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おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 上手く出来たかな

2012年08月15日 10時44分20秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、物は何でもなくなってしまう。
でも、愛は無くならない。気恥かしいけど、本当にそう思う。
おかあちゃんと過ごした日々は、私の宝。形はないけど、私には、ある。

お盆のお飾り

上には、ホウズキが綺麗だよ



昨日の夕食

細巻き 紫蘇梅 こうこ きゅうり 味噌汁 おたふく豆 うめぼし(私が作ったもの)鯛かまぼこ 白むし



今日の朝食


ご飯 味噌汁 おたふく豆 なます 炊き合わせ ほうれん草の白和え




今日の昼食

そうめん 冷ややっこ あらめの炊きもの トマト



夏は、毎日お昼は ソーメンだったね。今回も、お昼は ソーメンにしたよ。

お飾りの中のきゅうりの馬やなすびの牛も作り直したよ。
水の子は、毎日作っている。
それが正しいのか どうかはよく分からない。
でも、綺麗な方がいいと思って。
古いのは、ゴミに出さず別に置いている。
お寺に持って行くと焼いてくれるとも聞いている。
おかあちゃん、調べて見るよ。
今は、ゴミには混ぜられない気がする。

小さな回る灯篭は、可愛くて綺麗だよ。


もっと もっと 話さないと。そう思いながら あまりお話していない。
好き 愛している その事だけは 伝えた。
そして、おかあちゃんにも聞いたよ。
おかあちゃんは、今までのように「ヒロちゃん、好き好き」そう言ってくれたように思った。

おかあちゃん、ありがとう。好き 好き 好き 大大好き 大大大好きだよ。愛しているよ。
これからも、ズーと ズーと ズーと ズーと ズーと 一緒だよ。よろしくね。


 
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おかあちゃん 愛をいっぱいありがとう。 

2012年08月15日 02時36分03秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、昨日ね。
御近所の方が、スイカを持って来てくれた。
上がって頂いて、「お盆だから 参ってやって下さい」
そして、お供えしていた桃といちじくを差し上げた。

おかあちゃん、昨日は、宇治の災害が大きく取り立たされた。
宇治、車で行けばそう遠くもない。そんな場所で、そんな事が起こるなんて。
私は無信心者だけど、神はいないと改めて思う。

昨日ね。おはぎを買いに和菓子屋に行った。
そしたら、白むしも用意するって書いてあった。
それも、お供えしたよ。色々あって楽しいね。次からは、間違いなく出来るよ。

車は、駄目だ。どうしても、涙が出ちゃう。
「おかあちゃん、ありがとう」「私のおかあちゃんになってくれてありがとう」
そう叫んだ。車の中は、大きな声を出しても聞こえないし。
私の素になれる場所なんだろうかな。
私はまだお勤めしていた頃、おかあちゃんが入院した。
私は、帰りに病院へ行っていた。おかあちゃんは知らない。
私は、いつも車の中で泣いていた。「おかあちゃん、今 行くからね。」
そう言って、泣いていた。1車線づつの道では、すれ違う車の人は、何事かって思ったでしょうね。
そんな事 どうでも良かった。
私の病気が分かって、仕事を辞めた。そして、これからはおかあちゃんと一緒にいようと決めた。
私は、おかあちゃんと毎日一緒にいられた。その事が今も嬉しい。

私の病気は治ったのに。
心配させたね。小さな体が、もっと小さくなったように思った。
私は、入院前に 沢山食材等を用意した。
おかあちゃんの好きな鮎ともろこの佃煮や昆布の佃煮 その他にも、日持ちしそうなものを
用意した。Ⅰ日でも早く退院したかった。
入院の日も、手術の日も来てくれたね。しんどかったのに… ありがとう。
帰って、冷蔵庫の中を見たら、ほとんど手がつけられていなかった。
私は、怒ってしまった。「何で。用意しておいたのに。食べなかったの」
おかあちゃんは「1人やし。さっさと食べた」そう言ったね。
私は、怒ってたけど、心配していたんだね。
おかあちゃんのお陰で、元気だよ。体はね。
その時、おかあちゃんに言った。「おかあちゃん、ヒロちゃんが先に死んだら保険はこれこれあるからね。」
おかあちゃんは、「そんなんいらん」って言った。
私は、何て事言っているの。せっかく掛けてきた保険だからと強く言った。
おかあちゃんの気持ちも考えずに…
おかあちゃんは「ヒロちゃんが死んだら、おかあちゃんは、すぐに死ぬ」そう言った。
それでも、おかあちゃんの気持ちを理解せずに、「せっかく入ってくるんだから 死んだらあかんやん」
おかあちゃんは、抑える事ができなくなったんだね。
「何にも、いらん。捨てて。」そう言って部屋を出た。私は、それでも、しつこくその事ばかりを言った。
「もういやや。ヒロちゃんは、いなくならない。おかあちゃんは1人で暮らせない」って涙した。
私は、自分の事ばかり考えていたね。ノートに書いて「これは、受け取って貰わないと困るの」
とにかく、しつこく言った。
それから、何度となくノートはある。って聞いたね。
いつも「知らない」と答えた。私は、何度も ノートを作って渡した。
おかあちゃんがいなくなって、いろんな物が出てきた。
ぽち袋に入ったままのお年玉。私からの贈り物。包んだままだった。
それを見て泣いたよ。なのに渡したノートは出てこなかった。
渡すたびに捨てたのかな。嫌だったんだね。
ごめんね。理解できずに。私は、生きているよ。今も、おかあちゃんの愛に包まれて生きてるよ。
こんな事を言う私は、最低だった。親不幸だったね。
怒ってばかりでごめんね。何かあった時には受け取って貰いたかったんだ。
おかあちゃんは、そんな物もらってまでは生きられなかったんだね。
「おかあちゃんは、死ぬ」その言葉通りになっただろうね。
おかあちゃん、いっぱいの愛をありがとう。ヒロは生きています。

おかあちゃん、ありがとう。好き 好き 好き 大大好き 大大大好きだよ。愛しているよ。
これからも、ズーと ズーと ズーと ズーと ズーと 一緒だからね。よろしくね。


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8月14日
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