当たり前でありそうしなければならない。
ソレにつけ込んだビジネスや嫌がらせって言うのは許せるモノではない。
もうずいぶん前、５～６年前だったと思うけど、昼間の仕込みをしている時間に、何度も無言電話が掛かってきたことがある、振り込め詐欺か何かだと思う、時には１日に何度も何度も、ソレはいつも番号非通知だった。
それ以来、番号非通知の場合には着信しないように設定した。
ソレが商売に影響がない、とは言い切れない、が、それ以上の被害を防ぐ為にはそうせざるを得なかった。
なんか嫌な世の中、嫌な時代である。
でも、ウチのお客さんはみんな、紳士・淑女である、そう信じている。


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