☆ 新年の空とテレビ

天使のはしごというより、飛行機雲が空から降ってくるような・・

私の行動は午後からが多いので、早く暮れていく冬は
直ぐに斜めの夕日色になってしまいます。
近くの公園で。





夕暮れにはビルの間から湧いて来るような夕焼け雲。




元日、息子の家族と夕飯を食べた後は１２チャンネルの「何でも鑑定団」
　　　私と嫁は台所で食べた蟹の始末や洗い物の片付け。

　　　それが終わった９時からは孫のクーくんの希望で百人一首の筈だった。
　　　それなのにじーじと息子がテレビを観続けている。
　　　番組はビートたけしの「新・世界七不思議」
　　　孫は「百人一首する時間がなくなっちゃう」と泣きそうになりながら
　　　かるたの箱を大事そうに抱え持って、部屋中をうろうろ待っていた。
　　　夜の１１時半、テレビを観終わったじーじは、見向きもせずさっさと
　　　ウォーキングに行く。　　私

　　　その後、息子夫婦と孫と私でテーブルをどかして
　　　百人一首の札をバラに並べて、全部用意が整ったところに
　　　じーじが戻ってきて嬉しそうにそこに割り込んだ。
　　　我侭者だ　２回やって最後は坊主めくりで孫は２位。
　　　息子の家族は冬休みとはいえ、帰宅は夜の１時半だった！

２日目、朝から箱根駅伝を観る。　午後２時ごろ往路は終わったので
　　　「徳川風雲録～八代将軍吉宗」を観るかと思ったら、詰まらなそうに　
　　　　直ぐに他にチャンネル回す。　
　　　　ＢＳの韓国の将軍のドラマにしてしまった。
　　　　「中村雅俊など吉宗の片鱗さえない、あんなしょぼくれた顔を
　　　　しているヤツが吉宗の筈が無い」と不機嫌である。
　　　　あちこちとリモコンでチャンネル回しっぱなし。
　　　　こちらは落ち着かず隣の部屋に行き本を読む。
　　　　危うく一戦、やりそうになる。

３日目、この日も朝から箱根駅伝。

　　　　夜は６チャンネルで６時半から４時間半の大型番組。、
　　　　「古代ローマ１０００年史」を映す。
　　　　映像はＢＢＣの協力だった。
　　　　森本毅郎の語りも渋くて良い。
　　　　旅人は稲垣五郎と知花くらら。
　　　　塩野七生の「ローマ人の物語」が土台になっている。
　　　　これは興味深々で、感心したり、納得しながら
　　　　知的好奇心を刺激されて引き込まれて、もっと観たいと思った。
　　　　ガリア人が、スイスやフランス、スペイン人のことを指すのを
　　　　初めて知った。カルタゴの場所も。アルプス越えも。
　　　　

４日目、昼間出かけたじーじは、速く帰って来てテレビ漬け。
　　　　夜は「１０チャンネルの
　　　　「開局５０周年記念～地球危機２００８」を途中まで見る。

　　　　９時からは１２チャンネルの「超ロマン大冒険ｓｐ」
　　　　場所は南米の大地。

　　　　語りが渡辺謙。
　　　　旅人は歳末ののドラマ「大奥」で絵島の相手役生島新五郎を演じた
　　　　西島秀俊で、旅人として適役だと感じた。
　　　　つい彼の経歴調べましたら、横浜国大工学部中退。
　　　　ちょっと異質な世界からきたひとのようだ。
　　　　こんなシリアスな番組、お正月だから出来るのだろう。感謝！

たまたま観たい番組が同じなら良いが、在宅していれば
チャンネル権を絶対譲らないツレアイとはうまく行かない
昨年もテレビのリモコンを独占して、勝手にバチバチ変えるツレアイに
私の観たい番組を告げたら
「お前は昼間観ていろ！」と怒鳴られた。　以来不満が溜まっている。
昼間の番組と夜とはまったく違うし、昼間はまずテレビを観ていない。

たかがテレビ、されどテレビである。