☆ 病名変更？

この夏からずっと心臓の調子が悪くて、９月に入ってからは
新たに動悸が加わって、不整脈は日常的症状になってしまったので
心臓病の病院に行って検査を始めました。

その病院の帰り、ブックオフに寄って何気なく手に取ったのは
高木美保の文庫本「木立のなかに引っ越しました」という題名の本。

この頃の私は「頻拍」の発作より小さな温度変化により「動悸」の発作を
起すのを恐れて、蒸し暑さや急に襲ってくる冷気を避ける為に
ほぼ引き篭もりに近い状態でした。
それにも拘らず、昨日は料理の最中に水道水の冷たさで発作を起しかけてしまい
冷蔵庫を開けて冷気に当たるのも怖くなり、後は目鯛の照り焼きをするだけ
になったのに、料理途中で放棄して寝込んでしまいました。

夜８時頃、ツレが帰って来ましたが動悸が始まる恐怖感から
身動きが自由になりません。
激しい頻拍に移行するんじゃないか？
引っ繰り返るんじゃないかと心配は果てしなくて。
とりあえず、出来ているサラダと茄子の漬物と炊き上がっているご飯と
非常食の牛肉の大和煮。
そろそろとテーブルに乗せてから、布団に横たわりました。
昼間から発作を恐れて寝てばかり。
ダイエットしていないのに２週間で体重が３キロ減りました。
　
この間買った高木美保さんの本が枕元に有ります。
それを読む事にしました。彼女は確か「パニック障害」に罹り、
自然の中で暮らすことにより、治癒したという噂を聞いています。
今の状態の私には、もっとも心休まる本です。

大きな文字で、かざりない自然の中でのありのままの生活。
読み終わって、気が付きました。
今日の私は、ほとんど病的で異常な恐れ方をしていること・・
「パニック障害？　パニック発作？」

私の母がやはり７０代でパニック発作を起したのを覚えているので、
むっくりと起き上がりパソコンを立ち上げネットで調べました。

「パニック障害」の項目に出てくる症状にほとんど当たっています。
私の状態は、心臓病よりパニック障害の可能性が高いのを理解しました。
２週間ほど前から、更年期障害のように急に身体が熱っぽくなり
汗を掻いたり、ほんの少しの冷気にも反応して激しいドキドキ。

病名をほぼ掴めたとたんに、なぜか突然気楽になり元気が出ました。
「な～んだ、心臓病じゃなかったんだ。パニック起さなきゃ良いんだ！」
テーブルにつき夜１１時過ぎだというのに夜食を食べ始めました。
本格的心臓病じゃなければ一安心、単純なのです。


今日の朝は意気揚々、ではないけれど　少し気をつけて炊事もしたし
洗濯もしました。
気分的に落ち込むかな～、という危険な時にはしばらくご無沙汰していた
安定剤を１錠飲みました。
ネットで精神科、神経科、心療内科を調べました。
幾つかみつかりました。
明日は、予約なくてもＯＫの心療内科に行くつもりです。

息子から電話が掛かってきました。
誕生祝に空気清浄機をプレゼントしてくれるそうです。
「長生きしてほしいから」と言ってますがほんとに長生きしたら
邪魔にされるかも（笑）
テンヤワンヤしておりますが、目出度く？今日で７０歳になりました。


今日は朝からもう一度、ネットで症状や病院を調べました。
「パニック障害」これもなかなか手強い病気のようです。
早期発見したから、（ってまだ医者に診断されていない）
早く治るかも！と期待を込めて。
もっとも心臓病とパニック障害は間違われやすい病気だそうです。

でも今日はリラックスしていて、パニックになる予感はありません！？