ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 孫の新型インフルエンザ

2009-11-19 14:38:19 | 孫・家族
孫の通っている小学校が100人以上の欠席者を出して学校閉鎖になったのが
11月6日の金曜日。(学童数1200名のマンモス校なので)
翌日の土曜から日曜にかけて、くーくんの咳が始まったそうです。

ママとくーくんの両方から聞いた話によると・・・

月曜の朝からはぐんぐんと熱が上がりだし、38度5分。
最初は咳から始まったので普通の風邪だと思ったそうですが、お昼頃には
あっという間に39度8分の高熱。
この時点で生後8ヶ月の妹への感染を防ぐ為、くーくんはパパの部屋へ隔離。

午後3時ごろには(身体中のふしぶしが痛い)とインフルエンザの症状も出て
40度越えのようすをみせ始め・・
下痢もあったそうです。

赤ちゃんを連れて病院に行く危険は冒せないので、夕方早めのパパの帰宅を
待って、赤ちゃんをパパに預けてくーくんとママは車で病院へ。

病院の外にマスクをさせたまま、くーくんを残して病院に入ると
院内はインフルエンザの患者で溢れかえっていたので、遠慮せずに
くーくんを中に入れたそうです。
小児科ですから年齢は中学生くらいまで。

新型インフルエンザと診断され、リレンザを処方されたそうです。
小さい子(低学年や幼児)はタミフルらしいと言っていました。

リレンザを服用してもすぐ熱が下がる訳ではなく、40度は越えないけれど
39度8分とか39度5分とか。
その日は、熱の疲れからか寝入ってしまったそうです。
熱で汗を掻いた服を着替えさせる為、身体を動かそうとしても
荒い呼吸をしながらも、目を覚ます気配はなかったそうです。
ママはその日は寝ない決心をして、赤ちゃんのいる部屋と
くーくんの寝ている部屋を夜中のあいだ、行ったり来たり。
子供達の少しのようすの変化も見逃さない覚悟で。
新型インフルの悪い噂をたくさん聞いているので、とても心配だっだそうです。

自分が両方の部屋に出入りすることで、インフルエンザの菌を媒介する
危険を感じていたようですが、母親としては両方の状態を見守る
必然がありました。

翌朝になっても熱が下がらなかったので、新型インフルエンザにもOKの
解熱剤を飲ませると、38度に下がり、更に午後には36度台に下がり、
そのまま、熱はもう上がらずに済んだそうです。
孫の食欲は、今でもダウンしたままのようですが、喰い戻しが来て
ガツガツ食べて、オデブになりませんように・・と祈って。

ママとパパの奮闘のお陰で、もっとも心配な生後8ヶ月の妹にも感染せず、
くーくんだけで、抑え込みました。

パパの奮闘とは・・
今テレビで宣伝中の新型のウィルス撃退型の空気清浄機を家の1階と2階に
設置したこと。
どの程度、効き目があるかは分りませんが、一応効果を発揮したのかな。

最初にくーくんの咳から始まったインフルエンザも、熱の最中は咳はおさまり、
治ってからは又咳が戻ってきたようです。

くーくんに「インフルエンザ、如何だった?」と電話で聞くと
「うん、大丈夫だったよ。」とケロッとしています。
過ぎ去ったことはすぐ忘れ、友だちと遊ぶのに気を取られているのでしょう。

これは体力のある5年生の孫の一例に過ぎません。
私を呼べば良かったのに、と一瞬思いましたが、新型の感染を
広げない為に、私も実家の親も頼まなかったのでしょう。
孫を生かす為には、年寄りの命は二の次、三の次でも構わないのですが。

ワクチンも、年寄りは一番最後で良いよ、とちょっと寂しげな顔で
ツレが言っていました。 
それでも自分が具合悪いと大騒ぎになってしまいますが。。
現役を生かさないと子どもも育てられませんから。

ツレが10月に聞いてきた、知り合いの31歳男性が罹った例では。
その方もじゅうぶん体力のある青年なのですが
やはり、新型インフルエンザに罹って、タミフルを処方されても
まったく効かず、40度以上の熱が5日くらい続いて、脳しょうも心配され
生死の境をさまよい、家族もいったんは諦めかけたそうですが
そこから何とか脱して回復したそうです。

そういえば、新聞に「タミフルの効かない患者がいる」と載っていました。

どんな健康な人でも、どう変化するか分らない怖さがあるのですね。

もっとも、私は10年以上前にインフルエンザに罹ったのが最後ですが
インフルエンザには、その時は特効薬はなく、ただ解熱剤だけが頼りで
うんうんと唸って寝ていた記憶があります。

ご飯の前に解熱剤を飲み、39度台の熱が38度台に下がってから
食事をとって、ほんの少しでも口に入れましたが、解熱剤で38度に下がっても
そういう時の解熱剤の効き目は1時間半か2時間ほどで、また39度台に
戻ってしまうのです。 
だから体力が勝つ時を待つ、自然治癒しかありませんでした。
会社も2~3日くらいしか休めず、仕事しながら治していったのです。

まだ完治していない時は、生活しながら、仕事しながらも、
背中に重たいものが常時張り付いている感じがしました。

或る日それが剥がれて身体が軽く感じた時。
やっと本当に治ったと思いました。
インフルエンザの感染の自覚から2週間以上経っていました。

10年以上も前の話になりますが。

今日は息子の家族4人が夕飯に来ます。
そろそろ料理に取り掛からなければ。



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2 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2009-11-21 10:19:00
くーくんの新型インフルエンザ、心配されたでしょうね。でも、大事にならずよかったです。
1歳未満は予防注射の対象にはならないようですから、十分注意を要しますね。

私の甥っ子の6歳の男児も先月罹ったのですがタミフルで回復したそうです。昨今は低年齢の子どもの死亡が多いとか、予防注射の効果は万全ではありませんし、心配ですね。

都会に住んでいると人口の多い分感染率が高いし、せいぜい家庭でできることをしっかりやることしか対策のしようがありませんね。
ワクチンが不足しているのか、予防注射の接種が遅いようです。本当に年寄りは一番最後でいいですよね。
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オールドレディーさんへ (ばーば)
2009-11-21 11:20:16
罹っている最中に知ったら、とても心配したと思います。
無事、回復したあとで良かったです。
レディーさんの甥御さんも、新型インフルエンザから無事に回復して良かったですね。
新聞や厚生省などが、新型の症状例をほとんど発表しないので、不安を募らせていました。
ひとそれぞれで、パターンがないのでしょうか?
ウチの市から発表された新型インフルエンザのワクチン接種の順番は1月後半です。
今になるとワクチンも怖いですね。

8ヶ月の孫は百日咳でいちど死にかけているので、その時の後遺症か、呼吸関係が今でも少し弱いです。両親がその子への感染を一番恐れたのも無理も無いなと・・
低年齢の子どもの死亡例を聞くにつれ危機感を覚えます。

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