関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《原発にさようなら集会へ》

2011年09月05日 | コラム
#58=2989
2011年9月5日付
《原発にさようなら集会へ》
 3・11大震災・大津波・福島第1原発事故から半年になろうとしています。行政の復興計画が不鮮明なために、多くの中小業者が営業と生活再建の計画さえ立てられない現状にいらだちます▼政権党は懲りずにまた首のすげ替え騒動。被災業者は返済猶予などが打ち切りになる時期だけに、一人ひとりの問題を具体的に相談できる対応が必要です▼中でも心配なのは、いまだ収束と除染のメドも立たない原発・放射能災害です。避難者が「難民」になってしまうおそれを感じています▼原発推進派からの「まき返し」が激しい。電力不足・景気衰退試算など、検証困難な指標で原発再開必要論がマスコミにばらまかれています。「菅おろし」も「原発ムラ」と呼ばれる利権でつながる人たちの策動だったと思えます。経産省出身の北海道知事は泊原発3号機の営業運転を認めました。これを突破口に、各地で運転再開するのが狙いでしょう。こんな策動は許せません▼全国各地で「原発ゼロ」を求める行動を急速に広げる必要があります。9月19日には東京・明治公園で、内橋克人さん、大江健三郎さん、瀬戸内寂静さんなど9人が呼びかけた「原発にさようなら集会」も行われます。一人ひとりが立ち上がり全国から大波を起こしましょう。

写真は〈奥出雲町・鬼の舌震(おにのしたぶる)渓谷の奇岩〉
はんど岩(「はんど」とは、大きな水瓶のこと)

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