ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 乾燥と病気のよもやま話し

2005-12-29 04:03:52 | 健康・フィットネスクラブ
 毎日毎日、寒い日が続きますね。
空気は極度に乾燥していて、表にちょっと出ただけでも唇がヒリヒリしてひび割れてきます。冷たい北風が吹く日には、身体中がまるで干物になってしまったような気分です。水仕事をする手指は近来に無くガサガサで、いくら尿素20%配合のクリームを熱心に塗っても中々改善されません。

仕事を59歳で辞めてから、化粧もせず基礎化粧品も使わなくなっていた私が(これはまずいよ)と思い直し、昨日薬局に行って、アスタキサンチン配合の美容液とコエンザイムQ10配合の小さなローションのセットを買って来ました。 
今日から使ってみるつもりですが、顔の手入れをする習慣を無くしてしまったので、使い続けられるかと心配です。
自然に任せるよりは多少のお手入れをした方が、加齢に抵抗出来るのでしょうね。

夜は(孫が来ている時は特に)湿度60%になるように加湿器をかけて寝ます。 
湯気が出るタイプなので、シューシューと音がしますが、その音が煩く感ずる時と、暖かく安心して眠れる音に感ずる時と、日によって様々です。 湿度の有る朝の目覚めは平和なものです。それが加湿器をかけ忘れ、おまけにウッカリ口でも開いて寝ようものなら、目が覚めた時は喉はカラカラヒリヒリ、舌はザラザラで愕然としてしまいます。


この秋から冬にかけて、夕暮れにベランダに出て空を眺めるのが楽しみになりました。丹沢山系の大山が夕陽をバックにクッキリと黒いシルエットを見せ、空には金星が輝いています。今は毎日その光景を見た後で夕飯の支度を始めるのです。

さて、いつまでこの生活が続けられるでしょうか?
ついこの間までは、死を真剣に考えた事などありませんでした。
前ばかり向いて働いていたのでしょうね。

それが60代になり、身体中に湿疹が出来たり、躓いてヨロヨロすることが多くなったり、坐骨神経痛になったり、「発作性上室性頻拍」(突然心臓が不整脈を起し、早鐘のように脈が速くなる病気)起したり、風邪がいつまでも治らないと思ったら嗅覚まで失い、慌てて近くの耳鼻咽喉科に行ったら「副鼻腔炎」と診断され、強いお薬を(飲んだら気を失う事がありますから家に居て下さい、と言われた)貰ってやっと治ったりと次々に病気にみまわれました。

ウォーキングが身体に良い、と言われたので3ヶ月間セッセと歩きました。
ところがウォーキングの最中によそ見していて転倒し、手首を骨折したのです。

それで結局、フィットネスクラブに通うことにしました。
昨年の4月から通いましたが、昨年中は度々心臓の発作を起したのでストレッチやヨガ、軽いマシンを使っての運動が精々でしたが、今年の春から身体の調子を見ながら、「心臓様」と相談して、エアロビクスにも挑戦してみました。
大汗を掻くようになったら、返って「不整脈」も「頻拍」も起さなくなりました。

素人考えですが、「突発性上室性頻拍」を起さなくなった理由は幾つか思い当たるのです。一つはタバコを止めたこと、ダイエットで6キロ減量したので圧迫が少なくなったこと、エアロビクス等の有酸素運動によって心臓の筋肉が増強されたことなどです。まだ冷たい風が心臓近くに当たると、鼓動がビックリしてよろけてしまい(又始まるのか)と心配しますが、なんとか持ち応えてくれています。

気が付いたら持病になりかかっていた「副鼻腔炎」による嗅覚障害も無くなり、ストレッチやヨガで身体が以前よりしなやかになり、坐骨神経痛もなくなり、湿疹に至っては、1回マシンジムで大汗を掻いただけで2度と出なくなりました。
だからと言って、調子に乗って激しい運動はしないつもりです。
「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますものね。

元気でいられる今を「実りの時」と感謝していますが、「老い」の時計が早く回り始めたような気もして不安です。
「時」が有限だなんて、知ったのは最近だし・・・

老いや死が避けられない身近なものと知った時、人は生きて存在して居ることの喜びを知るのですね。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿