関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

いつの間にか5月が目前

2012年04月23日 | 日記
花見をして3回ほど新聞を発行したら、
すでに4月ものこり1週間ほどになってしまっていた。
3月には次女が就職して、大阪のほうへ引っ越し。
毎日遅くまで仕事のようだが頑張っている様子。
長女は引き続き京都で小学校勤め。
今度は3年生を担任しているようだ。
N哉君は家で料理にも取り組み奮闘している。
こちらは、最近物忘れがひどくなってきた。
電気のつけっぱなしなど失敗が続いている。

5月の連休(後半)は、田舎へ帰って墓参りをするつもりだ。
下旬には福岡で3日間の会議も入っている。
何となくあわただしい。
問題は28日から3日間の過ごし方。

写真は1984年5月の連休に
大峰奥駈(おおみねおくがけ)に出かけた時のもの

確か3泊4日の行程だった。
奈良の吉野山から入山し、女人禁制の山道、大峰山脈を縦走した。
山上ケ岳から普賢岳、行者還、弥山、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、大日岳を経て、
前鬼からさらに南の涅槃岳、行仙岳あたりまで行った。
写真の背景に見えるのは普賢岳だと思う。

《再稼働ありきか》

2012年04月21日 | コラム
#89=3020
2012年4月23日付
《再稼働ありきか》
 「再稼働ありき」で事は進められています。福井・若狭湾に突き出す大島半島にある関西電力大飯原発3・4号機を、政治権力で再稼働させようとする策動です▼5月になれば北海道・泊原発が定期検査入りし、日本の全原発が停止し、「原発なくても大丈夫」という機運が高まるのを恐れる財界や官僚筋の強烈な巻き返しに、時の首相が唯々諾々と応じているからです▼いったい誰のために政治はあるのでしょう。野田佳彦という人物には、放射能の影響を心配し毎日の食材に敏感になっている親たちの不安や農漁業者たちの苦悩、避難者の悲観こそが政治を必要としていることが理解できていないのです▼同時に進められている増税策動も「消費税10%ありき」のやり方です。TPP(環太平洋連携協定)協議も「参加ありき」で動いています。こんなやり方は政治の名に値しない「暴走」です▼福島第1原発の事故解明も、廃炉や廃棄物処理への安全な対策も技術も未確立なままで、原発を再稼働させるのは常軌を逸しています▼逆に、今緊急に必要なのは、原発に依存してきた地元自治体を支援し、中小商工業者や農漁業者、労働者に対して、安全な地域振興と結合した雇用や仕事起こしを図ることです。それこそ、政治の出番ではないでしょうか。

写真は白馬岳付近で遭遇したブロッケン現象
(1986年9月撮影)

今年の花見

2012年04月15日 | 日記
今年は、桜の開花が遅くなった。
それでも4月に入ってから、何枚かの写真を撮ったので掲載。

4月2日 都内江戸川公園の桜並木で職場の花見であった

まだパラパラ。江戸川公園は、早稲田から地下鉄江戸川橋駅付近までの神田川沿いに整備された公園

4月7日 帰宅した時にみた西宮の夙川公園の桜

今年から屋台の出店が禁止になったそうだ。さみしいもんだ

4月9日 都内江東区の辰巳公園の桜並木

この日は、気温もあがりみるみる盛りになっていく様子であった

4月10日 豊島区椎名町公園で夜桜花見

おっさんだけで、ビールとつまみでちょっと一杯となった

《連携の連続と攻めの構え》

2012年04月14日 | コラム
#88=3019
2012年4月16日付
《連携の連続と攻めの構え》
 サッカーの国際親善試合(チャレンジカップ)で、日本女子チームが、アメリカ、ブラジル代表3カ国総当りで優勝しました。7月からのロンドン五輪金メダルをめざす「なでしこジャパン」にとって、大きな収穫だったと各誌が報じています▼昨年のワールドカップ優勝以来、急激に注目度があがり、一部選手がテレビに出ずっぱりになったり、澤選手が病気になったりして、正直言えば、筆者はひそかに「大丈夫かな」と思っていました。だが、専門的なことは分かりませんが、今回の試合っぷりは、舌を巻くものでした▼常にボールの先には誰かが走りこんでいる。その連携の連続の中で、さまざまな形のゴールが生まれています。おそらく動いていてもボールが来ないケースが圧倒的に多いでしょうが、それは無駄にはならないチームプレーなのです▼そして、追加点をめざす攻めの構えです。ブラジル戦での最後の1点があったからこそ、アメリカと同ポイントながら、総得点数で上回りナンバー1になったそうです。最後まであきらめない姿勢。あらためて学びました▼厳しい情勢の上に、理不尽な消費税増税の危機に直面する中小業者も、社会的連帯の上に立った連携と実現するまで要求を主張し続ける姿勢こそが、道を切り開くに違いありません。

写真は江東区辰巳から北の方角
遠くにスカイツリーが見える


地下鉄有楽町線辰巳駅から東に行くと、公園の中に500メートル以上の桜並木がつづき、その先に「辰巳国際水泳場」が建っている。辰巳水泳場はつい最近のロンドン五輪代表選考レースが行われた場所。代々木のオリンピックプールはもう使われておらず、日本の水泳競技の中心的レースは、この辰巳で行われているそうだ。私は、その隣の印刷所に毎週新聞づくりでかよっている。
さらに東へ行くと橋を渡って夢の島に至る。地下鉄の駅は新木場。かつてゴミ捨て場だった広大な敷地が、緑の公園となりスポーツ施設やマリーナが整備されている。さる政党機関紙のまつりの会場になったりしているようだ。その一角にはビキニ核実験で被爆したマグロ漁船「第5福竜丸」が廃船となって核兵器廃絶の記念碑として保存されている展示館がある。来月5月6日には、核兵器廃絶と被爆者援護を呼びかける「国民平和大行進」がスタートする。

写真は、辰巳駅前に鎮座するドラゴン像


続いて「辰巳国際水泳場」


《やはり消費税は困る》

2012年04月07日 | コラム
#87=3018
2012年4月9日付
《やはり消費税は困る》
 野田内閣は3月30日、消費税増税法案を閣議決定し、その日のうちに国会へ提出しました。何が何でも年度内に法案を国会の議題にしておき、誰かに対して「やりました」とアピールしているように見えます▼連立与党間の不一致が、こうもあっさり切り捨てられるなど、明らかに無理を通しています。はっきりしていることは、国民の声は頭から無視されていることです。「今国会で税率アップ」というスケジュールにあわせた工程が敷かれています▼それでも、この間の反対運動の急速な広がりで、増税勢力の当初予定は変更を余儀なくさせています▼ところが、閣議決定にさえ、財務省筋は「再増税条項の復活」や「景気条件条項の数値の削除」などを画策し、何と野党自民党議員に、その論点で反対し、再修正をさせるよう働きかけているそうです(某議員のメルマガ)。自民党の幹事長は、民主党が「小沢切り」をすれば賛成するといったそうですが、ここまで来ると訳が分からん世界です▼やはり国民目線に戻して、法案撤回が筋道というものでしょう。そのためには国民の力を見せつけること。12日の国民集会を大成功させましょう。1987年の中曽根内閣「売上税」のときは、審議されていた法案を世論と運動で廃案にさせたのですから。

写真はある団体のゆるキャラマスコット=こまっトラ君
消費税増税は困る のメッセージを発信