今日は全10回の内の基礎コース最終日。
前回持ち帰った「白神山地」のナレーションのビデオは
教室で見てきた風景を思い浮かべ、家で20回くらい練習してから
その上で教室でテレビに映る景色を見てナレーションを入れたものです。
先週、渋谷から帰宅して直ぐにそのビデオを再生しました。
自分では今出来る精一杯のことで、良い出来だと思いました。
がツレアイに無理矢理きいてもらうと
「重い、暗い」と言い、最後まで聴かずにさっさと
自分の部屋に引き上げました!
後で出てきて「軽さがあれば良いのにね」と言いましたが。
そういえば
その通りだよね~
落ち込みました。少しは自信が有ったのに・・・
もっとも私が気にしていた事を指摘されたのでした。
暗い!
若いときは軽薄だとも言える軽い声だったので、
落ち着いた声、重厚な声に憧れました。
もともと声質はアルトでしたが。
そして年取ってからは、落ち着いた声になっていた筈でした。
声も暗くなかった。
友だちからは「バイタリティがある、明るい 前向き」と
言われ続けてきました。
そして・・・・・
世の中、暗転しました。
もっとも悲しいことがありました。
自分の鈍感さのせいで失ったものの大きさ。
そして今年1月、娘や孫とよく通っていたデニーズがなくなり、
カルチャーセンターに変わりました。
朗読教室もあります。
そこでスタートメンバーとして学び始めました。
とても嬉しいことでした。
課題は「雪女」
先生には不気味な雰囲気に合っている、と言われました。
最初は気にも留めませんでした。
こちらのコメントでカセットテープを教えてもらい
さっそくテープを購入し練習を始めました。
その内、朗読の先生が
「あなたの声が・・・?」
「きっと風邪が治ったら、声が(普通の)出るようになるでしょう(?)」
私の声に疑問があるようでした。
「あなたの声はなんでそんなに暗いのですか?」
そう言われた様な気がしました。
引け目のある私には殊更、そのように聞こえたのかもしれません。
「雪女」の練習の他に、藤沢周平の「山桜」も朗読してテープに取りました。
再生して・・・驚きました!
こんな声で読んでいたのか!
声は私の内心を隠しようもなく表していました。
悲しみと絶望しかない声! 自分の声に衝撃を受けました。
読めども、読めども、真っ白な悲しみと絶望しかなくて灯りが見えない。
最初は自分の声を聴くのも怖かった!
朗読の教室ではなんとか、明るい声をだそうとしましたが
なかなかうまくいきませんでした。
でも好きだから学んでいる時はとても楽しいから続けました。
その内、月一度では物足りなくなり、NHKの研修センターの
「朗読・ナレーション基礎コース」に通い出しました。
そこでも、繰り返し注意を受けたのは、
「声が低い、そんな声を出したら暗くなっちゃいますよ!」
「頭は高く出て、次に来る文も、すぐ立て直して高く!」
何度も何度も指摘されるのは声の低さ。
私の場合は一生懸命高く出ても、その後直ぐ低くなり、
どう仕様もなく暗くなることでした。
そして軽やかな明るい表現が苦手。
「あなたの低い声はこれから使うところが沢山出て来ますから」
と言ってくださいましたが。
自分の低い、そして内面と同じ暗い声を、なんとか高く軽やかに
そして普通の声が出せるように。
それが両方の朗読教室の自分への課題でした。
そして17日の今日、基礎コース最後の教室。
まず先週入れた全員のナレーションを映像と共に流しました。
一人一人、自分のナレーションの感想を聞かれます。
改めて自分のナレーションを聞いてみると、
アラばかりが気になって身がすくみました。
感想を聞かれ
「家のものに、重い、暗い、と言われました。」
というと
「朗読に対して何の先入観も持たないご主人の言うことは
当たっているかもしれませんよ。」
「はい、一番気にしていることを言われました。
自分では高く明るく出ているつもりでも、実際聞いてみると自分で意図したより
ずっと低いのですね。口惜しいのでテレビに映像だけを映して声を消し、
自分のカセットに又ナレーションいれました。なるべく軽く優しい声を出しまし たらビデオよりは少しは軽くなりました。」
私も口惜しがりな一面があるので、
簡単に引っ込みたくありません。
今日は、みんなのナレーションを聴き、そのあとで前回の課題「出来事」を全文、
順番に前に出て読みました。 総仕上げの日ですから。
それでやっと気がつきました。
私も低いけれど、みなさんも低い。何度も指摘されても中々欠点は直りません。
でも最初の課題の「納豆」よりもず~っとマシになっています。
私の低い声も努力の甲斐あってか、みんなの中に埋没するくらいの
暗さになったような気がします。 今は特別目立たなくなったような・・・
これからも自分の声との格闘でしょう。
声に思い入れを入れず、表現力をつける。
ともすれば綻び出る暗さを明るさに持ち上げて。
前回持ち帰った「白神山地」のナレーションのビデオは
教室で見てきた風景を思い浮かべ、家で20回くらい練習してから
その上で教室でテレビに映る景色を見てナレーションを入れたものです。
先週、渋谷から帰宅して直ぐにそのビデオを再生しました。
自分では今出来る精一杯のことで、良い出来だと思いました。
がツレアイに無理矢理きいてもらうと
「重い、暗い」と言い、最後まで聴かずにさっさと
自分の部屋に引き上げました!
後で出てきて「軽さがあれば良いのにね」と言いましたが。
そういえば
その通りだよね~
落ち込みました。少しは自信が有ったのに・・・
もっとも私が気にしていた事を指摘されたのでした。
暗い!
若いときは軽薄だとも言える軽い声だったので、
落ち着いた声、重厚な声に憧れました。
もともと声質はアルトでしたが。
そして年取ってからは、落ち着いた声になっていた筈でした。
声も暗くなかった。
友だちからは「バイタリティがある、明るい 前向き」と
言われ続けてきました。
そして・・・・・
世の中、暗転しました。
もっとも悲しいことがありました。
自分の鈍感さのせいで失ったものの大きさ。
そして今年1月、娘や孫とよく通っていたデニーズがなくなり、
カルチャーセンターに変わりました。
朗読教室もあります。
そこでスタートメンバーとして学び始めました。
とても嬉しいことでした。
課題は「雪女」
先生には不気味な雰囲気に合っている、と言われました。
最初は気にも留めませんでした。
こちらのコメントでカセットテープを教えてもらい
さっそくテープを購入し練習を始めました。
その内、朗読の先生が
「あなたの声が・・・?」
「きっと風邪が治ったら、声が(普通の)出るようになるでしょう(?)」
私の声に疑問があるようでした。
「あなたの声はなんでそんなに暗いのですか?」
そう言われた様な気がしました。
引け目のある私には殊更、そのように聞こえたのかもしれません。
「雪女」の練習の他に、藤沢周平の「山桜」も朗読してテープに取りました。
再生して・・・驚きました!
こんな声で読んでいたのか!
声は私の内心を隠しようもなく表していました。
悲しみと絶望しかない声! 自分の声に衝撃を受けました。
読めども、読めども、真っ白な悲しみと絶望しかなくて灯りが見えない。
最初は自分の声を聴くのも怖かった!
朗読の教室ではなんとか、明るい声をだそうとしましたが
なかなかうまくいきませんでした。
でも好きだから学んでいる時はとても楽しいから続けました。
その内、月一度では物足りなくなり、NHKの研修センターの
「朗読・ナレーション基礎コース」に通い出しました。
そこでも、繰り返し注意を受けたのは、
「声が低い、そんな声を出したら暗くなっちゃいますよ!」
「頭は高く出て、次に来る文も、すぐ立て直して高く!」
何度も何度も指摘されるのは声の低さ。
私の場合は一生懸命高く出ても、その後直ぐ低くなり、
どう仕様もなく暗くなることでした。
そして軽やかな明るい表現が苦手。
「あなたの低い声はこれから使うところが沢山出て来ますから」
と言ってくださいましたが。
自分の低い、そして内面と同じ暗い声を、なんとか高く軽やかに
そして普通の声が出せるように。
それが両方の朗読教室の自分への課題でした。
そして17日の今日、基礎コース最後の教室。
まず先週入れた全員のナレーションを映像と共に流しました。
一人一人、自分のナレーションの感想を聞かれます。
改めて自分のナレーションを聞いてみると、
アラばかりが気になって身がすくみました。
感想を聞かれ
「家のものに、重い、暗い、と言われました。」
というと
「朗読に対して何の先入観も持たないご主人の言うことは
当たっているかもしれませんよ。」
「はい、一番気にしていることを言われました。
自分では高く明るく出ているつもりでも、実際聞いてみると自分で意図したより
ずっと低いのですね。口惜しいのでテレビに映像だけを映して声を消し、
自分のカセットに又ナレーションいれました。なるべく軽く優しい声を出しまし たらビデオよりは少しは軽くなりました。」
私も口惜しがりな一面があるので、
簡単に引っ込みたくありません。
今日は、みんなのナレーションを聴き、そのあとで前回の課題「出来事」を全文、
順番に前に出て読みました。 総仕上げの日ですから。
それでやっと気がつきました。
私も低いけれど、みなさんも低い。何度も指摘されても中々欠点は直りません。
でも最初の課題の「納豆」よりもず~っとマシになっています。
私の低い声も努力の甲斐あってか、みんなの中に埋没するくらいの
暗さになったような気がします。 今は特別目立たなくなったような・・・
これからも自分の声との格闘でしょう。
声に思い入れを入れず、表現力をつける。
ともすれば綻び出る暗さを明るさに持ち上げて。
昔から声のトーンは低いほうでしたが、テープなどを通して聴くと、何ともいえない嫌な印象を受けてショックでした。
これが自分の声?って、そう思うほど録音はかわるのですね。
ナレーションはあまりハイトーンでは軽すぎるし、さりとて低音は暗くなるしと、難しそうですね。
でも、すごく努力されているのは尊敬に値しますね。
ここで 私のとっておきの(?)秘密を・・・
実は・・・ (もったいぶって)
仕事は 電話交換手 だったんですよ♪ (って ぜんぜんとっておきじゃない?)
あの ヘッドホンみたいな・・・ ブレストって言ったかな?
あれを つけると 声が 変わっちゃうんですよ。
自分でもびっくりしました。 (機械的にではなく)
普段は たぶん 舌足らずな 幼い声だとおもうのですが、
応対コンクールのテープを聴いて びっくり!
めちゃめちゃ かっこいい できる交換手に聞こえたんですよ♪
仕事前に発声練習。
目の前にお客様がいるつもりで いつも 笑顔。(実際は目の前は部屋の壁なんですけど)
声は お腹から出す。
今では 家電話にくるのは セールスばかりなので すっかり 応対しなくなりましたが・・・。
職場に電話をかけてくる人は みんな 誰だか わからなかったみたいです。
すぐに 地声に変わるから それも おかしかったみたい。
仕事と 普段は ぜんぜん 違う声になってました。
不思議ですねぇ~。
すみません。
ちょっと 自分のブログで 嫌なことがあったので、
また ばーばさんのところで たくさん おしゃべりしちゃいました。。
いつか ばーばさんの 朗読が聞ける日が 来るといいなぁ~♪
私も最初に留守電に吹き込んだ時は、余りに無愛想でギョッとしました。
何度もやり直しました
今は電話に入っている声で間に合わせています。
テレビに入るナレーションを聞いていると持ち味様々で、とても素晴らしいのが大半ですが、中には暗い声もあり、この人の声耳障りなどと感じるのもあります。万人に受ける筈はないのですが。
私に出来るのは好きな事の努力しかないので一生懸命です。でも下手な横好き! 今は何か情熱のぶつけ先を必死に探しているだけのような気も
現役の頃の声を聞いてみたかったな~
頭からかけて口元にマイクが来るのがブレストですか?応対コンクールにでたのですか?凄い! コンクールには選ばれた者しか出場できないのですよね!聞きたかったですね~。
暖かくて明るい声だったのでしょうね。
昨日、前に出て椅子に座って教室のみんなを観客に見立てての朗読でしたが、全員が文章の書いてあるプリントしか見てなかった、1人も顔を上げて聞き手とのコミニケーションと取ろうとしなかった、と批判されました。余裕がありませんでした。
春堤さんは実際は部屋の壁でも、お客さんが目の前にいるつもりで練習したのですね。 それ、良いですね!
私も春堤さんのして来たとおり、普段から、文章の内容を気にするだけでなく、聞き手に伝わっているか確認し、お客さんが目の前に居るつもりでこれから練習します。そのやり方の方が、朗読の本来の「語り掛け」がより多く出て、相手に伝わる読み方ができるそうです。
観客に見立てて、といっても教室では出来ませんでした。普段からのそのイメージトレーニングもします。
春堤さんには必ず聴いていただきます。
9月から始まる実力コースを卒業したら待っていてくださいな
日頃何気なく聞いております朗読も、こんなにも
努力され、磨かれておられますのね
ばーば様のお声は、きっと落ち着いたちょっぴり
低音の魅力あるお声でいらっしゃいますのね。きっと!
初めて自分の声を耳にしました時のは、
誰もが経験しましたことだと思います。
お花も同じで、我がお教室で生けております時は
気にもなりませんが、いざ花展で他の生け花と
並べられておりますと、その場でもって帰りたく
なります
ばーばさまの聡明なご努力を、わたくしもお手本に
させて頂きたく思います
ありがとうございました
努力と言われると照れくさいのですが、先生も厳しいし、恥書きたくないというのもありますが、特に年配女性は支払った月謝の分は、しっかり取り返さなけりゃと、ガメツク勉強に取り組む傾向があるような気がします。私もその1人です
最初は他の人は気にならなかったのですが、後半になるとやはりみなさん進化してきているのに、自分だけが出来ないような気がして焦ったりしますね
私は何かに興味をもつと猪武者になる傾向があるので、程ほどにしなければと思うのですが、みゆき先生のように美しいものへの追求や夢のある詩の展開などの生き方は羨ましいです。
私の方こそ見習って少しは女性らしく、を今後の課題に付け加えて行きたいと思います
拘る事の面白さにとっても共感できます
総じて皆さん始めて聞く声は、驚くほど低い…とイウのは共通するのではないでしょうか
私も勿論経験済みです、
でも低いなりにそれも個性に変えられたらプロ?
私は電話のトーンはとても“ノー天気”に受け取られます
友達の息子が私の電話を受け継ぐ度に
「00サンのおばチャンは苦労がないのかね」何て言われます
苦労は一杯ありますわよ~
ツレアイの上司の電話を受け継いだ時に上司の方がツレアイに
「奥さんに会うのが楽しみだな~」何て言われてかなり慌てました
反省…シットリと御上品にせねば
叉脱線のコメントでした
私も電話で是非お話したいです。
声は人柄を表わすと言いますから。
現役の時は目的意識が強すぎて事務的な口調になるので一生懸命(温かい声)を出そうと努めていました。うららさんの万人が認める(のうてんき)は素晴らしいと思いますよ。出来れば私もそのイメージが欲しいです。
今や私も折角なので「低い声、暗い声のエキスパートにでもなろうかと」冗談半分ですが開き直っています。 でも習っている時はみんな真剣なので楽しい声は中々出ません。緊張すると殆どの人は低い声になるようです。それを越えて軽やかな声も出ますように
私は落ち着きのあるしっとりとした声で朗読したいのに、私は普段より声が高くなるんですよね~~。
十人十色。十人十音ですね(笑)持ち味にして一緒に朗読楽しみましょう♪。私の人生でまさか落語を一席などという日がこようとは!(家族には話してないです^o^)何かを一生懸命するのは楽しいですよね。これからも宜しくお願い致します。
わらい猫は、先日高一の次男の友人から「メルアド登録よろしく」とメールをもらいました。電話とかでよく話したこともある子です。息子に携帯買ってからはすっかりご無沙汰でしたから、ちょっとびっくりと嬉しいがマゼマゼ♪でした。早速メールで会話(笑)
いつもお気楽な会話をしてきたのがよかったのか・・親の威厳ゼロなのか・・まっ、深く考えないで素直に喜ぶことにしてます。ばーばさんも努力は大切だけど、悩まないで前進しましょう。その持ち味を羨ましく思っているのは、私だけではないと思いますよ。
まだ自分の声を聞いていなくて独りよがりでしたが、でも朗読習えて嬉しいのが一番先でした♪
私はわらい猫さんの綺麗で響く声が羨ましいですよ。
そういえば話し声より高いかも知れませんね~!
本当にみなさん十人十色、十人十声、良いこと言いますね。
ありがとう、持ち味のつもりでやって行きます。
あの落語には参りましたが「貧乏神」のおかげで今まで何気なく聞いていたテレビの落語を改めて聴いた時、すごい修練だと感激しました。話芸全般にも興味を持てて嬉しかったです。感激出来るものが増えたのですから♪
私の方こそ、よろしくです
高校生の息子さんのお友だちから!!
凄いですね~ 最高に嬉しい話です
わらい猫さんは皆さんにとってバリアフリーなんですね~♪
はい、8月の朗読の日を楽しみにしています。
林芙美子の「蛙」は大好きですから、一日千秋の思いで待っています。
31日昼間メールします!