ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 夢ふたつ(2)

2006-05-07 00:36:21 | 
          いただいた花束の一部。
          白い大輪のカーネーション。



娘から癒された後、眠りに付きました。
すると今度こそ夢を見ました。

恐怖で凍りつくような夢。 
恐ろしいものに追いかけられて逃げる夢。

薄闇の中を必死で逃げる。
何に追いかけられているのか分らない。
背後に迫って来る、
心が凍りつくような怖いものに
掴まるまいと逃げる。
(でもこれは前に見た夢)、
と夢の中の私は考える。
(何回か見ている。)

この間も見たけど何回か逃げ切ったので、
(どうせ逃げ切れる)と思って手を抜いたら
長いこと追いかけられて怖い目にあった。
だからこの薄暗い迷路を
知力を尽くして真剣に逃げる、逃げる。

あ~良かった逃げ切った。

・・・と思ったら目が覚めていました。

逃げ切ってもまだ恐怖で冷え冷えとしていました。

なんでこんな夢を見たのだろう?
      
「夢」
そうだ。クーくんの夢。
「怖い夢を見るから寝ないの。」
と必死に目を開けていた孫を思い出しました。

こんなに怖い夢を見ていたんだ。
色々な修羅場を通ってきたと思っている私でさえ凍りつくのだから、
まだ7歳の子供のみる怖い夢とは、どんなに恐ろしかったのかと
暗澹としました。

娘が亡くなったなどとは、絶対に悟られないようにしよう。
いい加減な対応など出来ない。
真剣に、徹底的に、悟られないように。 と決心しました。

でも何故?
あんなに癒された後に、こんなに怖い夢。
何故? 不思議。
どんな意味があるの?

怖い夢を見たので、明け方早く目覚めてしまいました。
となりで寝ているツレアイこそ、私より今直ぐにでも壊れてしまいそうな
雰囲気です。


今癒しが必要なのは彼だと、(娘のオーラが届くように)と寝ている
ツレアイに手をかざして祈りました。

人間の手からは幾らかのオーラが出ていると言います。
今さっき、娘から癒されたし。癒しの波動が伝わりますように・・・
ツレアイが寝返りを打ちました。サッと手を引いて。

又布団を被って眠りました。
発見されたら私が怪しい行動をしているとギョッとされるので
静かに静かに。内緒内緒。


翌日の午後、怖い夢の事を考えていたら、やっと分りました。
まさに娘はその事を伝えたかったのだと。

自分の不在をクーくんに知られないように。
クーくんを怖い夢から守ってくれと、鈍感な私に怖い夢を見せて、
クーくんの恐怖を伝えたのだと。
それが娘のメッセージなのだと思いました。

仕事から帰って来たツレアイにそのことを話しました。
前後の夢を話してから
「あのね、Yからのメッセージだと思うの。クーくんを絶対守ってくれって。」

そんなこと簡単に信じない人に向かって話していると、自分が随分間抜けな事を
言ってるような気がしました。
「フーン。」向こうの返事も間抜けていました。

クーくんは最近めきめき元気になって、普通のやんちゃな少年になって
来ているけど、内面は非常に感受性の強い子。

そして今や真っ赤っかな赤信号はじーじ。

でもクーくんは守ります。
もちろんじーじも守りたいけど、娘を亡くした頑固な父親の悲嘆を、
どうしたら癒せるのでしょうか?

話をしようと耳をすませば、娘の声はきっと聞こえて来るのに。








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2 コメント

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言葉が出てこない・・・ (春堤)
2006-05-07 23:49:54
ずっと コメントしようか 考えていました。



ばーばさんの気持ちを考えると

私なんかが 何も 言えないこと 分かっています。

本当に つらいことだと・・・。



偶然 検索で 訪れた ブログ その翌日に・・・。

その ステキな ばーばさんが 今 とても悲しんでいる・・・。

胸が締め付けられるような 感じです。



クーくんは きっと いつか 乗り越えてくれると 思います。

こんなに みんなから 愛されているのですから。

じーじさんも 娘さんの 癒しを 感じることができたら・・・。



どうか 心の中の 娘さんに 語ってあげてください。

ばーばさんの 見たこと 感じたこと きっと 娘さんも 感じていると 思います。



遠慮のない コメントで 申し訳ありませんでした。

ばーばさんが こうして 更新していてくれて うれしかったです。

私も コメントを 何度も 書いては消し・・・ しています。

でも、慰めの言葉が 見つからない・・・。







  
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ありがとうございます。 (kk)
2006-05-08 03:51:55
たぶん、まだこんな記述が続いてしまうかも知れませんが、書くことで自分の心をたどったり発散できる事が有るような気がするのです。私の生活はなるべく自然体にしようと思っています。それしか出来ないのですが。 泣くだけじゃなく、笑ったりむくれたり、今迄の生活と余り離れないように。



初めてのコメントを頂いた日のことは忘れません。

もっとも辛い日だったのに帰ってみると優しいコメントが入っていたので、つい本音が出てしまいました。



ご心配掛けて申し訳ありません。悲しい事ばかりではなく、昨日は孫と息子夫婦とみんなで食事をして、その後でクーくんとゲームの話しをしたり、くすぐりっこをしたりして遊んで来ました。まだお役目が有るから大丈夫です。
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