宮古・磯鶏に実家がある知人から話を聞いた。両親、姉妹が住んでおり、連絡が取れず燃料もなく数日間宮古に行けなかった。ガソリンは知り合いの車屋が業者からの依頼を受け、津波の被害にあった車を回収し、その車から抜いたガソリンを20㍑分けてもらった。それで行くことができ、宮古に着いた時にメールの返信があった。家族は連絡を取り合って一カ所の避難場所に居たという。現地ではメールのやり取りが出来ていたと。
現地の状況はテレビで見るより凄かったと。その場で全体を見渡せばその凄さが想像できるものである。その知人の実家は残っているものの、2階まで波を受け1階は筒抜け状態と。「家族が無事で良かった。家は建て替えられるが・・・」慰めにもならない言葉をかけるしかなかった。
電車が混んでいるのは、車で通勤出来ないこともあるが、新幹線が不通で在来線に回ってきた人が多いのではないか。