☆ 秋の庭を拝見

　　↑の写真はローズカフェで撮ったばらの写真。


３１日の金曜日、友人と３人で国分寺にある「殿ヶ谷戸庭園」に行ってきた。




アップダウンの多い水辺を用心深く歩き、秋の七草を見学した。
秋の七草は

萩（はぎ）　薄（すすき）　桔梗（ききょう）　撫子（なでしこ）
葛（くず）　藤袴（ふじばかま）　女郎花（おみなえし）

だそうな。

この時期に尾花（すすき）を見るとなんとも艶っぽい微妙な一節を思い出す。

露は尾花と寝たと言い　尾花は露と寝ぬと言う

仕入先は母だったような気がする。
母からは、歌舞伎の白波五人男の見得を切るセリフや
早口言葉の「じゅげむじゅげむ・・」などを教えられ
私も結構、乗って覚えたものである。
今はどれほど思い出すか、さっぱり自信はないが。
”露と尾花”を改めてネットで調べてみると、俗曲、端唄の類らしい。



殿ヶ谷戸庭園はこじんまりとした地味な感じの公園だった。
もっと先の１１月の末頃なら紅葉が楽しめるらしいが
園内はまだ緑が濃かった。





次に今年の５月にテレビで紹介されていた「ローズカフェ」に行き、ランチを摂った。




薔薇の盛りは５月。
私達が出かけたのは１０月の末なので薔薇は少なくなっていた。











私達のランチは「イングリッシュガーデンセット」で１５８０円。
（ミネストローネスープ+ココットえびグラタン+ココット鮭のクリーム煮+特製パン３枚）
ミネストローネスープが身体を温めてくれて美味しかった。
この日はあいにくお天気は曇り。寒かったので店内の席を選んだ。
予約も出来るという。

食事をしてから庭園を拝見。
私は残念ながらこの日は嗅覚障害が始まっていたので気がつかなかったが
庭園には薔薇の香りがただよっていて素敵だったと友人の弁。

夕方急いで帰宅し、夜は息子の家族と我が家で常夜鍋を囲み、その後私の布団で眠り込んでしまった孫を起こすのが忍びないのでそのまま預かり、土曜の午後１２時半からの野球の練習に間に合うように家まで送って行った。
近頃としては楽しいけれど忙しい一日だった。