リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

ウオーキング

2019-05-21 10:16:30 | 日記
何か健康に良いことしてますか?と問われたら「ウオーキングを少
し」と答えている。
 
若いころはジョギングもしていたのだけど、年を取ると脚に負担が
かかるのでよくない、と聞いて止めた。
ウオーキングは中断時期もあったけど、ずいぶん前から続けている。
東京在勤中には山手線1周ウオーク(約5万7000歩)や皇居1周す
るなど、単身赴任ライフを楽しんだ。
 
リタイア後も1万歩以上は歩いていたが、今年になって半月板を傷め
てからは4000歩~7000歩にペースダウンしている。
やっぱり年だねえ、疲れが出て長くは歩けない。
 
2年前に尼崎市の社会福祉協議会から「貯筋手通帳 100万歩チ
ャレンジ」なる冊子をもらい、毎日の歩数を記録するようになった。
 
歩数記録が「貯筋通帳」に貯まっていくと、結構励みになる。
平成29年6月15日につけ始め、令和元年5月20日までの約2年
間の歩数は352万4000歩。
短足の私の歩幅は60センチとみて2112キロ、北海道まで歩いて
青森まで引き返してきた距離になるだろうか。 
チリも積もれば…だね。
「貯筋通帳」のウオーキング仲間には、2000万歩以上も達成した
猛者もいるそうで、私なんかまだまだひよっこだ。 
                                                            
私のウオーキング必携アイテムは、
歩数計、小型カメラ、ペットボトル、塩飴、首に巻くタオル、帽子、時計、
リュックにスマホと文庫本など・・・
途中、公園の緑陰で一休み、好きな時代小説を読む至福の時間を味
わっている。
 
以前はウオークマンも必携だったけど、音楽を聴きながら歩くと危険と
娘から注意され、やめている。
 
帰りにはリュックに夕飯の食材を仕入れ、主夫業の戻る。
ウオーキングと主夫業の家事・・・ボケ防止には良薬と思って、無理せず
マイペースで続けるつもりだ。
 
   <ウオーキング必携アイテムの一部>
  
  
  <19日は令和最初の満月>
  
 

「職場」で唾を吐くな

2019-05-19 11:09:20 | 日記
プロ野球選手、球団に物申したい。
 
なぜ選手がプレー中にガムをくちゃくちゃ噛んだり、唾(つば)を
グラウンドに吐くの?
どうして監督や球団が、そんな悪いマナーをやめさせないの?
緊張感を和らげるためと聞いたけど、同じく緊張を強いられる
他のスポーツ選手たちもガムを噛んでプレーしているか?
ラグビーやサッカー、テニス、柔道選手たちがくちゃくちゃガムを
噛んでプレーしているのを、見たことも聞いたこともない。
もしそんな選手がいたら、きっと厳しい注意やブーイングの嵐が
巻き起こるだろう。
 
平気で唾を吐くのだって、信じられない。
グラウンドは君たちの神聖な職場のはずだ。
「勝負の神様が宿っている」と言われる、その職場を汚すとは…
神をも恐れぬ?なんという不作法!
ウインブルドンのセンターコートで唾を吐きながらプレーすればどう
いうことになるか、想像するだけで恐ろしい。
 
会社員が、きれいに磨かれた自分の職場の床に唾を吐くか?
銀行員が、くちゃくちゃガムを噛みながら顧客と接するか?
営業マンが、ガムを噛みながら自社製品を売るか?
モノ造りの現場で、職人たちはくちゃくちゃガムを噛んでるか?
 
17日、タイガースvs広島戦の甲子園ナイトゲームのTV中継を観
戦した。
広島の某主力選手は、打席に立つときも守備に就いているときも、
絶え間なくガムをくちゃくちゃ…TVに映っている姿は、見るに堪え
なかった。
幸い、タイガース選手にはそんな醜態が見当たらなかったが、た
またま目立たなかっただけかもしれないけれど。
 
プロ野球は子供たちの憧れのスポーツだ。
何十万と言う子供ファンが、球場やTVで観ているのだ。
一流のプレーは、一流の品格があってこそ感動を与える。
 
プロ野球選手諸君、頼むからガムくちゃくちゃ、唾ペーッの醜態は
止めてくれ。
 
  <フラワーアレンジの1枚>
  左右にアンスリウムを配して
  

15年たったね

2019-05-17 10:26:34 | 日記
今日5月17日は、加代子の命日。
享年64で旅立って、15年たちました。
 
早いものだ、とつくづく思うよ。
私はこの9月で79歳・・・なんと79だよ。
君が見守ってくれたおかげで、ここまで生きてこられたんだ。
とても感謝している。
でも、その励ましにこたえるために、もう少し頑張ってみるよ。
君の仲良しだった押木さん、明石さん、藤岡さんたちはみんな
元気だよ。
 
君が逝った日の手帳を繰ってみました。
2004年5月17日にページに、
「午後3時35分加代子 自宅にて逝く」
息を引き取った時、苦しみから解放されたのか、とても穏やか
な顔に変わっていったことを今も鮮明に覚えているよ。
「ああ、こんなに美しい顔だったのだ」と、場違いに驚嘆しだも
のです。
 
君と行くはずだったドイツのロマンティック街道には、3年後の
夏に小さな遺影を忍ばせて行ったよ。
ライン川クルージング、ノイシュバンシュタイン城、ローテンブル
ク、ハイデルベルク・・・一緒に巡ったね。
 
君と暮らした40年を振り返ってみました。
長女誕生で会社から産院に駆けつけて、黒い髪の毛ふさふさの
産着の赤子を見て、二人で笑ったこと、
昭和天皇崩御で暗いうちに家を飛び出し、君は近くのバス通りま
で見送ってくれたこと、
阪神淡路大震災では、看護していた母をかばってベッドにしがみ
ついていたこと、
初孫抱いて満開の桜の公園で微笑む君、
ゴルフ大会優勝でもらった旅行券で、北海道巡りしたこと、
暇さえあれば鼻歌交じりに庭の花を手入れしていた帽子姿の君、
思い出がつきることがありません・・・
 
君がかわいがっていたアメショウのメイプルは、平成30年の3月
24日に17歳で「虹の橋」を渡ったけど、逢えたかな。
昨年7月に新しく迎えた同じアメショウの女の子は、満1歳。
真っ赤なカンナが咲いていた時なので、カナ(華夏)と言うんだ。
 とてもお転婆で、ハラハラドキドキ…ふりまわされているよ。
  
  <お転婆カナの写真だよ>
   
  
  
君が逝った2004年は、平成16年。
その平成も31年4月30日で終わり、新元号は令和になりました。
明治維新後初めて天皇退位によって、皇太子さまが新しい天皇
陛下に即位された。
新時代の幕開けに、日本中が慶祝ムードに包まれたよ。
 
「令和」・・・「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
文字通りの穏やかな新時代であってほしいね。
 
令和の時代、いつまで元気でいられるかわからないけど、その
うち必ず「そちら」に行くから、また逢えるよね。
だって「二世の契り」と言うじゃない。
 
 
  <君の好きなバイカウツギ>
   
 
 
 

仁徳さん、世界遺産に

2019-05-15 10:39:00 | 日記
「仁徳さん」と地元大阪堺市で親しまれてきた「仁徳天皇陵古墳」が、世界
文化遺産に登録されることになった。
 
正式には6月末からアゼルバイジャンで開かれるユネスコ世界遺産委員
会で決まる。
大阪で初めての世界遺産が、4度目の挑戦で誕生した。
運動を進めてきた関係者の喜びも、ひとしおだろう。
 
   
 
歴史ある大阪で世界遺産が一つもなかったというのは意外だが、これで
京都、大阪、奈良、兵庫、和歌山、滋賀の近畿2府4県すべてに世界遺
産がそろうことになった。
仁徳天皇陵が登録されれば、日本の世界遺産は文化19自然4の計23
件となる。
 
仁徳天皇陵は、4世紀から5世紀にかけて築造された古墳群では最大の
前方後円墳の陵墓。
墳丘の長さ486メートルで、世界最大級の墳墓と言われている。
他に425メートルの「応神天皇陵」などがあり、一帯は「百舌鳥(もず)・古
市古墳群」と言われ、申請した49基の古墳がすべて認められ「満額回答
だ」と地元は胸を張る。
 
仁徳天皇陵はあまりにも規模が大きいため、地上からはこんもり茂った小
山にしか見えない。
上空写真で見る全景は壕に囲まれた見事な前方後円墳の優美な姿で、世
界に類のない日本独自の墳墓だ。
フク王ピラミッド(エジプト)、秦始皇帝陵(中国)とあわせて「世界三大墳墓」と
言われている。
 
仁徳天皇陵には2度ほど訪れ、正面の「拝所」に参拝した。
手を合わせながら墳墓には何が埋設されているんだろうか、と想像をたくまし
くしたものだ。
ヘリによる上空遊覧飛行もあるとか、機会あればぜひ体験したい。
 
   
 
周辺住民は「仁徳さん」と親しみを込めて呼んでいるそうで、これからは「世界
遺産の仁徳さん」と誇らしく呼ばれることだろう。
堺にはカメラ大好きのおばちゃんたちがいる。
喜んでいるだろうなあ、おめでとう!
 

自然は、自然のままに

2019-05-13 10:42:02 | 日記
海外旅行パンフレットを見ていたら「ウユニ塩湖で花火」とあった。
以前、TVの旅企画で「ウユニ塩湖でプロジェクションマッピング」と
銘打って、放映されたことがある。
ウユニ塩湖の驚異の景観を楽しんだばかりなので、どんな物が見
られるのだろう、と期待して見た。
 
「日本が初めて実現した驚異の映像」と勿体つけて放映したが、何の
ことはない。
天と地が交わるような奇跡の景観を背景にした大きなスクリーンに、
プロジェクタから投射された映像の前で、ロングドレスの女優さんが
ダンスで飛び跳ねる・・・
 
どこが驚異の映像じゃ、ちっとも面白くない!
 
「こんなしょうもない事に巨費を投じて日本からわざわざ大量の機材を
持ち込み・・・アホかいな」とあきれたものだ。
その時思ったのだが、大自然の景観にはどんなに人間が知恵を働か
せても、遠く及ばない、ということ。
 
「ウユニの花火」は、地元が観光客を呼び込むために企画したのだろう
が、そんなことをしなくても「ウユニの奇跡」は世界から観光客を惹きつけ
ている。
 
広大な鏡に映し出される天と地が一体となるシンメトリーの絶景に、何を足
そうというのか。
花火を打ち上げて、何を加えようというのか。
 
偉大な自然は自然のままに素直に受け入れ、その圧倒的な迫力に身を
任せよう。
自然が作り上げた偉大なアートに、小賢しい知恵で手を加えるべきでは
ない。
 せいぜいパフォーマンスでもして、楽しめばよい。
 
昔の洋酒メーカーの名コピーがにあるではないか。
「何も足さない。何も引かない」
大自然の造形も、これに尽きる。
 「自然は、自然のままに」
 
 <ウユニの絶景>