先週の土曜日、孫のママから電話があって当座の買い物を
全部引き受けてくれた。
ママと一緒に孫のくーくんが春休みの滞在にやって来た。
骨折して動けないばーばの買い物を手伝ってくれると前日に約束した。
骨折をしたのが孫の春休みと同時なので、3週間は孫のお泊りを
期待できないとガッカリしていた矢先だったので、意外な展開に
多いに喜んだが不安もあった。
ほとんど何も出来ない状態の私と孫がどうやって
過ごせるのだろう?
まあ、なんとかなるだろう。。
土日はまるまる2日間じーじは居ない。ばーばと2人きりだ。
孫は小まめに動いてくれた。
最初の日は花に水遣りをしたり、洗濯物を干したり、取り込んだり。
干す時はシーツやホーフなど、大きなものはどの様に干すのか
ばーばの能書きを訊きながら。
アレをとって、コレを取ってと頼み・・
外出する時は、病院で貸し出している骨折した脚用の
ウレタンクッション付きのサンダルを
履かせてくれたり、脱がせてくれたり。
そのサンダルは誰の足にでも合うように、靴底以外は紐が有るだけだ。
その紐が複雑に絡み合ってアッチコッチに勝手に張り付いて
事態をもっと複雑にしてしまう。
くーくんは最初は何処を如何すれば良いのかしばらく考えていたが
直ぐにコツ理解し、紐を上手に交差させて履かせてくれた。
「凄いね、くーくん! なんでも上手に出来るんだ!
ばーばはへタでね、目茶目茶に絡まっちゃうんだよ。」
翌日、孫に骨折したばーばと一緒に居る感想を聞いた。
すると彼は
「そうだなあ? 幸福と不幸が半分半分だけど・・」と首をかしげ
「今は不幸が10パーセント、増えたかなあ?」
と疲れたようなションボリした顔をした。
私は(これは拙い)と思い、孫に伝えた。
「何時でも疲れたら帰って良いのよ。
今日でもいいし明日でもいいし。
すぐママに電話して迎えに来てもらうからね。
ばーばは大丈夫だからね」
「でもまだ、今日は帰らなくていいよ。」と孫は答えた。
孫は頼みやすい。まだ130センチだから小まめに
軽々と身体を動かしてくれる。
それに甘え過ぎて強いストレスを掛けるのは控えよう。
頼みごとは減らして自分で出来ることはやろう。
他はタイミング。
孫の遊びの手の空いたとき、例えば本を読み終えたとき、とか
ポケモンのカードを数え終えた時、テレビゲームをしている時間が
一時間を過ぎた時、とか頼んでも気軽に応じられる状況の時に頼もう。
と私も考え直した。
すると疲れた顔はしなくなって、相変わらず動いてはくれたが
頼み事は減らしたので何時ものノホホンとした顔になってきた。
しかし新しく加わった状況に順応する速さは並大抵ではない。
最初の日はママが買って来てくれた食べ物で夕飯を済ませた。
翌日は弁当を買って来て食べた。
月曜はすき焼き、火曜日はエビフライ。
孫のリクエストだったので材料は近くのスーパーに
孫にリュックを背負って貰って買いに出かけた。
買い物の3分の2はリュックの中。 1は私が持った。
海老の下ごしらえは私がするのだが、こむぎ粉を着けて、
卵汁に漬けて、パン粉を着けるのは孫が買ってでた。
これはお砂場遊び気分のようで、大好きな作業らしい。
土曜日に来て、火曜日に帰る予定をして来たらしいが、
もう1日延ばして水曜日に帰ったのだから
大事な春休みを4泊もしてくれたことになる。
その間、ポケモンカードを近くのコンビニに買いに行ったが、
一番強い「X」カードが幾つも出たと言って大興奮していた。
「くーくんがばーばのお手伝いをしているから、
神さまが良いカードが出るように手配してくれたんだよ。」
という私の意見には、イマイチ納得がいかないようだった。
ありがとう。 孫よ。
水曜日、くーくんを迎えがてら私が頼んだ弁当を買ってきてくれた息子夫婦に
「くーくんは至れり尽くせりによくお世話してくれたのよ。
もう、ママが病気しても充分お世話できるね。」と私が言うと
「それはばーばだからだよ。家ではそんな事しないよ。」
と息子は言う。
どういう意味だろう? 家では我儘が出ると?
そうかなあ? そんなことないよね。。
全部引き受けてくれた。
ママと一緒に孫のくーくんが春休みの滞在にやって来た。
骨折して動けないばーばの買い物を手伝ってくれると前日に約束した。
骨折をしたのが孫の春休みと同時なので、3週間は孫のお泊りを
期待できないとガッカリしていた矢先だったので、意外な展開に
多いに喜んだが不安もあった。
ほとんど何も出来ない状態の私と孫がどうやって
過ごせるのだろう?
まあ、なんとかなるだろう。。
土日はまるまる2日間じーじは居ない。ばーばと2人きりだ。
孫は小まめに動いてくれた。
最初の日は花に水遣りをしたり、洗濯物を干したり、取り込んだり。
干す時はシーツやホーフなど、大きなものはどの様に干すのか
ばーばの能書きを訊きながら。
アレをとって、コレを取ってと頼み・・
外出する時は、病院で貸し出している骨折した脚用の
ウレタンクッション付きのサンダルを
履かせてくれたり、脱がせてくれたり。
そのサンダルは誰の足にでも合うように、靴底以外は紐が有るだけだ。
その紐が複雑に絡み合ってアッチコッチに勝手に張り付いて
事態をもっと複雑にしてしまう。
くーくんは最初は何処を如何すれば良いのかしばらく考えていたが
直ぐにコツ理解し、紐を上手に交差させて履かせてくれた。
「凄いね、くーくん! なんでも上手に出来るんだ!
ばーばはへタでね、目茶目茶に絡まっちゃうんだよ。」
翌日、孫に骨折したばーばと一緒に居る感想を聞いた。
すると彼は
「そうだなあ? 幸福と不幸が半分半分だけど・・」と首をかしげ
「今は不幸が10パーセント、増えたかなあ?」
と疲れたようなションボリした顔をした。
私は(これは拙い)と思い、孫に伝えた。
「何時でも疲れたら帰って良いのよ。
今日でもいいし明日でもいいし。
すぐママに電話して迎えに来てもらうからね。
ばーばは大丈夫だからね」
「でもまだ、今日は帰らなくていいよ。」と孫は答えた。
孫は頼みやすい。まだ130センチだから小まめに
軽々と身体を動かしてくれる。
それに甘え過ぎて強いストレスを掛けるのは控えよう。
頼みごとは減らして自分で出来ることはやろう。
他はタイミング。
孫の遊びの手の空いたとき、例えば本を読み終えたとき、とか
ポケモンのカードを数え終えた時、テレビゲームをしている時間が
一時間を過ぎた時、とか頼んでも気軽に応じられる状況の時に頼もう。
と私も考え直した。
すると疲れた顔はしなくなって、相変わらず動いてはくれたが
頼み事は減らしたので何時ものノホホンとした顔になってきた。
しかし新しく加わった状況に順応する速さは並大抵ではない。
最初の日はママが買って来てくれた食べ物で夕飯を済ませた。
翌日は弁当を買って来て食べた。
月曜はすき焼き、火曜日はエビフライ。
孫のリクエストだったので材料は近くのスーパーに
孫にリュックを背負って貰って買いに出かけた。
買い物の3分の2はリュックの中。 1は私が持った。
海老の下ごしらえは私がするのだが、こむぎ粉を着けて、
卵汁に漬けて、パン粉を着けるのは孫が買ってでた。
これはお砂場遊び気分のようで、大好きな作業らしい。
土曜日に来て、火曜日に帰る予定をして来たらしいが、
もう1日延ばして水曜日に帰ったのだから
大事な春休みを4泊もしてくれたことになる。
その間、ポケモンカードを近くのコンビニに買いに行ったが、
一番強い「X」カードが幾つも出たと言って大興奮していた。
「くーくんがばーばのお手伝いをしているから、
神さまが良いカードが出るように手配してくれたんだよ。」
という私の意見には、イマイチ納得がいかないようだった。
ありがとう。 孫よ。
水曜日、くーくんを迎えがてら私が頼んだ弁当を買ってきてくれた息子夫婦に
「くーくんは至れり尽くせりによくお世話してくれたのよ。
もう、ママが病気しても充分お世話できるね。」と私が言うと
「それはばーばだからだよ。家ではそんな事しないよ。」
と息子は言う。
どういう意味だろう? 家では我儘が出ると?
そうかなあ? そんなことないよね。。
もし私だったらどうなるのかしらって心配になってきました。
今は骨折では入院させてくれないらしいし、1人で生活できないし…。こんなときすぐ介護認定してくれてヘルパーさんに来てもらえるのだろうか、市役所に訊ねてみなくてはと、真剣に考えさせられました。
「転ばぬ先の杖」、こういったことも想定しておかねば、シングルの老後は大変です。
くーくんって、本当にいいお子さんで、頼もしいですね。
地震などの天災に備えて、もっと買い置きを増やす心算でしたが実行していませんでした。 カレーのレトルトでも冷凍食品でも、デパ地下が近いので買い置きしなかったのも油断でしたよ。
緊急介護認定、そういう制度があったら助かりますよね。 重いもの持てないし。 自分を松葉杖で運ぶので精一杯です。 あとで松葉杖生活を書くつもりです。
笑っちゃいました
>不幸が10パーセント、増えたかなあ?」
なかなか正直な感想で思わずうなりました
最後の意味は
義理と人情の世界にチョッピリ目覚めたのかな^^
>神さまが良いカードが出るように…
これはもう納得しない年齢でしょうね^^
本当に今回も楽しく拝読しました
くれぐれもお大事に
クー君にとってはきっと有意義な春休みだった事でしょうね。
義理と人情の世界・・そうですよね、
孫もどんどん成長しているのですね。
帰るときに「また来て良い?」と
私に聞いて帰りました。
それは嬉しいのですが、そろそろ婆離れかと覚悟しても
また来てくれるので、彼の生活の一部でもあるのだろうと
気楽に考えるようになりました。
孫の気遣いや心遣い、私の小さい頃に持ち合わせたことはありません。 もっと我が強かったです。
彼は我が家の進化形です(^^)