関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

[あゝ上野駅」と最近の一週間

2012年12月18日 | 日記
12月6日
3日は、忙しい時期だったがある中小企業者団体の今年最後の会合
4日は、終日の会議の上に、夜は別の会合
5日は、午後から書籍関係の業界団体訪問
6日は、午後から共闘団体の会議。終了後 湯島から上野方面へ歩いて帰った。不忍池というもを初めて見た。上野駅では、噂の「あゝ上野駅」記念碑のある場所がわかった。

〈写真↓上野駅〉


※「あゝ上野駅」=1964年のヒット歌謡曲
 歌手井沢一郎が歌ったその歌は、
 高度経済成長時に東北から東京に集団就職する若者を歌い、
 故郷につながる終着駅・始発駅である
 上野駅を心のふるさとにする人々の思いを捉えた。

1、どこかに故郷の 香りを乗せて
  入る列車の なつかしさ
  上野は おいらの 心の駅だ
  くじけちゃならない 人生が
  あの日ここから 始まった

3、ホームの時計を 見つめていたら
  母の笑顔に なってきた
  上野は おいらの 心の駅だ
  お店の仕事は 辛いけど
  胸にゃでっかい 夢がある

〈写真↓「あゝ上野駅」記念碑〉


12月7日
仕事で築地市場方面にいった。

〈写真↓にぎわう築地市場〉


かなりのにぎわい
外国人ツアー客もたくさん歩いていた
市場の食材が売りの飲食店はどこも行列
観光化しながらも、本来の役割を果たしている活気ある市場らしい市場
今、移転問題の渦中だが、この雰囲気や活気も移転できるとは思えない

12月10日
8日・9日の土日は帰宅
京都でK葉娘と待ち合わせ
東福寺へ行ってみた。
紅葉はおわりで、冬枯れの景色だった

〈写真↓冬枯れの東福寺〉


〈それでも残っていた紅葉・東福寺〉


〈東福寺開山堂〉




12月18日
先週は、都内を歩き回る毎日だった。
日曜日は総選挙と都知事選挙
前回と比べると1000万人もの有権者が棄権した。
そのため、自民党が一人勝ちのような結果に
なんということだ。
またしても、民意と政権がかけ離れてしまう。
有権者の政治選択のための情報提示のされかたが、ゆがんでいるのだろう
やはり、「政治への参加」という中からでないと
自立した主権者による民主主義は実現できないのだろうか
などと考えてみる。
最近読んだ小熊英二氏の本のことを思い起こした。

都内を歩いたおかげで、地理感覚が少しついた。

〈写真↓アメ横〉


歴史小説に出てくる地名もたくさん見かけることができたので、
吉村昭の小説「彰義隊」を読んでみた。
上野から江戸の下町が舞台になっている。
なるほど出てくる地名から距離感がわかる