夕飯の支度中に指を怪我したので、その夜の献立は急遽変更しました。
医者の帰りにデパ地下でぎんだら(メロー)の煮付けとサラダを買い、怪我した直接の原因のサツマイモを何とか全部輪切りにして煮付け、辛味きゅうりの漬物をブツブツと切り、豆腐とネギの味噌汁。
不自由な左手を庇いながらの仕事なので時間が掛かりました。
包帯グルグルの手には薄いポリ袋を2枚重ねて被せ、輪ゴムで手首を止めました。
指を怪我した時にはこれが一番です。
医者は「大き目の炊事用手袋を買いなさい」と言うけれど、手袋は入れたり脱いだりする時に、包帯巻いて大きくなった指に当って痛いのです。
ポリ袋なら中で自由に指を動かせるし柔らかなので自由度が高く、取る時は輪ゴムだけ気を付けて外せばいいのだから簡単です。
翌日医者に行ったら、(この医者40代はじめくらいかな?)
「出血している。」と眉をひそめて言われました。
(しまった!手を使い過ぎちゃった。)と反省。
指の周りに乾いてこびり付いた黒い血の塊を、ピンセットに挟んだ消毒液でこすり落としながらの会話です。
「イタイ!イタイ!」 こらえ性が無くてスイマセン。
「ここに来たからには我慢して貰わなきゃね。」と医者。
「なんでこんなに怪我した手を使うんですか?」と咎められ
「ご飯の支度をするとどうしても。洗いものも出るし・・・」
その他にパソコンもゲームも、もろもろ・・・しなければいけない事沢山有るし。
ゲーム機のプレステ2は左スティックを親指で動かすので大丈夫だと思ったけど。
駄目だったのかな?(これは医者には言いません)
「ご主人は居るの?」
「はい、辛うじて。」
「ご飯はご主人に作ってもらえばいいじゃないですか。」
私の選択肢に(ツレアイがご飯を作る)なんて項目はありません。
「ご飯なんか作った事ないですよ。」無愛想に答える私。
「こんな時なのに?」
「こんな時もそんな時も作ってもらった事なんかありません。外から出前なら。」
「へーっ、こんな怪我なのに作るなんて愛情ですかね?」
ちょっと考えて
「私の仕事だからです。」
指を脱脂綿の塊でポンポン叩かれ、グイグイ擦られながらなので治療とはいえ痛くて痛くて。
益々仏頂面になる私です。
そういえば怪我した当日、私の包帯ぐるぐる巻きの手を見てギョッとして
「指を落としたのか?」と言ったけど、並べた料理を見て不満そうでした。
「オレは買ってきたぎんだらなど食わない。」ですと!
今に見ていろ!私の方が先に死んでやるからね。
熟年夫婦は味も素っ気も無くてすいません。
あっ、それから夕飯は出前よりも、弁当買うよりも、自分の好きな味付けの手料理の方が飽きが来なくて美味しいのです。
なにより、出来立てを食べるのですもの。
家に帰ってツレアイに
「何時までも出血していると治りが悪いんですって。今日は鱈チリにしたけど明日は外で食べたい。」というと一応了承しました。
それから私は決して良い奥さんではありませんから
医者の帰りにデパ地下でぎんだら(メロー)の煮付けとサラダを買い、怪我した直接の原因のサツマイモを何とか全部輪切りにして煮付け、辛味きゅうりの漬物をブツブツと切り、豆腐とネギの味噌汁。
不自由な左手を庇いながらの仕事なので時間が掛かりました。
包帯グルグルの手には薄いポリ袋を2枚重ねて被せ、輪ゴムで手首を止めました。
指を怪我した時にはこれが一番です。
医者は「大き目の炊事用手袋を買いなさい」と言うけれど、手袋は入れたり脱いだりする時に、包帯巻いて大きくなった指に当って痛いのです。
ポリ袋なら中で自由に指を動かせるし柔らかなので自由度が高く、取る時は輪ゴムだけ気を付けて外せばいいのだから簡単です。
翌日医者に行ったら、(この医者40代はじめくらいかな?)
「出血している。」と眉をひそめて言われました。
(しまった!手を使い過ぎちゃった。)と反省。
指の周りに乾いてこびり付いた黒い血の塊を、ピンセットに挟んだ消毒液でこすり落としながらの会話です。
「イタイ!イタイ!」 こらえ性が無くてスイマセン。
「ここに来たからには我慢して貰わなきゃね。」と医者。
「なんでこんなに怪我した手を使うんですか?」と咎められ
「ご飯の支度をするとどうしても。洗いものも出るし・・・」
その他にパソコンもゲームも、もろもろ・・・しなければいけない事沢山有るし。
ゲーム機のプレステ2は左スティックを親指で動かすので大丈夫だと思ったけど。
駄目だったのかな?(これは医者には言いません)
「ご主人は居るの?」
「はい、辛うじて。」
「ご飯はご主人に作ってもらえばいいじゃないですか。」
私の選択肢に(ツレアイがご飯を作る)なんて項目はありません。
「ご飯なんか作った事ないですよ。」無愛想に答える私。
「こんな時なのに?」
「こんな時もそんな時も作ってもらった事なんかありません。外から出前なら。」
「へーっ、こんな怪我なのに作るなんて愛情ですかね?」
ちょっと考えて
「私の仕事だからです。」
指を脱脂綿の塊でポンポン叩かれ、グイグイ擦られながらなので治療とはいえ痛くて痛くて。
益々仏頂面になる私です。
そういえば怪我した当日、私の包帯ぐるぐる巻きの手を見てギョッとして
「指を落としたのか?」と言ったけど、並べた料理を見て不満そうでした。
「オレは買ってきたぎんだらなど食わない。」ですと!
今に見ていろ!私の方が先に死んでやるからね。
熟年夫婦は味も素っ気も無くてすいません。
あっ、それから夕飯は出前よりも、弁当買うよりも、自分の好きな味付けの手料理の方が飽きが来なくて美味しいのです。
なにより、出来立てを食べるのですもの。
家に帰ってツレアイに
「何時までも出血していると治りが悪いんですって。今日は鱈チリにしたけど明日は外で食べたい。」というと一応了承しました。
それから私は決して良い奥さんではありませんから
ちょっと留守してまして、今日、メール送ってからブログ開きました。本当に驚きました。さすが貴女の表現力の素晴らしさに、ドキドキ・身震い・やめて~!と声を出して叫びたいほど痛そうで、こちらももらい泣きではないけど、もらい痛みになりそうなほどリアルな貴女のお話・・・。でも良かったです。
今日一緒に「怪我その後」も会うことができて。
「へーっ、こんな怪我なのに作るなんて愛情ですかね?」
ちょっと考えて
「私の仕事だからです。」
この文章読んでいて、噴出しそうになりました。だって・・・愛情でお食事の支度していた頃・・・何時だったかしら?と私も考えてしまいました。
本当に無理しないでね。ご主人に甘えてみて!
B型は必要以上に正直なのでビックリさせてしまいましたね。
病気にならないようにバランスの良い食事をとか、農薬の少ない食材とかには気を使っていますが・・・
愛情と言われても???
メールの写真見せていただきましたが圧倒されましたよ~。 お雛様も野摘みのセリも!