関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

深大寺・調布

2017年03月12日 | 日記

(深大寺風景)

9月24日 調布にある「深大寺」を案内してもらった。
蕎麦でも有名である名刹、古寺である。
公開された仏像には「白鳳仏」とあり、
由来は1300年はさかのぼるらしい。

今は高い建物だらけで分かりにくいが、小高い丘の上にある。
奈良時代~江戸期を想像すれば、
広い多摩丘陵から関東平野を見晴らす場所であり、
時には城塞の役割を果たしたのであろう。
古くから湧水があったといわれ、それが深大寺蕎麦のもとだった。

あいにくの雨であったが、広い境内を巡り、
軒を連ねた蕎麦屋さんの一軒に入り、舌鼓をうった。
案内してもらった人の知り合いでもある
門前の喫茶店で美味しいコーヒーを頂いた。




(白鳳仏)


(門前の喫茶店)

帰りの車の中からだが、調布の町も見ることができた。
調布飛行場。
戦前の陸軍飛行隊の基地。道路から三式戦闘機・飛燕の掩体壕を見ることができる。
戦後は米軍に摂取され、その後も安保条約で米軍基地として長く使われた。
返還後は、国内旅客の飛行場となり、東京から大島、三宅島方面への
小さい旅客機が飛ぶのと合わせて、自家用機の基地ともなっているそうだ。
その中で2015年だったか、禁止されている遊覧とおぼしき飛行機が、
離陸直後に近所の屋並みに墜落という事故もあった。

住宅地のど真ん中の飛行場という難しい問題は、大きな枠組みの中でないと解決しない。


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