月刊美術編集部ブログ

アートにどっぷりとひたる毎日

g-tokyo,Mancy's Tokyo Art Night、ギャラリーストレンガー

2010年01月30日 | 管理人兼水泳部員N
g-tokyoというアートフェアをこの週末3日間限定で開催しておりまして、昨日のプレスブレビューと今日の一般公開を見てきました。
日本国内のコンテンポラリーの15ギャラリーが出展していますが、どれも有力画廊として知られています。というわけで期待していったわけですが、正直いって普通の印象。もっとド派手な展示があるのかな、と勝手な想像を膨らませたこちらが悪いのかもしれませんが、言ってみればいろんな意味で「大人のフェア」という感じです。作品もよく売れてましたね。六本木ヒルズという場所柄、外人が多いのが特徴でしょうか。
現地で月美・自転車部員Sと合流して、取材しながら行き交う人々と挨拶&談笑。

そのあと麻布十番の駅近くの「Mancy's Tokyo」というお店に移動。何の店かというと、Luxury Salon+Cafeということになっています。むむ。わからん。入ってみるとようするにカフェ併設の高級カラオケルームでした。ここでMancy's Tokyo Art Nightというイベントをやってまして、各部屋をブースに見立ててこれまたコンテンポラリーアートを展示しています。国内外9軒。面白かったのは台北の「Aki Gallery」と韓国の「Gallery 2」という海外勢。日本のフェアに出展するのははじめてとのことで、このフェアを楽しもうという気概を感じさせる接客態度に好感を持ちました。もちろん作品も良かったですよ。
写真は発起人のWada Fine Arts の和田さん。年末にスタートして、よくこの短期間で開催にこぎつけることができたと喜びの表情です。


麻布十番といえばギャラリーストレンガー
麻布十番駅から韓国大使館に向かい、さらに広尾へと向かう坂を上っていって、丘の頂上の交差点を左、というとってもとっても分かりづらい場所です。
ここのアントネラ・マセッティ・ルカレラというイタリア人女性アーティストの展覧会を見に行きました。Sも同行。オーナーのストレンガーさんは不在でしたが、スタッフの豊田さんがお相手くださいました。
淹れてくれたコーヒーがなかなか美味しくて、その辺のきどった喫茶店なんかよりよっぽど洒落てていい感じでした。画廊であることを忘れるのは、果たしていいことなのやら。
オーナーがドイツ出身の方なので、ヨーロッパのアーティストを数多く紹介していますが、山崎龍一とか田村香織とか、若い日本人アーティストにも力を入れてます。
写真は、豊田さんと月美・自転車部員Sの後ろ姿。
休日の過ごし方としては、なかなかいい一日でした。


g-tokyo
2010年1月29日(金) - 1月31日(日)
森アーツセンターギャラリー、東京
2010年1月29日(金) VIP/プレスプレビュー
2010年1月30日(土)、31日(日)一般公開
入場料 :一般1000円
【 参加ギャラリー 】
アラタニウラノ、ギャラリー小柳、ギャラリーSIDE2、ヒロミヨシイ、ケンジタキギャラリー、児玉画廊、小山登美夫ギャラリー、ミヅマアートギャラリー、オオタファインアーツ、SCAI THE BATHHOUSE、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリー、TARO NASU、ワコウ・ワークス・オブ・アート、山本現代

Mancy’s Tokyo Art Nights
東京都港区麻布十番1-3-9 TBC麻布 (TEL03-5574-7007)
2010年1月30日(土) 16:00-24:00
2010年1月31日(日) 12:00-21:00
※1Fトラットリアの営業時間は、11:30-29:00です。
入場無料
【 参加ギャラリー 】
AAAA(香港)、
ギャラリータグボート(東京)、
Gallery2(ソウル)、
ギャラリーテラ東京(東京)、
hpgrp GALLERY東京(東京)、
nca | nichido contemporary art(東京)、
モリユウギャラリー(京都・東京)、
Y++・ワダファインアーツ(北京・東京)
Aki Gallery(台北)


Woman in Red
アントネラ・マセッティ・ルカレラ展

Gallery Strenger
東京都港区南麻布3-3-39 カーサベルマン1F
2010年1月16日(土) - 2月13日(土)
火~土 12:00~19:00 (日・月・祝 は予約制)
tel/fax:03-5422-9045
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