愚痴こぼしというエゴ
愚痴をこぼす光景は日常化しています。
親子、夫婦、友達、会社など、あちらこちらで愚痴という言葉がこぼれています。
皆、アタリマエのようにしていますが、この行為はとてもマイナスなエネルギーを
使っています。漏電しているといえます。
聞かされる方も、それに同調している方も同じです。
愚痴をこぼすという行為は、エゴという「被害者意識」という要素を含んでいます。
すべては離ればなれという感覚からきています。
人との交流において、自分が相手に対して抱く、
優越感、劣等感、嫉妬、罪悪感、不安、不満からくる
敵対する相手と見なしています。
「比較することによって生き延びてきているエゴという自分自身。」
この感覚や思考ではいつまで経ってもなくなりません。
同じことの繰り返しが延々と続いていきます。
自分だけ幸せになろう、自分の家族だけ幸福でいよう、
自分たちのグループだけ、自分たちの地域だけ、
自分たちの国だけ平和であればいい、などと区域限定のエゴ意識が
蔓延していきます。
常に比較からきていますから、アイツだけには負けたくないという感情から
果ては、戦争やテロやいさかいが無くならない現状があります。
本当の幸福は外に求めても絶対に来ないのです。
内なる自己、真の自己はすべてと一体であると、どこかで気づかなければ
幸せの青い鳥はやって来ないのです。
キーワードは「愛」です。
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