護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年6月16日 月曜日  官僚対元官僚

2008年06月16日 17時56分37秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年6月16日 月曜日  官僚対元官僚

 今朝の朝刊に「脱藩官僚」モノ申す(ここをクリック)

    

と言う記事が載っていた。
発起人メンバーは
     

と言うことらしい。

 私も昔は政治は政治家がして、その政治家の言うことを聞いて行政を行うのが官僚だと思っていた。
 其れがある時?と思うようなことがあり、仕事を現役から引退して多くの方と触れあうようになり。
 政治の殆どは官僚が立案すし、多くの政治家は其の侭、悪くいえば官僚の手の中で踊らされている。と言うのは、先日の公務員改革で肝心なものが抜けてしまっていると言うこと、天下りも大っぴらに出来るのではないかが感想だ。

 だから、今日のこの記事は、このグループが正常に育ってほしいと思うのである。文中の中の一部を取り出してみると、
      
の部分。

それと、
     
は、現在の政治の中の一番悪い部分を端的に言い表している。永田町は昔の江戸城の本丸や大奥で一般庶民は全く判らないところ。それを知っている元官僚の方々、毒を盛って毒を制する。日本を正常化するのは此れしかないかも分からない。

 正常に育つことを祈りたい。

もう一つ.関東の方は御覧に成っていないと思うが、関西のYTVの日曜日の午後に
「たかじん、そこまで言って委員会」
と言う関西の番組がある。その中から育った人物が橋下大阪府知事で、昨日生で出演していた。八人いる中の常連のパネラーは昔は彼のことをボロクソにいっていたが昨日は、「良くやっている」との評価だった。
 今日、私の書きたいことは国家に対してもの申していた一言。

「国が大きな借金を抱えているのに、議員も公務員も自分達の手当を下げようとはしていない。国の中枢におる人間が模範を示して、それでも財源が足らなかったら、それから国民に負担をお願いするべきだ、そうすれば国民は文句はいわないよ」

これは、官僚出身では言えない発言だと思う。

 それと、ゲストのパネラーで、
「大阪ふ職員の給料を下げたのは、日本の地方公務員で日本の平均賃金から割り出した安い給料を下げるのはひどすぎる」
の質問には
「貴方は、平均賃金がどうして出しているかご存じですか、日本の優良大企業の中から平均賃金を出している。だから平均賃金が高くなる、全体から平均賃金を出すとかなり低くなると思う。零細企業の方々はかなり低いですよ。
 今、府では零細企業を含めた平均賃金を出してくれとお願いしている。」

 この一言は、半世紀の間に6回しか加工料金の値上げができず、春闘で賃金値上げを横目に徹夜仕事をしていた私には、政治家に中小企業の痛みの分かる人物が現れたことはうれしく感じたのだった。

08年6月16日 月曜日  雑感(外交の難しさ)

2008年06月16日 17時50分32秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年6月16日 月曜日  雑感(外交の難しさ)


 此の様な発言をすると叱られるかも分からないが、イランから釈放された学生さんが解放されたことは喜ばしい。
 しかし彼が拘束されてから、マスコミもその情報は遠くへ追いやられ、それと日本には色々な事が多すぎ忘れてしまっていた。

 外交というものは本当に難しい。正常な精神と感覚の指導者の治めている国だと何があっても話し合いで解決する。
 素人の私が感じる外交交渉の難しい国家と感じる国家は、良きにつけ悪しきにつけ、いろいろな意味を含めて、アメリカも含めて両手の指で数えられる程だと思っている。
 そして、日本にとって一番難しいのは北朝鮮だと思っている。その北朝鮮で生まれた私にとって、かの国が38度線に切り裂かれたことが昔から北朝鮮を愛して北の国で生まれ育った生粋の北朝鮮の人々が不幸の道を歩き出したのには間違いない。

 拉致問題も人の命は空気より軽いと思っている金正日氏だと、日本人が日本人の感覚で物を言う。それが自分に不都合で不利と思うと粛正することも厭わない平気で消し去る危険性指導者だと感じるのだ。

 もし昔の軍事国家の日本だったらどうしたのだろう。絶対宣戦布告で攻め込んでいたと思う。
 と言っても昔の日本の国家でも国家のメンツで戦うのであるから人質の救出は二の次だと感じるのである。

 国家として力で解決するとすれば軍事しか考えられない。拉致されて人々の命がどうかと言うことも考えられる。しかし我が国は憲法九条が存在する事は現実なのだ。
 仮説として、軍事行動をするならば、大きな犠牲は覚悟しなければならない。

 北朝鮮のような国家の扱いは、素人などには全く分からないが本音だ。
 だから拉致問題は、ご家族には気の毒だか気長に待つしかし方がないと思っている。
 
 これは、親を満州の大地のどこかに埋められ六十数年経った今でも親の温もりが懐かしい老人の思いなので、お許し願いたい。

 もう一つ,この問題で一番腹が立つのは日本の国家や警察、日本人が拉致されているという情報を受けていながら、国民になんら警鐘も与えず傷を深くした事だ。
 現在でも国家のやっていることは曇りガラスの向こうで国民には知らされないことが多い。

 偉そうな事を書いたが、昔一時期、北朝鮮はバラ色な国家だと思った時期があり、それが間違いだと分かってから情報は自分で見て感じたことしか信用できなくなったのは悲いかな本当だ。