心臓発作で、大工仕事ができなくなったダニエル。
失業給付金を受け取ろうにも、
「働ける」判断され、
異議申し立てするには、
求職活動しつつ、求職手当をもらわないといけなくなって…
電話したら1時間以上待たされるし、
なにかとオンラインで…ってパソコン使えないっつーの!
ある日、子供二人連れのシングルマザーが困ってるのを見て、
立ち上がりますが、お役所からは無視され、
双方、追い出されてしまいます。
国からやすい物件を紹介されて、
ロンドンからやってきたばかりだった家族。
大工のダニエルが家の修理を手伝って、
家族のような交流になります。
が、ケイティも職が見つからず…
(手書きの広告だとかポスト投函するのですが、職がないみたいです)
アパートは冬なのに電気すら通っていません。
子供たちに食べさせるため、自分は、フードバンクで盗み喰いするほど、飢え…
ある日ついに万引きしてしまいます。
万引きしたスーパーからは、
ケイティの困窮を察してもらい、見逃してもらったのですが、
警備員から「仕事世話してやる」って
明らかに怪しい紙切れ渡され…
売春に手を染めてしまいます。
気づいたダニエルが、
ケイティを止めますが、
お金ないのはお互い様で…仲がこじれてしまいます。
ダニエルは家財道具を売り、
いつまでもなにもしてくれない役所に業をにやし、
壁に「わたしはダニエルブレイク!」
って落書きをし、
市民の喝采を得ますが、
ムショに連れて行かれます。
ムショから出たダニエルは、
具合悪くなって引きこもっていますが、
ケイティの娘がやってきて「今度は私が助ける」と、
関係は修復します。
ケイティの案内で、
人権派弁護士の団体と会う事になり、
異議申し立てを進めることになったその時…
oh…
あぶれもの同士が交流することによって、
いいケミカルが起こって、
奇跡が起こるのかと思いきや…
なんとも…
かんとも…
ペイバックフォワードみたいな話かなぁ〜と思ったのだけど…
なんとも…
ほんとうにあったっぽい、
地味ぃな、
心温まるけど、
せつない〜。
ダニエルがいなかったら、
ケイティも子供達も、世の中に憎しみしか感じられなくなって、
闇堕ちしてたから、良かったのかな…。
それにしても
イギリス、そんなに仕事ないんでしょうか?
福祉制度は真面目な人ほど、
嘘の申し立てができす、給付されずにホームレスになってしまう。
って、施設の女性も言っていたし、
考えさせられるお話でした。
面白い映画をありがとうございました😊