月刊美術編集部ブログ

アートにどっぷりとひたる毎日

パーティーに鼻メガネは必須ですが

2010年01月24日 | 月美・自転車部員S
これ、なんだかわかりますか?

なにかの変身グッズ? 。。。うん、惜しい! もうひといき。
年末年始の宴会ネタの残骸? 。。。いやいやいやいや(汗 
たしかにこのブログにはそれ的なネタは多いですが(苦笑

たしかに変身グッズなんですが。。。世界レベルのものでありますよ。

ヒント。これが置かれているのは超有名な現代美術作家のアトリエです。
といえば、もうわかっちゃいましたかね。

正解は、森村泰昌さんが作品制作される際の変身グッズ。
最新シリーズ「なにものかへのレイクエム」にて使用されたものです。

20世紀の代表的イメージになりきる「なにものかへのレイクエム」。
2006年から続くその制作の総集編となる展覧会が、3月11日:東京都写真美術館から始まります。

それを目前に控えたご多忙中にお邪魔して、「本江邦夫の 今日は、ホンネで」にご登場いただきました。
さてさて、どんな対談になりましたか。。。3月号を待て!!

ちなみにアトリエがあるのは大阪・鶴橋。
せっかくここまで来たのだから、と本江先生と二人で国立国際美術館へ。
「絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から」を鑑賞しました。

これがまた、とても良い!

とにかく作品本位。こむつかしい理論づけなどナシ。
企画者が、若手作家の創出するイメージに正面から向き合い、
彼らの力を信じてつくり上げた展覧会であることがよくわかります。

その成果のたまものでしょう、若い人を中心に展示室はおおにぎわい。
真摯に、良いものをつくりあげれば、きちんと評価してもらえる。
その現場を目の当たりにすると、なんだか勇気付けられます。

少しでも良い本を作りつづけることができるように。。。頑張らないと。


What do you think this is?
Something for transformation?
Something for the party?

Aha. It is a kind of goods for transform. But the transformation is for much more global level.

Hint! This is put on the studio of world famous contemporary artist.
You got it?

The answer is a Mr.YASUMASA MORIMURA's transformation goods.
It is used for his newest series "Requiem for Someone".

He will appear to the next march issue of our magazine, to "Kunio Motoe's Dialogue".

Please check it.