予定では もとむら賢太郎さんと鈴木宗男さんが到着するのは
夕方6時30分でしたが道路が込み合い30分遅れの7時ごろから
始まりました。
もとむらさんの演説が終わりに近づく頃、輪になった聴衆の端から
握手してくる人が居ます。
それが鈴木宗男さんでした。
私は彼の著書の「汚名」を持って最前列の真ん中にいました。
チャンスが有ればサインをしてもらおうと思って。
前に来た時しっかり「汚名」を差し出して見せると、「おう!」と喜び
本を開けて私が持参したボールペンでサインをしてもらいました。
立ち止まったのでカメラマンが近づきフラッシュが何度か焚かれ、輪が狭まり。
私は気が引けて肩を窄めて小さくなりました。
もとむら賢太郎さんの隣に立って鈴木宗男さんの演説が始まりました。
最初は、二人の体型が似ているので、いくつかのジョークから。
「足が長けりゃ良いってもんじゃない。足が短い方が良いんだ。」
等と言って笑わせて自分の方にたっぷり聴衆の関心を引き付けてから、
本番の演説が始まりました。
内容を絞ってシンプルに解りやすく。
私は直ぐ近くで聞いていて、竦んでいました。
演説は今の世を批判し麻生政権を批判し迫力満点。真剣でした。
真剣という言葉は「本当の剣」ツルギのことです。
容易ならざる人生を何度も潜り抜けて来た彼の声は、剣のように
切れ味鋭く、彼の言葉は空気を両断するほどの迫力があります。
この3年ほどは、私は他の人よりずっと多く、相手の身体中から
発する情報を感じ取るようになり(それが適当かどうかは別にして)
そのうえに、彼の本や彼について書かれている何冊かの本を読み、
良くも悪くも情報というか、先入観も持っていました。
彼の真剣さは並ではない。敵じゃなくて良かった、味方で良かった、
とつくづく思ったものです。
もっともその中に、気になるひと言がありました。
「あれは(秘書逮捕)小沢事務所の問題で、民主党の問題じゃない。」
と言ったとたん瞬時に首を振って(違う)と激しく心の中で叫んでいました。
私が小沢さんの秘書逮捕から、検察や政府やメディアのやり方に
疑問を持ち始めたのに。
「民主党の党首の小沢一郎」をターゲットにした国策調査」なのに
私は譲れない! 心の中で怒っていましたが、聴衆の反応に自在に
変化できる彼は少し補足も付け加えることでその話題から次の話題に
移行しました。
政策、国会の話しにはアチコチから賛成の声が飛び、拍手が起こり
盛況のうちに終わりました。
演台から降りると、鈴木宗男さんは聴衆に取り巻かれ握手握手で
大変な騒ぎでした。
やはり、逮捕拘留の原因になったあの国会での大騒ぎの鈴木宗男を
みなさんが良く覚えていて、そこから不死鳥のように蘇った彼の
意思の強さと根性を讃えているのだと思いました。
演説会が終わって私とTちゃんが夕飯を食べにロイヤルホストに行く道筋に
白い車が止まっていました。
「あれ、鈴木宗男の車じゃない?」とTちゃん。
すると本当に姿が現われ、車に乗り込みました。
白い車が走り去り、私達はロイヤルホストに入りその日のことを
二人でゆっくり話し合いました。
間近で会ったもとむら賢太郎さんにも、鈴木宗男さんにも
Tちゃんは温かく良い人の印象を持ったようでした。
私の感想は、面白くて人情家で、怒らせたら怖い人ですね。
気になった「小沢事務所の問題」の発言は、きっと小沢さんも
了承済みだと感じました。
私が家に帰ってそのことをツレアイに話すと、
「小沢はそれで良いと思っているんじゃないか。
彼は政権交代こそが、生涯の目標だと思っているんだから
どんな事が有っても民主党員が勝ち抜いてくるのを喜ぶだろう。
自分のことはどうなっても良いと思っている筈だ。」
と言いました。
うちのツレアイは民主党に投票しても小沢嫌いだった筈なのに、
なかなか良いことを言うじゃない、と
ヘェーッ!?と感心した次第でした。
何十年も不仲だったのに、小沢秘書逮捕以来、
何故か気が合うこの頃です。
夕方6時30分でしたが道路が込み合い30分遅れの7時ごろから
始まりました。
もとむらさんの演説が終わりに近づく頃、輪になった聴衆の端から
握手してくる人が居ます。
それが鈴木宗男さんでした。
私は彼の著書の「汚名」を持って最前列の真ん中にいました。
チャンスが有ればサインをしてもらおうと思って。
前に来た時しっかり「汚名」を差し出して見せると、「おう!」と喜び
本を開けて私が持参したボールペンでサインをしてもらいました。
立ち止まったのでカメラマンが近づきフラッシュが何度か焚かれ、輪が狭まり。
私は気が引けて肩を窄めて小さくなりました。
もとむら賢太郎さんの隣に立って鈴木宗男さんの演説が始まりました。
最初は、二人の体型が似ているので、いくつかのジョークから。
「足が長けりゃ良いってもんじゃない。足が短い方が良いんだ。」
等と言って笑わせて自分の方にたっぷり聴衆の関心を引き付けてから、
本番の演説が始まりました。
内容を絞ってシンプルに解りやすく。
私は直ぐ近くで聞いていて、竦んでいました。
演説は今の世を批判し麻生政権を批判し迫力満点。真剣でした。
真剣という言葉は「本当の剣」ツルギのことです。
容易ならざる人生を何度も潜り抜けて来た彼の声は、剣のように
切れ味鋭く、彼の言葉は空気を両断するほどの迫力があります。
この3年ほどは、私は他の人よりずっと多く、相手の身体中から
発する情報を感じ取るようになり(それが適当かどうかは別にして)
そのうえに、彼の本や彼について書かれている何冊かの本を読み、
良くも悪くも情報というか、先入観も持っていました。
彼の真剣さは並ではない。敵じゃなくて良かった、味方で良かった、
とつくづく思ったものです。
もっともその中に、気になるひと言がありました。
「あれは(秘書逮捕)小沢事務所の問題で、民主党の問題じゃない。」
と言ったとたん瞬時に首を振って(違う)と激しく心の中で叫んでいました。
私が小沢さんの秘書逮捕から、検察や政府やメディアのやり方に
疑問を持ち始めたのに。
「民主党の党首の小沢一郎」をターゲットにした国策調査」なのに
私は譲れない! 心の中で怒っていましたが、聴衆の反応に自在に
変化できる彼は少し補足も付け加えることでその話題から次の話題に
移行しました。
政策、国会の話しにはアチコチから賛成の声が飛び、拍手が起こり
盛況のうちに終わりました。
演台から降りると、鈴木宗男さんは聴衆に取り巻かれ握手握手で
大変な騒ぎでした。
やはり、逮捕拘留の原因になったあの国会での大騒ぎの鈴木宗男を
みなさんが良く覚えていて、そこから不死鳥のように蘇った彼の
意思の強さと根性を讃えているのだと思いました。
演説会が終わって私とTちゃんが夕飯を食べにロイヤルホストに行く道筋に
白い車が止まっていました。
「あれ、鈴木宗男の車じゃない?」とTちゃん。
すると本当に姿が現われ、車に乗り込みました。
白い車が走り去り、私達はロイヤルホストに入りその日のことを
二人でゆっくり話し合いました。
間近で会ったもとむら賢太郎さんにも、鈴木宗男さんにも
Tちゃんは温かく良い人の印象を持ったようでした。
私の感想は、面白くて人情家で、怒らせたら怖い人ですね。
気になった「小沢事務所の問題」の発言は、きっと小沢さんも
了承済みだと感じました。
私が家に帰ってそのことをツレアイに話すと、
「小沢はそれで良いと思っているんじゃないか。
彼は政権交代こそが、生涯の目標だと思っているんだから
どんな事が有っても民主党員が勝ち抜いてくるのを喜ぶだろう。
自分のことはどうなっても良いと思っている筈だ。」
と言いました。
うちのツレアイは民主党に投票しても小沢嫌いだった筈なのに、
なかなか良いことを言うじゃない、と
ヘェーッ!?と感心した次第でした。
何十年も不仲だったのに、小沢秘書逮捕以来、
何故か気が合うこの頃です。
何故か気が合うこの頃です。
真剣に読みふけっていたのに、
ずっこけて、思わず笑っちゃいました
我家の風景にあまりにも状況が酷似
>ヘェーッ!?と感心した次第でした。
本当に偶にこんな事があるとやけに
感動…まで行かないか~^^
でも、よくある気の合う夫婦って
毎日がこんな状態なのでしょうね~~
御一緒出来ていたら私も渦中の一人になっている事でしょう、
ばーばサンほど情報はありませんが
うちと似た状況もありかな~と想像して
ご本人に聞いてみたいと思っていたのに
この度、答えが得られて嬉しかったです♪
3月3日までは、無表情で話題のない間柄でしたが、
その日から少しずつ話題が増えました。
自分の気持ちにドンピシャな表現をされると
ちょっと感激しますね。
今までそんな時が無かったですから。
有っても半世紀も昔のこと、な~んて。
ほんと、気の合う夫婦が羨ましいです。
私も頑固で自分の主張は中々曲げませんからお互い様かも。
うららさんとはいつかご一緒に雑談したいものだと
思っていました。
うんうん、そうそう! とさぞや話が弾むことでしょうね。
今はその場面を想像して楽しむことにします。