察しの良い方はもう分かっていると思いますが、上の写真は私たちの
頭の中の想像図です。 枯れてアチコチ虫食いだらけ、という意味。
無意識、或いは意識的に、手持ちの写真の中から今の自分の気持ちに
ピッタリ嵌るのを選んでしまいます。 私も正直だね!
土日とツレアイはいつもながら出掛けている。
だから土日の私は自由である♪
日曜日、電話をしてTAちゃんの家に行く約束をした。
「今から30分後にお土産持って家を出るからね。」と。
すると彼女は
「私も買い物有るので駅の方に行ってるから着いたら携帯に電話して」との事。
遅めのお昼を一緒にする約束をした。
北海道のお土産の、リンゴあかね(7個)とじゃがポックルの小分け3袋、
「あっぱれ」で買った赤味噌ラーメン1箱を持った。
壮瞥町の道の駅で買った牛蒡菓子ときゅうりの漬物と・・・
だんだん持ち物が増えたので、最初選んだ袋に入りきれなくなり
荷物を全部大きい袋に入れなおした。
さて、まだ他に持って行くものは?と冷蔵庫を開けると
自分用のおやつに作った寒天ミルクゼリーを見付けた。
これも持って行こうと器を掴んで、冷蔵庫を開けたまま、
容器の蓋を探していると、冷蔵庫のトビラがゆっくり戻ってきて
ミルクゼリーを持っている右手の肘にドーンと当った。
その衝撃でミルクゼリーはあたり一面に飛び散り、私は泣きたくなった。
白い柔らかなプヨプヨが新しいキッチンマットの上にもべったりと・・・
近くにあるタオル布巾を濡らして素早く掃除した。
マットは天気の良いに日に洗えば良いさ!
急いで出かけようという時に限って事件を起こす。
気に入っていたカットグラスをガシャンと落として
木っ端微塵にして、泣きっ面で掃除機を掛けたり。
カメラを探したり、家のキーを捜し捲くったり。
この二つは呼べど、叫べと答えてくれないので
自分で探し回る以外ない。いっその事
携帯と同じ機能を着けて貰え無いだろうか。
呼べばリーンと鳴るような・・・
家中の火の元の指差し点呼を2度もして、やっと家を出た。
携帯はさっき入れたし、カメラをバッグに入れて家を出た。
駅への道を歩きながら(今、家を出たと電話しよう)と
携帯をバッグ中探したけど見付からなかった。何故だ?
しょうがない。
家に戻って家電から電話すると、台所の方から小田和正の
音楽「キラキラ」が賑やかに聞こえてくる。憮然とした。
あれは私の携帯の着信音だ。
台所に最初にお土産を入れた袋が畳んで置いてあり、
その脇にキチンと並べて私の携帯が置いてあった。
なんでバッグに入れなかったか理由が分かって納得。
出掛けに早くも2つの事件かい?と自分に腹を立てた。
横浜線を降りてゆくと、TAちゃんは駅のベンチに座っていた。
私は約束より少し遅れている。
「何か有った?」と聞くので、ミルクゼリーを飛び散らせた一件を話すと
「ミルクゼリーなら私も家に作ってあるのよ。」とのこと。な~んだ!
TAちゃんの家に着く。
あっぱれのラーメンを彼女の家で作ってお昼にしようと言う魂胆なのだ。
TAちゃんが説明書を丹念に読み、湯を沸かしている。
私はラーメンの袋を切ったり、ほんの少しだけ手助けした。
彼女の次男は独身で日曜は趣味の野球に行っている。
だから作るのは2人分。 息子の分は冷蔵庫にしまった。
ラーメンの茹でる時間もタイマーに掛けた。
ラーメンのどんぶりも湯を入れて暖めている。
タイマーが鳴った。
すぐザルに移すかと思いきや、麺を鍋の中でグルグル
かき回したり、ひっくり返したりしている。
気になったけど、止められなかった。
そばにはラーメンどんぶりが湯を入れて温まっている。
やっと麺をザルにあけたので私は麺の水分を飛ばすべく水気を切った。
すると彼女は、器を暖めるお湯をいれたままの2つのドンブリに麺をいれ、
別鍋に作っておいた赤味噌の汁を上から注いだ。
どんぶりには、最初入れた湯と、赤味噌ラーメンのスープ、の2種類が入った。
赤味噌のスープは鍋にタップリ残った。
鍋を持ちながら何故こんなに赤味噌スープが残っているのだろう?と困っている。
「あなた、お湯の入ったラーメンの器に麺を入れて
その上から赤味噌スープを入れたのよ」
と私が言っても、
「私はそんなことしてないよ。」と首を振る。
こうなると頑固である。 私など太刀打ちできない。
あなたにはどんぶりに入れてあるお湯が見えなかったんだね。
でもお湯を入れたのは、あなたなのだけどね。
私には前後の意外な展開が見えたのに彼女は否定する。
「じゃあ、後2人分は作れそうに残っているスープは何故なの?」
と問い詰める気はしなかった。
テーブルについて出来上がった赤味噌ラーメンを食べたけれど、
似て非なるものだった。
麺は固い筈なのに、柔らかい。「ま。こんなものよ。」言いながら食べたが
こんなもんだとは本心では思っていない。
新しく取り寄せて食べた記憶どおりに作ってみよう、と誓った。
赤味噌のスープは2倍位に薄められてコクが無い
彼女は3人の中では一番目は良く裸眼だが、食事を扱う時は老眼鏡を掛けようね。裸眼じゃもう無理だよ。
どじの友だち同志はこれから如何したらいいのだろう?
夕飯に作ってくれた「アジアン料理」は美味しかったけれど♪
頭の中の想像図です。 枯れてアチコチ虫食いだらけ、という意味。
無意識、或いは意識的に、手持ちの写真の中から今の自分の気持ちに
ピッタリ嵌るのを選んでしまいます。 私も正直だね!
土日とツレアイはいつもながら出掛けている。
だから土日の私は自由である♪
日曜日、電話をしてTAちゃんの家に行く約束をした。
「今から30分後にお土産持って家を出るからね。」と。
すると彼女は
「私も買い物有るので駅の方に行ってるから着いたら携帯に電話して」との事。
遅めのお昼を一緒にする約束をした。
北海道のお土産の、リンゴあかね(7個)とじゃがポックルの小分け3袋、
「あっぱれ」で買った赤味噌ラーメン1箱を持った。
壮瞥町の道の駅で買った牛蒡菓子ときゅうりの漬物と・・・
だんだん持ち物が増えたので、最初選んだ袋に入りきれなくなり
荷物を全部大きい袋に入れなおした。
さて、まだ他に持って行くものは?と冷蔵庫を開けると
自分用のおやつに作った寒天ミルクゼリーを見付けた。
これも持って行こうと器を掴んで、冷蔵庫を開けたまま、
容器の蓋を探していると、冷蔵庫のトビラがゆっくり戻ってきて
ミルクゼリーを持っている右手の肘にドーンと当った。
その衝撃でミルクゼリーはあたり一面に飛び散り、私は泣きたくなった。
白い柔らかなプヨプヨが新しいキッチンマットの上にもべったりと・・・
近くにあるタオル布巾を濡らして素早く掃除した。
マットは天気の良いに日に洗えば良いさ!
急いで出かけようという時に限って事件を起こす。
気に入っていたカットグラスをガシャンと落として
木っ端微塵にして、泣きっ面で掃除機を掛けたり。
カメラを探したり、家のキーを捜し捲くったり。
この二つは呼べど、叫べと答えてくれないので
自分で探し回る以外ない。いっその事
携帯と同じ機能を着けて貰え無いだろうか。
呼べばリーンと鳴るような・・・
家中の火の元の指差し点呼を2度もして、やっと家を出た。
携帯はさっき入れたし、カメラをバッグに入れて家を出た。
駅への道を歩きながら(今、家を出たと電話しよう)と
携帯をバッグ中探したけど見付からなかった。何故だ?
しょうがない。
家に戻って家電から電話すると、台所の方から小田和正の
音楽「キラキラ」が賑やかに聞こえてくる。憮然とした。
あれは私の携帯の着信音だ。
台所に最初にお土産を入れた袋が畳んで置いてあり、
その脇にキチンと並べて私の携帯が置いてあった。
なんでバッグに入れなかったか理由が分かって納得。
出掛けに早くも2つの事件かい?と自分に腹を立てた。
横浜線を降りてゆくと、TAちゃんは駅のベンチに座っていた。
私は約束より少し遅れている。
「何か有った?」と聞くので、ミルクゼリーを飛び散らせた一件を話すと
「ミルクゼリーなら私も家に作ってあるのよ。」とのこと。な~んだ!
TAちゃんの家に着く。
あっぱれのラーメンを彼女の家で作ってお昼にしようと言う魂胆なのだ。
TAちゃんが説明書を丹念に読み、湯を沸かしている。
私はラーメンの袋を切ったり、ほんの少しだけ手助けした。
彼女の次男は独身で日曜は趣味の野球に行っている。
だから作るのは2人分。 息子の分は冷蔵庫にしまった。
ラーメンの茹でる時間もタイマーに掛けた。
ラーメンのどんぶりも湯を入れて暖めている。
タイマーが鳴った。
すぐザルに移すかと思いきや、麺を鍋の中でグルグル
かき回したり、ひっくり返したりしている。
気になったけど、止められなかった。
そばにはラーメンどんぶりが湯を入れて温まっている。
やっと麺をザルにあけたので私は麺の水分を飛ばすべく水気を切った。
すると彼女は、器を暖めるお湯をいれたままの2つのドンブリに麺をいれ、
別鍋に作っておいた赤味噌の汁を上から注いだ。
どんぶりには、最初入れた湯と、赤味噌ラーメンのスープ、の2種類が入った。
赤味噌のスープは鍋にタップリ残った。
鍋を持ちながら何故こんなに赤味噌スープが残っているのだろう?と困っている。
「あなた、お湯の入ったラーメンの器に麺を入れて
その上から赤味噌スープを入れたのよ」
と私が言っても、
「私はそんなことしてないよ。」と首を振る。
こうなると頑固である。 私など太刀打ちできない。
あなたにはどんぶりに入れてあるお湯が見えなかったんだね。
でもお湯を入れたのは、あなたなのだけどね。
私には前後の意外な展開が見えたのに彼女は否定する。
「じゃあ、後2人分は作れそうに残っているスープは何故なの?」
と問い詰める気はしなかった。
テーブルについて出来上がった赤味噌ラーメンを食べたけれど、
似て非なるものだった。
麺は固い筈なのに、柔らかい。「ま。こんなものよ。」言いながら食べたが
こんなもんだとは本心では思っていない。
新しく取り寄せて食べた記憶どおりに作ってみよう、と誓った。
赤味噌のスープは2倍位に薄められてコクが無い
彼女は3人の中では一番目は良く裸眼だが、食事を扱う時は老眼鏡を掛けようね。裸眼じゃもう無理だよ。
どじの友だち同志はこれから如何したらいいのだろう?
夕飯に作ってくれた「アジアン料理」は美味しかったけれど♪
私はそれがいやだから、早めに用意をすることにしてるのですが、それがまた大変。入れた物をひっくり返して確かめたり、余計に気になって落ち着きません。だから、出る間際にはもう疲れています。
でも、性分ですかね。バスや汽車(当地方は電化されてないので)に乗るにも、人から笑われるくらい早く駅に行きます。そして、家のことが気になって、頭の中で点検して、余計に不安になったりしてね。
外に出ないのが一番安心できます。
それともなければ、他のことに気を取られて肝心な用意を怠ったりと様々です。
最近は、出掛けのドジが多くて、我ながら呆然としています。
指差して確かめても、確かめ忘れたかも、と家にとって帰したり・・・
どうも、同じようなことやっていますね~!
申し訳ありませんがお仲間がいて安心しています
素晴らしい文章と、可笑しくも(失礼!)楽しい
エッセイ
ばーば様は、決してお写真のような虫食いの
枯葉ではあり得ません
わたくしも最近あまりにも忘れやすいので、いつも
のドクターに「わたくし若年性アルツハイマー
ではありませんか」と聞きましたところ
「若年性?」って、語尾が上がりました。
ばーば様はお出かけもされますし、読書もされ
脳がいつも活性していらっしゃいますので
きっと心身ともに、とてもお若い方だと拝察して
おります
わたくしも、もう一度読書をし直そうと最近
つくづく思っております
初めの頃は笑って済ませ、次には真剣に溜息、最後はとぼけてごまかし、そして最終は決して認めなくなる
ばーばサンはホントに寛大ですね
私達はお互い甘い事言い合っていたら際限がないので、ビシバシ傷つけあっています(怖~い)
例えば「シッカリしてね!」とか「もぅいい加減にしてよ」とか…だから緊張し合っています(笑)
私明日はゴルフです、前回はシューズを忘れましたバックに入っている筈…の結果です
明日は何を忘れるかもう楽しみの領域に入ってます
以前は娘に薦められて読んだ阿川佐和子のエッセイに凝って
私の送るメールが2~3ヶ月、阿川佐和子風のコミカルな
感じになったことがありました。
軽々しくも影響受けやすいのですよね~
今は真面目に書いても毎日が笑い話です
気にすると落ち込むので笑い飛ばすことにしていますが
それにも限界を感ずる昨今です。
忘れることはさっさと忘れても、新しい回線を作るんだと弁解して
新しいことに挑戦・・・
これも弁解・・・
みゆき先生は、作品展などの大きなイベントを
プロデュースしたり、自ら作品も出品したりで
大きなお仕事をしていらっしゃるご様子!
陰ながら応援しておりました。
これから年齢を重ねても、ぼける心配は無いと思います。
決まりきった人とではなく、新しく知り合った方などと
お付き合いの多い方の方が頭も心も若くいられるようですね
私は母がまだら呆けになっていく過程を見ているのでね・・・
けっこう辛いものがあるのです。
ビシバシ言えるのはまだお脳が若いからです。
認めないのは、認めると自分が崩れそうになるからだと思います。私の深層心理にもそれがあります。目を逸らさないと胸を張って生きられない? 大げさですが
私も今日、フィットネスクラブに行く時(何か足りないな?)と思いながら、足りないものが分からずに出かけましたが、クラブに着いてから「シューズ」だと分かりました! うららさんとまったく同じです
その内、「ドジ」というカテゴリー作ってしまうかも
カテゴリー どんどん 増やしたくなりますよね?
日記を書いていて どこへ入れようか 迷うことがあります。
一生懸命に 何度も失敗しながら たくさん写真を入れた日記は
がんばった記録として 「スペシャル」として メニューにすることにしました。
そうすれば 後日 自分で見たいときに アルバムのように 見ることができるから・・・。
追伸 私もよく 作りたての食べ物を ばらまいてしまうことがあります。
涙 出ちゃいますよね~・・・。
ドジを作ったら毎日書かなきゃならなくなるので大変!
一つのドジでは微動だにしませんが2つとなると笑うしかないですね~。
私の常套手段は「前からそそっかしいので今始まった事じゃない。昔からだ。だから呆けたわけじゃない」三段論法で開き直る強引なものです 昔から呆けている、と言われれば一言もありませんが・・・
娘とはそれで随分口論になりました。親が衰えたと認めたくない娘と、もうそろそろ認めて欲しい親の私とで。 「ママ、主語が無いよ。誰が何処で何をしたの?」などと詰め寄られて厳しかったですね~。
若い時に比べるとそそっかしさが倍くらいに量が増えているのは確かです
最近、春堤さんのところで書いた記事が途中で消えてしまうことありましたよね。
私も北海道の時、3時間位掛かって乗って書いた記事を消しました。無意識に別のページをめくってしまったので元に戻ったら綺麗に消えていました
ショックですよね~! なるほど!「スペシャル」ですか。後で早く探し出せて良いですね。 食べ物、ばら撒いた時は急いでいる時ですよね!勿体無いやら泣きたいやら!