ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ ほんの少し・・・

2006-08-30 03:36:40 | 
         帰り道に見つけたユリ。一輪だけ咲いていました。


 先週の土曜日の夜は、ツレアイが留守で孫と2人でした。
ゆっくりお風呂に入り、久し振りの涼しい夜に
夜更かしをして眠りにつきました。

日曜日、目覚めて時計を見ると、
信じられないことに午後1時半でした!
午後のその時間まで一度も目覚めず
グッスリと14時間以上も眠ったのです!

あまりの事に唖然としました。
その日は雨模様で外も涼しかったので
身体も無理なく眠れたのだと、自分で納得。

あの日以来、突然そんなに眠れたのは?
いくらなんでも「眠り過ぎ」です。

でも、孫のクーくんも一緒だったので
きっと夏の疲れた身体が自然に眠りを欲したのだと、
一生懸命自分に言い訳しました。

その孫も月曜日に帰って、火曜日のおひる頃。
とても空腹を感じました。
4月以来、一人でいる時に空腹感など
なかったのに。

そこで寒天茶とタラコおにぎりを2個。
肉まん1個を平らげました。

ベランダを掃除していたら、プランターに
足りないものがあるのに気付きました。

家では良く使うハーブ、
「イタリアンパセリ」の苗。

ローズマリーは植え替えが必要。
土も買ってこなければ。
もう少し大きな鉢にしよう。
ついでにバジルも欲しい。

髪も纏まりが付かなくなっているから
パーマもかけよう。

前日に3チャンネルでプロのダンス世界選手権を
映していたので、10年以上も前に娘と見た
ダンス映画を思い出しました。
そのビデオも借りてこよう。
それは「ダーティーダンシング」

2人で憧れて何回も何回も観ましたっけ。
あんな風に情熱的に踊れたら良いな♪

パトリック・スウェイジがあまり有名じゃ
なかった頃の映画。
それに刺激されて「パソドブレ」を踊る映画も
借りて来て、あの頃2人のブームでした。

園芸店への道を歩いて苗を買って、娘への
ばらの切花を買って、ツタヤでビデオも借りると
道の向こう側にラーメン屋さんが。
「ラーメン食べたいな。」

今日の私はなんだろう?
最近の私はなんだろう?

今まで何にも手に附かなかったのに!
ねむりも浅く、入眠剤使っても
4~5時間眠れば良いほうだったのに!

今日は元気に植木の植え替え?
近来にないこの食欲は何?

突然自分が嫌になりました。


身体が回復しようとしている!
心が娘の不在を認めようとしている!

そんなの嫌です!
私は回復しなくて良い。
立ち直りたくなんかない。
泣いて泣いて、いつも娘を恋しがって
喪失感の中で狂い死にしたい!


でも涙を拭きながら、ラーメン店に
向かって歩く私がいました。

回復しようとする身体と、
それを否定する自分。

火曜日は回復気味だったけど、
明日はどんな私なのだろう?

どん底に落ち込んで
閉じ篭るのでしょうか。
 
それとも・・・
もう、元の生活に戻る事は出来ないのに、
なにがしかの希望を見つけようとする
私がいるのでしょうか?







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4 コメント

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Unknown (うらら)
2006-08-30 21:55:53
自分を責めないで下さいね

それは悲しいけど、身体が生きていく防衛本能をおこす自然な人間の営みかもしれませんね

私、無いものねだりしようかな~

孫が欲しい、ちなみに娘はバツイチで…

せめて孫チャンぐらいおみやげ有っても良かったのにと、とても不謹慎な事をコッソリ考える不届きな婆ばサンです、

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お願い!! (春堤)
2006-08-30 23:34:33
ばーばさん 

自分を 嫌いになんて ならないで くださいね・・・。

今は それしか 浮かばない・・・

私は ラーメン屋さんに 足が向いちゃう ばーばさんが 好きですよ!!

返信する
うららさんへ (kk)
2006-08-30 23:37:41
励まし、ありがとうございます。

直後より四十九日を過ぎた辺りから苦しさが増し、

6月、7月は1日、1日をを生きて過ごすのが精一杯でした。

それが息子達との旅行以来、ほんの少しづつ変化したようです。

(まだお役目がある。)ということなのだと受け取って

生きる用意をする時が来ているのでしょうね。

仰るとおり、身体と心の防衛本能ですね。

ウチの孫は、これからもっと大きくなってばーばの手から

どんどん離れて行くでしょうから、私も可愛がるもの欲しいです。

返信する
春堤さんへ (kk)
2006-08-30 23:49:48
心配掛けてごめんなさい。

さすがにラーメン半分残しました^^;

気持ちが食べたかっただけみたいで、実際は

お腹一杯だったのですね。



今日も自分の変化、歯医者さんで再確認しました。

娘もきっと許してくれると思います。

これからも前に進んだり、後戻りしたり、

その日がどんな日になるか、未だ分らないですが

自然に任せるようにします。

それが新しく授かった「娘の分も一緒になった生命」

なのだと思って。

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