コロナショックで外出自粛の日々、楽しみは読書だけ。
2月、まだそんなにコロナの恐怖が蔓延していないとき、お隣の西宮北口
のジュンク堂に出かけ、時代小説などたくさん仕入れた。
友人からも何冊か借り入れ「これだけあればしばらく自宅籠城?も大丈夫」
と安心していたが、ついに昨日(4日)になって「兵糧」も底をついた。
ネットで送られてくる新刊案内で読みたい本を拾い上げてたくさんメモして
いるが、電車でのこのこ出かけて行って万が一感染したら・・・と思うと、
つい二の足を踏んでしまう。
で、手元にある既読本としばらく付き合うことにした。
芸能界きっての読書家・児玉清さん(2011年5月死去)が絶賛していた
藤沢周平さんの「霧の果てー神谷玄次郎捕り物控」(文春文庫)を書棚から
取り出し手に取る。
8編の短編時代小説集で、再読でも面白くて読み出したら止まらない。
一見グータラ、実はヤットーの腕も立つ敏腕の北町定廻り同心の神谷玄二郎は、
母と妹が惨殺された過去を背負いながら数々の難事件を解決していくシリーズ
もの。
しばらくは大好きな藤沢ワ-ルドの名文に身を任そう。
なお友達から借りた本はハードカバーで、原田マハさんの代表作「たゆたえとも
沈まず」「暗幕のゲルニカ」「リーチ先生」の3作品と有川ひろ(浩)さん「マ
ンマーと私たち」の4作品。
原田マハさんの小説から、画家のゴッホ、ピカソ、陶芸家のバーナード・リーチを
知ることができ、有川さんの「マンマー…」ではファンタジックで暖かい「3日間
の親孝行」の感動物語を堪能した。
<身近な花のアルバム>
🌸ビオラ
🌸ツルニチニチソウ
🌸ムスカリーとスイートアリッサム
🌸クリセンセマム(イエロー)
🌸カロライナジャスミン