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ゆるキャン△の聖地を行く41 その25  碓氷峠鉄道文化むら 数々の展示車輌 上

2024年10月28日 | ゆるキャン△

 ゆるキャンの横川鉄道博物館こと碓氷峠鉄道文化むらの続きです。D51形蒸気機関車をしばらく眺めました。

 

 やっぱり蒸気機関車といえばデゴイチですね。京都の梅小路機関車庫の保存機にもこれと同型の1号機がありますが、そちらは扇形車庫に収まったまま静態保存されていますので、こちらの96号機のように青空の下の広い場所で全容を眺めることが出来ません。

 

 最近にメンテナンスがなされたのか、車体の黒塗装は塗り直されたばかりのようでピカピカでした。唯一の蒸気機関車展示機なので、子供たちにも人気があるそうです。

 

 運転席を見上げていて、そのサイズがなにか小さいように感じました。鉄道模型のNゲージをともに楽しんでいる嫁さんが、自身の山陰線ジオラマ化計画の一環としてD51形の通常型(カトーの2006-2番)を購入して時々走らせているので、すっかり見慣れているのですが、その運転席のサイズ感とちょっと違うな、と思ったのでした。

 後日調べてみたら、やっぱりサイズが異なっていました。D51形の「ナメクジ」と呼ばれる初期型は、後の通常型に比べると運転席の奥行きサイズが短いそうです。Nゲージというのは小さいけれど、実機の外観や輪郭そのままですから、その姿をきちんと覚えていけば、実車をみたときに色々と見比べたりするので、その際に様々な気付きや発見があったりして楽しいです。

 

 東屋からの園路を南へと回りました。上図の電気機関車の並びの景色が、次第に作中のシーンと一致してきました。

 

 このシーンですね。原作コミック第16巻126ページ3コマ目です。各務原なでしこが指さしているのはEF53形電気機関車でしょうか。

 

 いいですね。多様多種の車輌が一堂に会しているのを見るのはワクワクしてしまいます。鉄道模型Nゲージにはまり出してからは、余計にそのワクワク感がヒートアップしています。

 私がゆるキャン△に登場する車輛も集め出した頃、サークル仲間の川本氏が「碓氷峠鉄道文化むらの展示機も対象なのか?全部揃えるんかね?」と訊いてきましたが、「さすがにそれは無理や、看板機関車のED42、EF62、EF63の三車種ぐらいで充分やな」と返しておきました。しかし、心の中では「全41輌の展示機を揃えてジオラマで作ってみたいかも」と時々思います。

 

 屋外展示場の南側に位置する車輌群です。手前右がEF58形電気機関車、左がEF30形電気機関車、左端奥はお座敷列車の12系のスロフ12客車です。

 

 南側から西側へ回りました。このあたりの車輌群はボロボロだったり、汚れがひどくなっていたりします。メンテナンス作業が追い付いていないのでしょうか。

 

 左が10系のオシ17形客車、中央奥がEF70形電気機関車、右は12系のオロ12形客車です。EF70形電気機関車が置かれた線路には、まだ1輌分のスペースが残されています。新たな展示機が加わることはあるのでしょうか。

 

 10系のオシ17形客車の北には上図の2輌の電気機関車が並びます。左がEF62形の1号機、右がEF15形の165号機です。EF62形の1号機は、車体塗色が登場当時のぶどう色2号に復元されています。

 

 EF62形の1号機の北にはEF65形電気機関車の520号機があります。EF65形は日本国有鉄道(国鉄)が昭和四十年 (1965)に開発した平坦路線向け電気機関車です。昭和五十四年(1979)までに308輌が製造されました。

 このEF65形は大半が昭和四十一年(1966)に製造されているため、現存する車輛も私と同じ年齢のものが殆どです。子供の頃に、父や叔父が何度か「お前と同い年の機関車だぞ」と指さして教えてくれたのを覚えているので、今回もその姿を見て感慨深いものがありました。現在も約30輌ほどが各地で運用されており、まだまだ頑張っています。私も頑張ろう、という気持ちにさせてくれます。

 

 屋外展示場の外、西の高台にはトロッコラインの引き込み線があり、「アプトの道」からも見た動態保存機のEF63形電気機関車や189系の「特急あさま号」クハ189-5およびモハ189-5が停めてあります。

 

 園路の右側に視線を戻すと、作中にも描かれるEF65形電気機関車、気動車のキハ20、同じくキハ35が見えます。

 

 このシーンです。原作コミック第16巻126ページ4コマ目です。360度カメラの画像が元になっているようで、右横の景色までが同じコマに入っています。

 

 そこで右横の景色を続けて撮りました。

 

 2枚撮ってひとつのシーンになるのが、ゆるキャンの原画の常です。原作者のあfろ氏が「MONO」で描いている「ヴィータ」なる360度カメラのモデル機を取材などで使っているからだろうと思います。

 周知のように、ゆるキャンの舞台は広大な自然の景色が多いので、その画像もワイドな範囲が撮れる広域レンズや360度カメラのそれが資料として適しているのでしょう。普通のカメラならば二枚か三枚ぐらいを撮らないといけない範囲を一度に撮れますから、そのままトレースして描けば、コマ数の節約にもなるわけですね。 (続く)

 


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