相模大野北口サンデッキにて、菅直人代表代行が来て、
民主党の「マニフェスト説明会」が開かれると聞いたので、
興味を持って行って来ました。
菅さんを迎える前に、地元の候補、もとむら賢太郎さんが力強い声で、
政権交代を語りました。
初めてお目に掛かった頃は、普通の民主党の新人候補の感じでしたが
何回か 途中でお目に掛かっている内に どんどんと面変わりして
本気度が加わっていくのが分りました。
今回も短期間のあいだに、見違えるように逞しくなり
存在感が増し、演説に魂の入った力強さが加わっており、
人間は短期間にも大きく変わることもあるのだと、驚嘆した次第!
その変化の意味は、まいにち選挙区を駆け回って、私たち一般の人々と
直接出会う。
自分の声を届ける過程で、私たち庶民の声にも耳を傾け、本音を聞く。
大勢の庶民の声に後押しされた者の、確信を得た風貌、という感じでした。
ところが夕風に冷えて、私の体調が悪くなり、不整脈の発作が
出始めてしまったので、前に陣取っていたのに退却し、後方の柱の影で
しゃがみ込んでしまいました。
まだ、菅さんは到着しません。 菅さんは市民運動家でもあったので
演説が上手だと聞いていたので、是非菅さんの話を聞きたい、と願い
しゃがみ込んで心臓を防御する体勢をとり・・・
待つことしばし・・・
菅直人代表代行が到着しました。
話しが始まり、進行するにつれ力が入り、自民党とのマニフェストの
同じ部分と違いの部分との比較にも及びました。
話しは熱を帯びて、ボルテージが上がり、積極的に合いの手を入れる人も
多くなりました。
今まで、なるべく近くで顔を見ながら演説を聞こうとしていましたが
その時には気がつかないものに気がつきました。
後ろのほうで三々五々、立ち止まって聞いている人たちの反応です。
呟きのように小声だけれど、ちゃんと声に出して「そうそう!」
「その通りね!」な~んて言ってるのです。
声に出さなくても、ウンウンと強く首を縦に振るリアクションも。
周りをあらためて見回すと、みんなそれぞれが菅さんの演説に
応じた反応を表していました。
事前に「菅代表代行への質問を受け付けます」と言っていたので
本当は私は質問したかったのです。
おそらく、民主党のマニフェストにも、書かれていると思うのですが
いまいち、ハッキリしない。
私が質問したかったのは
「今、年金に加入していない人も、将来年金に入れるのか?
そして一定の年齢になったら、すべての国民が年金を貰えるのか?」
ということです。
いちばんの弱者は、年金も支払えない状態の人たちです。
うちでも、そんな時期がありました。
会社が倒産して、膨大な借金だけが残り、生きていくのが精一杯で、
税金もろくろく払えない、そんなときもあったのです。
食べるお金さえろくにない時に来る税務署からの督促状は、
血も涙もない鬼からの呼び出しにも思えました。
年金なども払える状態ではありませんでした。
倒産直後は、食べていけないので、私と子ども2人は実家に帰され
小学生だったこどもは新宿の淀橋小学校に転校しました。
私は社員として三田にある小さな広告代理店に就職しました。
半年後だったか一年後だったか、夫はある会社に就職し、
借金を返済する なが~い年月のスタートが始まりました。
倒産というのは、あらゆるお金を使い果たした末に起こることです。
ま、本人も私も未熟だったことは確かです。
転校したクラスで娘につけられたあだ名は「一週間」だったそうです。
一週間、同じ服を着ている、という意味だそうです。
私は「一週間も同じ服を着せていない!」と怒りましたが
「だってみんながそう言うんだもの。」と娘は悲しそうでした。
私が小学校に入学したのは終戦の翌年。
1週間や2週間、一ヶ月でも、同じ服を着ていても当たり前な時代でした。
洗濯さえしてあるならば・・・
時代も変わり、イジメも加わった・・
年金を貰えない人には、様々な事情が有るのです。
友人は離婚した時、無年金になりました。
その後、女手ひとつで必死に働いて子ども2人を育てましたが
食べさせ、教育費を払うだけで精一杯。
自分が年金に加入するお金の余裕がまったく無く、
63歳になり緑内障で障害2級な今も、無年金のまま。
元ダンナからは、月3万円の養育費の約束でしたが
ほとんど払って貰っていなかったそうです。
だから、私が「民主党は年金を・・」といくら言っても
「私には興味無い!」と怖い顔でそっぽを向いてしまうのです。
何処が政権を取っても、年金問題は本腰を入れて取り組んで
ほしいものです。
私は年金の問題では以前から、自民党には重大な危機感を持っていました。
新聞を注意深く読んでいたら、将来年金が無くなる可能性を感じたのです。
その時、民主党が「国民の生活が第一」というスローガンを掲げました。
年金を無くされそうな自民党より、確実に年金を払って貰えそうなところに
投票するのは当たり前じゃないですか!
テレビなどで良く出てくるセリフがあります。
「自分たち若い世代が払っているお金で、今のお年寄りの年金を払っている。」
とても恩着せがましい迷惑そうなセリフです。
それって、代々そうだったのですよね。 私たち今の高齢者だけが
今の若者に、迷惑を掛けている訳じゃない。
だったら、年金の仕組みを変えるしかないじゃないですか。
政府によって年金が壊されるかもしれない、という不安が
今の若者から(30代を含めて)年金離れを起しているのです。
菅さんはともかく、私にしてみれば自民党は今まで圧倒的な与党だったのに、
手をつけたのは 福祉、社会保障の削減ばかり。
今ごろ 選挙向けに取ってつけたように言い出されても信用出来ない、
が私たち国民の本音ではないでしょうか。
手形を振り出しても、今まで不渡り手形の連発だった会社の手形を信じて
受け取る人はいないでしょう。
それと同じ現象が自民党に対して起こっているのだと思います。
年金に対して質問したかったのに、自分が体調不良を起して
しゃがみ込んで聞いているだけでしたが、菅さんの言葉は力強く
心に響くものでした。
菅代表代行と握手をするどころではなく、ヨロヨロと家路につきました。
帰ってから、直ぐに布団に倒れこんで2時間の睡眠。
それでも写真は何枚か撮りました。
追っかけの私の執念で(笑)
それから、誰かから呼びかけがありました。
投票日の30日までに、何が起こるか分りません。
確実に投票できるように、「期日前投票をしましょう。」
関東、東海地方では、地震が続いています。
全国的に不安定な気候で、集中豪雨に襲われたりしています。
何が起こっても確実に自分の一票がカウントされるように、
期日前投票に行こう、と決心したのでした。
私は昨年からの不景気騒動で、懐に入ってくるのは同じ金額ながら、
危機を感じて、今は財布の紐を極端に固く絞り、殆どのものを我慢して、
質素極まる(?)生活をしています。
もし、民主党が少しでも下支えをしてくれたなら
財布の紐を緩める日も来るかなと、期待をしています。
いろんなことを言いましたが、細かなマニフェストよりも、
何より最優先されるのは、政権交代であることは確かです。
民主党の「マニフェスト説明会」が開かれると聞いたので、
興味を持って行って来ました。
菅さんを迎える前に、地元の候補、もとむら賢太郎さんが力強い声で、
政権交代を語りました。
初めてお目に掛かった頃は、普通の民主党の新人候補の感じでしたが
何回か 途中でお目に掛かっている内に どんどんと面変わりして
本気度が加わっていくのが分りました。
今回も短期間のあいだに、見違えるように逞しくなり
存在感が増し、演説に魂の入った力強さが加わっており、
人間は短期間にも大きく変わることもあるのだと、驚嘆した次第!
その変化の意味は、まいにち選挙区を駆け回って、私たち一般の人々と
直接出会う。
自分の声を届ける過程で、私たち庶民の声にも耳を傾け、本音を聞く。
大勢の庶民の声に後押しされた者の、確信を得た風貌、という感じでした。
ところが夕風に冷えて、私の体調が悪くなり、不整脈の発作が
出始めてしまったので、前に陣取っていたのに退却し、後方の柱の影で
しゃがみ込んでしまいました。
まだ、菅さんは到着しません。 菅さんは市民運動家でもあったので
演説が上手だと聞いていたので、是非菅さんの話を聞きたい、と願い
しゃがみ込んで心臓を防御する体勢をとり・・・
待つことしばし・・・
菅直人代表代行が到着しました。
話しが始まり、進行するにつれ力が入り、自民党とのマニフェストの
同じ部分と違いの部分との比較にも及びました。
話しは熱を帯びて、ボルテージが上がり、積極的に合いの手を入れる人も
多くなりました。
今まで、なるべく近くで顔を見ながら演説を聞こうとしていましたが
その時には気がつかないものに気がつきました。
後ろのほうで三々五々、立ち止まって聞いている人たちの反応です。
呟きのように小声だけれど、ちゃんと声に出して「そうそう!」
「その通りね!」な~んて言ってるのです。
声に出さなくても、ウンウンと強く首を縦に振るリアクションも。
周りをあらためて見回すと、みんなそれぞれが菅さんの演説に
応じた反応を表していました。
事前に「菅代表代行への質問を受け付けます」と言っていたので
本当は私は質問したかったのです。
おそらく、民主党のマニフェストにも、書かれていると思うのですが
いまいち、ハッキリしない。
私が質問したかったのは
「今、年金に加入していない人も、将来年金に入れるのか?
そして一定の年齢になったら、すべての国民が年金を貰えるのか?」
ということです。
いちばんの弱者は、年金も支払えない状態の人たちです。
うちでも、そんな時期がありました。
会社が倒産して、膨大な借金だけが残り、生きていくのが精一杯で、
税金もろくろく払えない、そんなときもあったのです。
食べるお金さえろくにない時に来る税務署からの督促状は、
血も涙もない鬼からの呼び出しにも思えました。
年金なども払える状態ではありませんでした。
倒産直後は、食べていけないので、私と子ども2人は実家に帰され
小学生だったこどもは新宿の淀橋小学校に転校しました。
私は社員として三田にある小さな広告代理店に就職しました。
半年後だったか一年後だったか、夫はある会社に就職し、
借金を返済する なが~い年月のスタートが始まりました。
倒産というのは、あらゆるお金を使い果たした末に起こることです。
ま、本人も私も未熟だったことは確かです。
転校したクラスで娘につけられたあだ名は「一週間」だったそうです。
一週間、同じ服を着ている、という意味だそうです。
私は「一週間も同じ服を着せていない!」と怒りましたが
「だってみんながそう言うんだもの。」と娘は悲しそうでした。
私が小学校に入学したのは終戦の翌年。
1週間や2週間、一ヶ月でも、同じ服を着ていても当たり前な時代でした。
洗濯さえしてあるならば・・・
時代も変わり、イジメも加わった・・
年金を貰えない人には、様々な事情が有るのです。
友人は離婚した時、無年金になりました。
その後、女手ひとつで必死に働いて子ども2人を育てましたが
食べさせ、教育費を払うだけで精一杯。
自分が年金に加入するお金の余裕がまったく無く、
63歳になり緑内障で障害2級な今も、無年金のまま。
元ダンナからは、月3万円の養育費の約束でしたが
ほとんど払って貰っていなかったそうです。
だから、私が「民主党は年金を・・」といくら言っても
「私には興味無い!」と怖い顔でそっぽを向いてしまうのです。
何処が政権を取っても、年金問題は本腰を入れて取り組んで
ほしいものです。
私は年金の問題では以前から、自民党には重大な危機感を持っていました。
新聞を注意深く読んでいたら、将来年金が無くなる可能性を感じたのです。
その時、民主党が「国民の生活が第一」というスローガンを掲げました。
年金を無くされそうな自民党より、確実に年金を払って貰えそうなところに
投票するのは当たり前じゃないですか!
テレビなどで良く出てくるセリフがあります。
「自分たち若い世代が払っているお金で、今のお年寄りの年金を払っている。」
とても恩着せがましい迷惑そうなセリフです。
それって、代々そうだったのですよね。 私たち今の高齢者だけが
今の若者に、迷惑を掛けている訳じゃない。
だったら、年金の仕組みを変えるしかないじゃないですか。
政府によって年金が壊されるかもしれない、という不安が
今の若者から(30代を含めて)年金離れを起しているのです。
菅さんはともかく、私にしてみれば自民党は今まで圧倒的な与党だったのに、
手をつけたのは 福祉、社会保障の削減ばかり。
今ごろ 選挙向けに取ってつけたように言い出されても信用出来ない、
が私たち国民の本音ではないでしょうか。
手形を振り出しても、今まで不渡り手形の連発だった会社の手形を信じて
受け取る人はいないでしょう。
それと同じ現象が自民党に対して起こっているのだと思います。
年金に対して質問したかったのに、自分が体調不良を起して
しゃがみ込んで聞いているだけでしたが、菅さんの言葉は力強く
心に響くものでした。
菅代表代行と握手をするどころではなく、ヨロヨロと家路につきました。
帰ってから、直ぐに布団に倒れこんで2時間の睡眠。
それでも写真は何枚か撮りました。
追っかけの私の執念で(笑)
それから、誰かから呼びかけがありました。
投票日の30日までに、何が起こるか分りません。
確実に投票できるように、「期日前投票をしましょう。」
関東、東海地方では、地震が続いています。
全国的に不安定な気候で、集中豪雨に襲われたりしています。
何が起こっても確実に自分の一票がカウントされるように、
期日前投票に行こう、と決心したのでした。
私は昨年からの不景気騒動で、懐に入ってくるのは同じ金額ながら、
危機を感じて、今は財布の紐を極端に固く絞り、殆どのものを我慢して、
質素極まる(?)生活をしています。
もし、民主党が少しでも下支えをしてくれたなら
財布の紐を緩める日も来るかなと、期待をしています。
いろんなことを言いましたが、細かなマニフェストよりも、
何より最優先されるのは、政権交代であることは確かです。
私も小さい頃は貧乏でした。だから今の生活がみみっちいものでもすごく幸せに思えます。
民主党のマニフェストにも納得できないことがあります。だからといってこれ以上自民党政治はごめんです。
マニフェストを検討して政党を決めようとしても一長一短あってできません。
とにかく、先ずは政権交代です。多くは期待しません。できるところから少しずつ、堅実な安定した政権を望んでいるだけです。
社会保障、特に年金は命の綱です。でも、基礎年金を7万円にといいますが、これはこれからの人のことで、現在受給している人は関係ありません。
年金制度が代わっても我々に関係あるのは年金額が下がる時だけのようです。きっちり財布の紐を締めて生活しなければいけませんね。
今までの政治の推移から考えると、やはり「権力は腐敗する」というのは当たり前な人間心理なのでしょう。 ですから今必要なのは政権交代しかないのでしょう。
まったくレディーさんの仰るとおりで「堅実で安定した政権」による、質素で「堅実な社会」を望んでいるのです。 何処かの馬鹿が「民主党政権になっても夢の世界になるわけじゃない。」な~んて、呆れ果てたセリフを吐きましたが、国民のほうが最前線で現実認識を余儀なくされているので、間違ってもこんなアホな認識をすることは有りませんよね! 厳しい中でも、見捨てない、そんな社会を作って行きたいです。
どの党も似たようなことを叫んでいますがまずは今を変えることが必要だと思います。
マスコミは相変わらずマニフェストがどうたらって報道ばかりでいよいよ世論操作に入ったのかななんて感じですね。
でも今回こそは国民も騙されないように投票したいものです。
年金、年収200万円以下の人が増え続けている中で今の制度はとても維持できないでしょう。
最低限の下支えがないと将来に夢を持てない人が多くなるでしょうね。
それなのに根本的な制度を見直すこともせずに自民は25年以上→10年以上と大盤振る舞い。
これこそ不渡り手形、というよりは先送りしてごまかす先日付手形でしょうね~
とてもじゃないですが信用して受け取れません。
ほんとに何処の党も似たようなマニフェストを作っていますが、もう今となっては亜流に惑わされること無く、政権交代に向かって一直線と行きたいところです。 やはりメディアからさりげない振りの偏向が入っているようです。
自民党は本気で政権を担当する気がなさそうですよね。 だって言ってることに真実味がまるで有りませんもの。 長年、大多数の国民を視野に入れずに勝手をしてきたところが、今更国民の気持ちが分るわけありませんね。