転倒する！

戯休「うぐぅ・・・・。」
執事「ふむぅ・・・・。　そんな冒頭からしかめっ面をされてどうしましたかな？　主殿。」
戯休「いや、今日ちょっと現場で派手に転んだ。」
魔女「大笑いしたいところだけど・・・様子がそんな感じじゃないねぇ？」
戯休「幸い切り傷もないし、勿論骨折とかもないんだけど、ただ普通に打ち身がキツイ・・・。」
魔女「そりゃまぁそうだろうねぇ。　ついでに言うと、打ち身で済んでるから良かったって話だけどさ。」
戯休「左手は咄嗟に物を掴めたから傷めずに済んだけど、右手はこう・・・受け身をしたせいか、今結構痛い。」
執事「一応どういう状況だったのか伺っても？」
戯休「砕石のある斜面を歩いてたら、そのまま砕石ごとズザーッと。　斜面と言っても数十センチの話ね。」
魔女「下手をすればもっと大事だったって事だねぇ・・・。」
戯休「今の感じだと、明日になると体の他の部分も痛くなるだろうなぁ。　右手は勿論、右足首もヤバイかも。　骨折した後曲がらなくなってたところを無理に曲げた感じ。」
執事「そして各所の打撲ですな。　はてさて、困ったものですのぅ。」
戯休「そういうわけで右手がちょっとあれなもんで、今日のところはこの変で失礼を。　いやもうキーボード打つのもマウス動かすのもキツイっす。」
魔女「今日の内に出来る限りのことはやっておくことさね。」
執事「ですな。　困るのは自分自身ですしのぅ。」
戯休「年を取った、か・・・。　そんな感じだわ・・・。」