関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《核兵器廃絶と原発ゼロ》

2011年08月29日 | コラム
#56=2987
2011年8月22日付
《核兵器廃絶と原発ゼロ》
 原爆投下から66年目の長崎で、原水爆禁止世界大会に参加してきました。国連事務総長のメッセージ、国連代表、各国政府代表、世界の平和運動からの代表参加とともに、日本全国から7800人が参加するという、まさに「世界大会」にふさわしい大集会でした▼今年は、核兵器禁止国際条約の実現が、いよいよ現実的課題になっていることが鮮明になりました。日本の原水爆禁止運動は、これまで核兵器の使用を許さない世論をつくってきました。そして今、廃絶への道を切り開いています。▼今年のもう一つの特徴は、福島第1原発事故による人災が拡大する中で、放射線被ばくという共通点から、核兵器廃絶の運動と原発からの撤退の運動が、深く連帯する道筋がついたことです▼そして、こうした全国各地の粘り強い運動を支えてきた力の一つが、地域に根ざした各地の民商運動でした。それは、核兵器でも、原発でも、それを拡大しようとする勢力は、とりもなおさず庶民の生活を圧迫する福祉切捨てや消費税増税を狙っている勢力であるという現実を反映しているものと思われます▼身近な要求実現から人と人とのつながりを紡ぎだす民商運動が、平和と核兵器廃絶をめざすことは必然でもあります。「平和でこそ商売繁盛」です。

写真は〈8月の馬篭宿〉 
水車を利用した小水力発電施設

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