関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《被曝と運動会》

2011年09月22日 | コラム
#61=2992
2011年9月26日付
《被曝と運動会》
 今月半ばには、熱さが続きましたが、いよいよ秋本番。皆さんの所では虫の声は聞こえますか。東京では中秋の名月がきれいでした。ウサギの餅つきも久しぶりに見ました。こんなゆったりとした風物で、秋を楽しめれば良いのですが、台風12号の猛威も考えると、「また災害が起こるかもしれない」などと、不安がよぎります▼秋といえば運動会ですが、今年はこれも不安の種になっています。先日は各地の小学校で「熱中症」が集団発生。体を動かし躍動を謳歌するはずの行事なのに、一部競技を中止するなど、全力発揮にブレーキをかけるように腐心しなければならないとは…▼これはまさに気象の影響ですが、福島方面の運動会は、被ばく不安から屋内開催とか開催中止といった異変が起こっています。子どもたちは、今年はプールもなく、外遊びもできず、その上に運動会もとなれば、ふびんの一言です▼対応に追われる教師の皆さんも大変でしょう。しかし、原因は原発事故にあることを忘れてはいけません。保護者がそれに気がつかないと、東電・政府は頬かむりを決め込むでしょう▼子どもたちが思い切って身体を動かし、友達やクラスの仲間たちとの連帯を感じられるよう何かできないでしょうか。東電・政府よ、責任を取れ。

写真は昨年11月の〈京都・知恩院の紅葉〉


昨日と今日は、忙し編集。なんとかなったがもう少し勉強しないと…。
明日からは、相方、娘A、息子Aと南方面への旅だ。


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