スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の集計によると、2017年の世界の軍事費(一部推計値、日本の場合は防衛費に相当)は前年比1.1%増の1兆7390億ドル(約190兆円)だった。国別では、
1位の米国が前年比横ばいの6100億ドル。
2位中国は5.6%増の推計2280億ドルだった。2016年は3位だったロシアが、約20%減の663億ドルで4位に後退。代わって、
サウジアラビアが694億ドルで3位に浮上した。
日本は前年からほぼ横ばいの454億ドルで、順位は変わらずの8位だった。
米紙ワシントン・タイムズは26日、中国が米国のほぼ全域を射程に収める最新の多弾頭型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」の発射実験を22日に行ったと報じた。昨年5月以来となる。米国防総省関係者の話としている。
同紙によると、中国北西部の発射場からゴビ砂漠に向けて発射されたとみられる。国防総省は既に東風41が実戦配備されているとみている。