東京行き・・・は良いけれど・・・・

戯休「ああ、やっぱりまったりとした休日は良いなぁ・・・・って言う予定だったんだけど、姪っ子が来たので結構慌しかったですよ、ええ。」
司祭「クックック・・・。　得てしてそういうものですよ。　そうこうしている内に、この休暇も終わるのでしょうねぇ・・・。」
戯休「それも何だか薄ら悔しいので、明日は東京に行く事にしましたよ。　高速バスの日帰りで。」
執事「また急な話ですなぁ・・・。　何か目的でも出来ましたかな？」
戯休「だから、薄ら悔しいからで・・・。　目的・・・・何しようか？？」
司祭「ククッ・・・。　まさかとは思いますが、全く何の目的も無しに東京に行かれるおつもりで？」
戯休「うん・・・。　今思うと、本当に用事が無いな・・・。」
執事「・・・主殿。　当然の事ですが、高速バスを用いると、それなりの支払いが発生するのですぞ？」
戯休「そりゃあね・・・。　往復で4000円弱は掛かるよ。」
司祭「何も無いのであれば、ドブに捨てるような物だと思いますがね？」
執事「その分、こちらで過ごして4000円を有効活用した方が良かったのではありませぬか？」
戯休「でもさ・・・。　この休暇中、本当に予定が法事1つしか無いんだよ。　それ以外出かけないのって、結構アイタタじゃん？」
司祭「クックックックック・・・。　用事も無しに東京へ行くのも、かなりアイタタであるとは思いませんか？」
戯休「・・・・言われてみれば・・・！！」
執事「・・・流石にツッコめませんぞ・・・。　どうせなら、その分丸一日掛けて、購入したと言うレーザーセッターを用いてセッティングに没頭するのが吉だったのでは・・・。」
戯休「うーん・・・。　それも一理あるなぁ・・・。」
司祭「どうにもダメダメですねぇ・・・・ククッ・・・。」
戯休「ま、行く事にしちゃったからには仕方が無い。　頑張って楽しんでこよう、うん。」
執事「仕方がありませんなぁ・・・。　夏季休暇のお店も多いでしょうし・・・。　おお、でしたら主殿が好きな、日曜日が休みのオーディオ店に行かれては？」
戯休「それも考えたけど、今回も冷やかしになっちゃって心苦しいから、却下・・・。」
司祭「では、いつも行きたいと言っていた、昔住んでいたと言う立川はどうでしょうか？」
戯休「最初はそれでいこうかと思ったけど、バスだからなぁ・・・。　立川行って、また新宿戻るのはね・・。　電車なら八王子で乗れば良いんだけど。」
執事「ふむぅ・・・。　他には・・・・ううむ・・・・。」
司祭「ククッ・・・。　さて、どうしたものやら・・。」
戯休「何とかなるって。　行きのバスでも考えるしさ。」
司祭「・・・いつも例外なく寝てるのではないですか？」
戯休「うぐぅっ！？　そ・・・そういう説もあるね・・・？？」
執事「・・・・帰ってきてから、余計に落ち込んでる事の無い様、祈っておりますぞ・・・。」