修学旅行「1社がほぼ独占」 大分で発覚した異様な業者決定プロセス

2020年02月18日 | 消費者情報



修学旅行「1社がほぼ独占」 大分で発覚した異様な業者決定プロセス〈AERA〉

2/18(火) 7:00配信

AERA dot.
修学旅行「1社がほぼ独占」 大分で発覚した異様な業者決定プロセス〈AERA〉

大分県の県立高校の修学旅行はほぼJTBが独占していた。競争のない契約は、生徒側に不利益をもたらす可能性が高い(撮影/写真部・張溢文)

 高額化する修学旅行の背景には、学校側にもいくつかの原因がありそうだ。複数の業者から見積もりを取らない、特定の会社が独占状態にあることが明らかになった。AERA2020年2月24日号から。

【表】衝撃…こんなにも進んでいた修学旅行”高額化”はこちら

*  *  *
 1月下旬、都内である旅行会社元社員が取材に応じた。

「修学旅行は、業者にとってやっぱり儲かるんですよ。年度末に格安ツアーなんかで赤字を出しても、トータルで黒字にしてくれる大切な仕事で、“浮袋”なんて言われてました。沈みそうな収支を浮き上がらせる、という意味です」

 修学旅行が高すぎる──。昨年11月、アエラは修学旅行高額化に関する記事を掲載。高校生が海外に行った場合、1人あたりの平均額は公立が約14万円、私立で約25万円に及ぶ(2017年度)と報じ、反響を得た。

 修学旅行が割高に見えるのは、格安ツアーと比較するからか。別の旅行会社関係者は、「すべてオーダーメイドの旅行」であることで高くなるとも説明する。交通費や宿泊費だけでなく、現地での体験学習費や貸し切りのバス代など、すべての経費が盛り込まれているからだ。

 だが、安くならない別の事情もあるようだ。冒頭の旅行会社元社員の体験によると、学校ごとに業者の“縄張り”が決まっているケースが多く、特に私立でその傾向が顕著だったという。別の元社員も、「学校側にアリバイとして見積もりを求められても、食い込んでいない学校ではそれほど力が入るわけではありません」と語る。

 仮にそんな状況が続けば、競争原理は働かず、修学旅行は一層、“浮袋”化することになる。

 修学旅行の旅行会社決定プロセスに関する問題が次々と明らかになっている。兵庫県尼崎市では、地元議員の指摘で問題が発覚した。市教育委員会学校教育課によると、13年から15年までの3年間で、ほとんどの小学校で複数の見積もりを取らずに、旅行会社と随意契約を交わしていた。13年は43校のうち42校、14年は42校のうち41校、15年は42校のうち38校がそうした状態だったという。3年間を通じて業者を変えずに随契を結んでいた学校も38校あった。


問題を指摘したのは、かつて尼崎市議を務めていた兵庫県議の丸尾牧さん(55)。「子どもの貧困の問題を調べる過程でわかった」と経緯を説明する。

 市教委は問題発覚後、複数の業者から見積もりを取るよう学校に指示を出したが、「その後については、特に調査は行っていない」(同課)という。

 大分県の県立高校では、特定の旅行会社によるほぼ独占状態だったことが明らかになった。アエラの情報開示請求に対して県教委は、18年度までの3年分の修学旅行について、業者決定のプロセスや1人あたりの金額、案件ごとの受注業者などを記した文書3枚を開示した。いずれの年度も43件か44件の修学旅行があり、1人あたり25万円を超える海外修学旅行から、7万円台の国内旅行までさまざまだ。注目は、受注業者が16年度と17年度は全てJTB、18年度は1件をのぞきJTBだったこと。複数からの見積もりを取るのも、16年度は21件、17年度は12件、18年度は8件と徐々に減っていくさまも見て取れる。

「結果的に業者が偏ったのは事実。JTB以外の業者が参加しにくいような仕様書になっていたことが大きな原因と考えています」(県高校教育課担当者)

 別の旅行会社の幹部が言う。

「さすがに異様に感じました。実質的にJTBに競争相手がいないのであれば、費用は高くなる傾向になるでしょう」

 県教委は昨年、外部の有識者を交えたプロジェクトチームを発足させ、調査している。(編集部・小田健司)

※AERA 2020年2月24日号より抜粋


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tari | 4時間前

学校はなんでもそう。体操着、学校用具、部活道具、なぜ指定なのかわこらない。型番指定ではなく店指定。それで先生が変わると店が変わったりする。ブラックボックス。今の時代にあってない前時代の遺物は変わるべき。マスコマもそういうのをしっかり取材して記事にしていってほしい

返信12

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nad***** |3時間前

学校用具で生きてる店があるよね。
マスコミがなぜ突っ込んだ取材をしないか、できないか、もうそこから闇だわ。
そんなだから学校に不信感を抱く保護者も出てくる。ハッキリと明確に隠さず説明できない学校には保護者ももっと強く出るべき。おなじ商品なのに一つの店から定価でしか買えないなんて異常なんだけどね。
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unx***** |29分前

学校教材、制服の指定の多さ。
一年生しか使わない算数セットすら、お下がり認めないセット販売。
公立義務教育なのに、各店横並びの高額制服。
数作れば安くなる原理はいずこへ?

確か大量購入を利用して、ミキハウスやファミリアの子供服を制服にして、喜ばれている幼稚園もありましたよね?

なぜ義務教育なのにできないの?
それは個人的にも癒着があるから。
旅行はもっとなんです。
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tam***** |2時間前

修学旅行、学生服など家庭にとって相当なダメージになります。私の時代は教育者が修学旅行の観光地で教師が平気で袖の下をもらってた時代でした。教師はほとんどが公務員だから、アイミツを取るとかやらないでしょう。聖職者が家庭の事情をよく配慮してあげなければダメです。
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rah***** |1時間前

おそろのTシャツなんて通販で1枚1000円から作ってくれるもんね。
これを「指定体操着」って言って校章付けて3000円やら5000円で
売ってる極悪商売。
>値段だけ見たら高いけど、実際は得体のしれない通販で1000円で作ってくれたとしても来年、再来年の保証は?品質の保証、欠品しないようにとか入学の時期に納品が間に合うようにとか通販でできる?業者によっては出張で採寸会も開いてくれるところもある。それも含めた金額なのに、金額しか見ない人多すぎ。
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鬼貫忌 |1時間前

教育委員会に親族がいると、40代で校長になれる、先生は安月給と言いながら、先生の親も先生、先生の家の子供も先生の確率高い、あれ?世襲制だっけ
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表示名を取得できませんでした |6分前

極端な話、校章の入っていないスラックスはユニクロでほぼ同じものが半分以下の値段で売ってますし
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******** |2時間前

おそろのTシャツなんて通販で1枚1000円から作ってくれるもんね。
これを「指定体操着」って言って校章付けて3000円やら5000円で
売ってる極悪商売。
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loser |3時間前

ユニクロがコピーを通販したらいいのに
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yam***** |35分前

体育教官室にはよく業者が出入りしていて袖の下を渡したり手土産を持ってきていた。
地元の自治体は日本旅行が独占状態だった。
担当者には旨味のある仕事。他の教員はわかっていても何も言わない。
マスコミも日教組には手を出さない。
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jyp***** |3時間前

岐阜商野球部のユニホームʬʬ
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mar***** | 4時間前

異様って書いてあるけど、旅行業界にいればみんな知っていることだよ。利益というよりは毎年必ずあることだから、先のことが読めるからだよ。JTBがやりたがらない細かい仕事もあるし、JTB、KNT、NTA3社に見積もり投げても、必ずしもJTBが一番安いとは限らないしね。

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******* | 3時間前

どの分野にも、業者からの接待や見返り、キックバック、事前研修の負担(下調べ無料)など、それぞれ見えないようにやっているから、費用が高くなるのではないか。

全ての学校を調べた方がいい。

返信7

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rah***** |1時間前

一回でも数百人規模の旅行の幹事したことある?相当大変だよ?
行程のアイデアを一から考えて、複数社に見積取れればいいけど、それが専門じゃない教師が片手間でできるわけない。
業者に行程アイデア出させて、その行程で相見積でも取ったらアイデア出す業者なくなると思うけど。ただ、安いだけで選んだら何かあったとき保証はありませんとか、バックレましたとかあり得るからね。そういう安心も含めて修学旅行みたいなイベントは大手に任せるべきだと思うけど。
それと、このご時世あからさまな旅行会社からの接待とかキックバックなんてありえないでしょ。事前研修なんかも何泊もいけるほど教師はそんな暇じゃないと思うけど。
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for***** |2時間前

少なくともうちの県の公立学校で、キックバックなんてあり得ない。業者が毎年同じになりがちなのは学校現場が忙しすぎるからだよ。細かく説明しなくても確実に段取してくれるなじみの業者はとにかくありがたい。
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tom***** |1時間前

前年の旅行会社で事故が無く、酷いツアー内容じゃなければその会社を選ぶでしょう。旅行会社を変えるのだって変えた理由や安全性を説明しなきゃいけないわけだし。
パソコン導入の件もそうだが費用が高いと不満があるなら、旧国営企業をもう一度国営に戻し全てそこに任せれば問題ないと思う。
価格だけでなく安全性などを考慮しなきゃならないから民間企業から選ぶのは凄く労力がかかる。
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mat***** |1時間前

まあ、業者が変わると細かいところが全部1からになって現場にも負担になってしまうので、毎年同じ業者が…というのはありがちな話ではある。
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hir***** |2時間前

同じく公立学校勤務ですが、そんな話は噂でも聞いたことありません。
会議でもなんのしがらみもなく内容や価格で判断しましたよ。
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匿名希望 |1時間前

下っ端にバック渡すわけないやろ

普通はバレないようにする

選定にあたるキーマンには
確実に接待してるね
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atoll |30分前

以前、旅行会社にキャバクラ接待受けてたどっかの校長が処分されてましたよね。旅行会社にとっては学校の旅行はドル箱。普通なら団体割引、学生割引で安くなるはずが逆、個人旅行やビジネス出張をセコセコ手配するよりもクレームもつけず値段も言いなりの大口の学生らを相手にする方がはるかに楽だろ。
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nag***** | 3時間前

JTBが高校の修学旅行から手を引く地域が出てきた。見積もり第一で決めると収益が上がらないのに、打ち合わせで多くの時間がとられる。何とか実績を上げたい旅行会社は僅かな収益の見積もりを出してくるからねえ。修学旅行は手間がかかるのです。

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mat***** |1時間前

まあ、公立の場合は公金(税金)を使う関係上公正さが求められる部分があるから致し方ない部分もあるけど…。

毎年同じ業者だと現場にとっては負担が少なくなるよね。
逆に業者が変わると、その分現場に負担がかかると思う。
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nao***** | 3時間前

高いけど、学生の扱いなど、独自のノウハウもあるのでは?命を預けるのが新規参入の格安旅行会社だと不安もある。
無責任に生徒を置き去りにしたセウォル号みたいな事になりかねない。

返信5

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goo***** |3時間前

数百人規模の団体を無事に扱える会社はそんなにないのでは?
たとえば、飛行機や交通手段が遅れたとき大手はすぐ振替してくれる。欠航で追加宿泊が発生してもすぐ宿を確保してくれたり。
それだけ旅館やホテルなどにネットワークがあるという部分では安心できますがね。
今は、旅行採用の見返りとかはほとんどないと思います。
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uuu***** |2時間前

同意。業者の経験値は安全で臨機応変な対応に繋がると思うので、逆に料金だけで決めてほしくないと思います。
独占というより住み分けしてるように見えます。
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mat***** |1時間前

> 無責任に生徒を置き去りにしたセウォル号みたいな事になりかねない。

さすがにそれはないかもしれないが、金だけとって会社ごとばっくれるようなケースはありそうだ。

まあ、人数にもよるけど1つの学年で100人単位の児童・生徒となるとさすがに大手しか手を出せないのではないだろうか。
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aau***** |2時間前

まあ、旅行先を変な外国とか反日の国とか危険のある所にしないならいいかなと思う

子供の安全最優先
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jum***** |1時間前

公立と私立の価格の違いも、
大衆受けの一般的な行程のみと、
学校の特色を生かした行程(カトリックなら寺院の見学など)
もありますからね
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nob***** | 3時間前

時に入札が激化すると内容が仕様書ギリギリとなって質が低下するだろうし業者や市場が疲弊してしまう。そして内密に順番制落札なんて出てくる。一社入札になると価格は吊り上がる。しかしここは学生の修学旅行。親としては質の良い修学旅行を楽しんで欲しい。落札した訳の分からないところだったと後で嘆きたくないし難しいところだな。

返信1

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fum***** | 3時間前

ほぼ1社が独占の裏には、最初に契約に辿り着いた旅行会社が、ツアーのほとんどの計画・調整をやってくれる部分も多い。
多忙な先生方に、企画調整する時間も労力も無い。
(生徒、保護者、教育委員会、その他の煩い市民等の調整は、旅行業界の知識の無い者がまじめにやったら過労死レベル)
またアクシデント発生時の、バックアップ体制も旅行会社のウリ。
救われている先生方が多いのも事実。
まあ、甘えと言えば甘えなんだけどね。

返信1

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abo***** | 3時間前

学校の先生も暇ではない。
業者を選定していて年によって業者が異なれば行程などの打ち合わせが負担となる。
その負担と気にしなくて良い旅行代金でできることを考えたら、毎年同じ業者を選びたくなる気もわかる。

返信4

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hir***** | 2時間前

修学旅行業者を選定する打ち合わせに出たことがあります。
J社の案はやはり安定感がありました。
そして、「今年こそは」と意気込む某K社の若手営業マンが頑張って新鮮なプランを複数提案されていましたが、やはり案の中に微妙に不安要素があって僅差で選べませんでした。
そして他に2社がありましたが、価格、内容、営業マンの熱意ともJ社、K社に勝るものはなくほとんど検討の余地はありませんでした。

「独占」とはいいますが、なんのしがらみもなく決めようと思っても業者さんに熱意や提案力がなければどうにもならないこともあるのです。

返信0

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HTY***** | 2時間前

これを分からないという人は現場のことを少し聞いてください。修学旅行は学校現場としても大仕事です。やりたいかやりたくないかの二択で選べるならやりたくない。でも生徒たちにとって一大行事だから、出発から帰着まで何事もなくとにかく無事に終わるように。
そういうこちらの希望などに最大限応えてくれる業者を探すとなるとまぁいないんです。
お子さんが何かあるような修学旅行はイヤでしょう?




rpp***** | 2時間前

教員などへの、付け届けや接待費が含まれとるから安くならんのやろ。

返信0

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smt***** | 2時間前

私立なんてどれだけ胡散臭いんだが、くだらない内容なら廃止してしまえばいい。

返信0

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fat***** | 2時間前

叩けば埃だらけの
ツアー会社とバス会社(笑)
もしかして大手だから調査を
しないのですか(笑)
管轄省庁は何処ですかね。

返信0

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ycj***** | 2時間前

何を今更!修学旅行だけちゃうやろ!備品も何もかも全てやん!

返信0

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test | 2時間前

大分なんて、クソ経団連の便所虫の地元だからね。なにやってるかわかったもんじゃない

返信0

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tog***** | 2時間前

他人の業界にケチ付けたいなら、新聞も軽減税率止めてからにしろ。

返信0

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veg***** | 1時間前

高いお金払ってまで、どこぞの農家に泊まらされて、ただ働きささられる。そんな修学旅行でした。
金額的に海外も行ける額なのに、体験と称して狭い農家で雑魚寝。本当に嫌だった。説明会の時点で嫌だったけど強制参加。そろそろ参加も自由にして、行かない生徒には返金してもらいたい。教師も大変だーなんて、頼んでもいないことやってよく言うよね。


hon***** | 4分前

学校の購入物は癒着の塊。正直、世間知ってるのかというお高い値段。でも子供はほかの友達と違うのも津の恥ずかしいから半ば強制購入。制度的な横領と変わらないよね。
本来大量購入なら市場より安いはず。だから公務員は利権体質世間知らずと言われ、社会に出てから再教育しないといけない。税金の無駄遣い。1000兆円の借金も納得。国民が国債購入しているから安心?それは踏み倒すと言ってるの?




コメント (1)
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フィリピンネット不調が一応治ったようだ、、しばしば不調になる

2020年02月18日 | ユーチューブに投稿する方法を探る、、フィリピン生活

フィリピンネット不調が一応治ったようだ、、しばしば不調になる


妻に、ネット不調なのでクレームテックスを送るように依頼、、ネットから返事が<<機械の不調>>

まあ、よく不調になるねえ、、フィリピンネット。

**今、復旧したようだ<<又、何時、不調になるかわからないが、、>>



話は変わるが<、You Tubeで人生相談というのをたまたま観ていたら>> まあ、色々な悩み相談があるなあと、、連続して3日位観ている。

今朝も起きてずーーとスマホで人生相談を観ている<<何故かネット不調でも動画だけは見れる>>

殆どが男女関係の悩み、、旦那が浮気したの妻が浮気したの~~~~もうやりたい方だ!!!

下半身はアニマル=本能であり婚姻制度と全く矛盾する。

要するに人間もアニマルであり下半身は本能で動くが<<国家という権力が婚姻制度というロックされた制度を民衆に強制している>>これは国家の都合である。

アマゾンやアフリカの原住民などの部族の中には結婚などしなくて<<原子生活の中で共同体でオトコとオンナが交尾をして特定の関係を結ぶのではなく、その時の気分で交尾をして子供を生んで共同でオンナが育てる>>男は共同で狩りをする。

この生活形態が実は自然なのである。

**そもそも国家の都合で婚姻制度を強制して特定の男女を固定するということが<<まったくもってナンセンス=人間の本性に反するのである!!>>これがサイエンス。

これを妻に話したら<<妻が、何行ってんのと少し怒り出したので>> 俺が、オマエが一番だよ~~アイシテルヨ~~というと嬉しがっていた。

うちの妻は比人だが規範意識が非常に強い、、これも遺伝形質から来る特性だ。



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車暴走 歩道の男性死亡 元特捜部長(80)「天地神明に誓って」無罪主張

2020年02月18日 | 事件

車暴走 歩道の男性死亡 元特捜部長(80)「天地神明に誓って」無罪主張

2/17(月) 20:17配信



FNN.jpプライムオンライン

東京・港区で車を暴走させ、歩道にいた男性をはねて死亡させた罪に問われた元東京地検特捜部長の石川達紘被告(80)が、初公判で「天地神明に誓って、アクセルペダルは踏み込んでいません」と述べ、無罪を主張した。

一方、検察側は「車に異常はなく、誤ってアクセルペダルを踏み続け、時速100km以上で暴走した」と指摘した。

FNN
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「レクサス」はなぜ暴走したのか――元特捜検察のエースvs.トヨタ 真っ向から対立する言い分

2/18(火) 6:00配信

文春オンライン
「レクサス」はなぜ暴走したのか――元特捜検察のエースvs.トヨタ 真っ向から対立する言い分

東京地方裁判所 ©iStock.com

 トヨタの最高級車レクサスの暴走による死亡事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)などで起訴された元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士(80)に対する初公判が2月17日午後、東京地裁で開かれた。

【画像】この記事の写真を見る(全6枚)

 車載の事故記録装置などをもとに「運転操作を誤った」とする検察側に対し、石川側は「車に不具合があり勝手に暴走した。(石川の)過失はなかった」と無罪を主張。石川が無罪となれば、トヨタの技術の粋を凝らしたレクサスに何らかの不具合があったことになり、トヨタのブランドは大きく傷つく。

 かつて「特捜検察のエース」と呼ばれた男と日本ナンバーワンの巨大企業との法廷闘争が始まった。(敬称略)

◆◆◆
「被告人に過失はなく、無罪である」公訴事実を全面否認

「天地神明に誓って、アクセルペダルを踏んだことはありません。踏み続けたこともありません」

 17日午後1時半すぎ、東京地裁426号法廷。黒っぽいスーツに水玉のネクタイ姿の石川は起訴状に対する罪状認否で、まず事故で亡くなった被害者の遺族らに「心からお詫び申し上げます」と哀悼の言葉を述べたあと、起訴事実を全面否認した。

「車を停車中、待ち合わせの人が来たのでシートベルトを外し、ドアを開けて右足を外に出したところ、車がゆっくり動き出した。右足はドアに挟まれ、左足も宙に浮いたまま、車は加速して暴走。死ぬと思って気を失った。その後、運転状況を再現する実況見分で、足がブレーキやアクセルに届かないことが判明。(人を待つ間)運転席のシートを後ろにずらし、足がブレーキやアクセルに届かない状態にしていたことを思い出した」などと用意した書面を読み上げた。弁護側も「被告人に過失はなく、無罪である」と主張した。

 一方、検察側は、石川と示談が成立した被害者の遺族の供述調書の要旨告知で、遺族が「厳罰を求めない」との示談条件を受け入れたが、処罰感情がなくなったわけではない、とする調書の内容を紹介した。

 この日は、検察側、被告側双方が冒頭陳述書を朗読。検察側による物証や関係者の供述調書の要旨告知と、事故車に搭載されていた事故記録装置(イベント・データ・レコーダー、EDR)を解析した警視庁交通捜査課交通鑑識係の警察官と、トヨタ自動車の技術担当社員に対する検察側の主尋問が行われた。

 石川は、検事時代、数々の特捜事件の捜査にかかわり、権力犯罪を暴いてきた。ロッキード事件の公判では、証人として法廷に立ったこともある。しかし、被告人席に座るのは初めての経験だ。名前や本籍などを確認する裁判長の人定質問では、答える声も低く、ややかすれたが、罪状認否では、声に力を込めた。


車の暴走距離は約320メートルに及んだ

 検察や石川側の冒頭陳述などによると、事故は以下のように起きた。

 2018年2月18日、検察時代の部下だった弁護士ら4人と千葉県でゴルフをする予定だった石川は、午前7時10分すぎ、メンバーの女性を拾うため、東京都渋谷区内の道路に運転していたレクサスLS500hを停車した。鎌倉の自宅を出るときからブレーキホールド機能を作動させており、車は自動的にブレーキがかかった。

 まもなく女性が現れたため、石川は車の後部トランクへの荷物の搬入を手助けしようと、トランクを開け、シートベルトを外してドアを開けて右足から外に出ようとしたところ、車が動き出した。車はどんどん加速。最終的に100キロを超えた。石川は右足をドアに挟まれた状態で、ハンドルにしがみつき、暴走を止めるため、左手をハンドルから離し、パーキングレバーを操作しようとしたが、うまくいかず、反対車線の右側歩道を超えたところで意識がなくなったという。

 車は、反対側の歩道にいた男性1人をはねて死亡させ、商店に突っ込んで止まった。車の暴走距離は約320メートルに及んだ。

 車は大破し、石川は右足甲を骨折し救急車で港区内の病院に搬送された。けがの形状は右足がドアに挟まれていたことを示した。警視庁が事故車を検証した結果、ブレーキコイルが焼け、部品がすり減っていた。ブレーキがかかった状態で突っ走ったことをうかがわせた。
「安全運転サポート車」による事故

 事故を起こしたレクサスLS500hは、トヨタのレクサスシリーズの最高級車。17年10月にフルモデルチェンジで発売された。ハイブリッド仕様で、アクセサリーをフル装備すると価格は1500万円を超す。石川は、別のタイプのレクサスから乗り換えたばかりだった。

「先進の予防安全技術」がこの車の「売り」だった。政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発している「安全運転サポート車」で、自動ブレーキやペダル踏み間違い時の加速抑制装置など安全運転を支援する装置を搭載していた。

 本来は、ペダルの踏み間違いをしても、障害物との距離が縮まると、自動的にブレーキがかかる仕組だが、トヨタがホームページで公開している「トヨタの安全技術」では「衝突回避支援ブレーキ機能作動中にアクセルペダルを踏んだ場合等には、作動を解除する場合があります」とされている。

 石川は事故当時78歳。事故を捜査した警視庁高輪署は、当初から、石川が、車から降りようとした際、誤ってアクセルペダルを踏み込んで自車を急発進させ、その後も、ブレーキと勘違いしてアクセルペダルを踏み続けた、と見立てた。

 事故の一報を伝える報道の多くは、事故の原因について「高輪署は運転操作を誤った可能性があるとみている」と報じた。

「アクセルペダルを踏み込んだ記憶がない」

 百戦錬磨の検事であり弁護士であった石川にとっても、今回の事故は衝撃だった。本人は記憶していないが、事故直後、病院に担ぎ込まれた石川は、事故の被害者が死亡したことを知り、「自分が死んだ方がよかった」と周辺に口走ったという。被害者や遺族に申し訳ないことをしたと、落ち込んだ。

 しかし、数日たってだんだん落ち着いてくると、自分の過失は何だったのか、と考えるようになった。事故の記憶は鮮明だった。警察は、アクセルとブレーキの踏み間違いの線で捜査していることはわかったが、石川には、車が発進した際、アクセルペダルを踏んだ記憶がなかった。踏み続けた記憶もなかった。自由な左足は宙に浮いたままだった感覚が残っていた。アクセルペダルを踏んでいないとすれば、車が勝手に動き出したわけで、自分に暴走の責任はないのではないか、と考えた。

 自分がかかわった事故で人が亡くなっている。特捜検事として絶対的な正義の立場で権力犯罪の解明に当たるのとは事情が違うが、自分の体験を法律家として整理すると、運転操作を誤ったとして罪に問われる理不尽さを容認できなかった。

 警視庁は、元検事の大物弁護士の事件とあって交通捜査課が捜査に当たった。石川と死亡男性の遺族の間で慰謝料を支払う示談が成立。石川が重傷を負ったこともあって在宅のまま捜査が続いた。

 石川は捜査員に「アクセルペダルを踏み込んだ記憶がない」と伝えたが、警視庁側は、「衝突4.6秒前から衝突時まで、アクセル開度が常に100%を記録している」とする事故車のEDRの解析記録を石川に示し、それが、石川がアクセルペダルを強く踏み続けた証拠だと説明した。

 石川は、事故車の座席位置で足がアクセルペダルに届くのか、事故車と同じ状態にした同型車を使って運転状況の再現実況見分を行うよう警視庁に求めたが、警視庁は応じなかった。警視庁側は、石川の記憶にもとづく証言より、自動車メーカーが製造した機械装置の方を信用した。

 石川は、警察では埒が明かないと考えた。警視庁が求める「自由になる左足でアクセルペダルを踏んだ記憶はまったくないが、踏んだかもしれない」との供述調書の作成に応じ、警視庁は、18年12月21日、東京地検に事件を送致した。以後、検察が捜査の主体となった。

どうやってもアクセルペダルにもブレーキペダルにも届かなかった

 石川は改めて東京地検に、事故車を運転していた状況を再現する実況見分を求めた。地検は、要請に応じ、警視庁を指揮して翌19年1月24日、東京都交通局都営バス品川自動車営業所港南支所で実況見分を実施した。

 警視庁の捜査員は、事故車と同型のレクサスLS500hを用意。運転席の座席の位置を、警察で保管している事故車両の座席と同じ位置に調整。事故車の座席にあったのと同程度の厚さの座布団も用意したうえ、石川を座らせた。

 石川によると、右足をドアに挟んだ状態で、両手でハンドルを握ることは可能だったが、左足はどうやってもアクセルペダルにもブレーキペダルにも届かなかったという。

「事故車の座席位置に座った瞬間、事故前に座席を後ろに下げ少し背もたれも倒していたことを思い出した。前傾して運転する癖があり、停車して時間があると、いつも、リラックスするためにそうしていた」と石川はいう。

 警視庁側は、この事態を予期しておらず、あわてたようだ。石川の右足をドアにはさみ、前のめりになった姿勢にしたり、事故時に履いていた靴を改めて装着させたりしたが、それでも届かなかった、と石川は振り返る。警視庁側は、足の届かない場面を含めて写真を撮影したという。

 事実が固まったとして石川が帰ろうとしたところ、捜査員が100メートルほど追いかけてきて、再度、石川は車に乗せられ、今度は普通の座席位置で写真を撮った。当然、左足はアクセルペダルに届いた。


石川は「左足がアクセルペダルに届かない以上、自身は暴走に関係はなく、車に何らかの機械的、電子的な不具合があって暴走した」と確信した。モヤモヤしていた霧が晴れた。

 ところが、東京地検は、見分後の2月18日に行われた石川に対する取り調べで、石川に通常運転時の座席位置に座ってアクセルペダルに足をかけている見分写真を示したうえ、「事故車には電子的・機械的な異常は認められなかった」として、石川が左足でアクセルペダルを踏んだことが車両暴走の原因であるとの見立てを示した。


 検察側が、警視庁の収集した事故データ解析記録を重視し、石川側の「足が届かなかった」との主張を退ける判断を固めつつある、と受け止めた石川側は、3月4日、東京地検交通部検察官宛に、実況見分時に警視庁が撮影した「足の届いていない」写真が存在することを確認し、もしないなら、事故車についても改めて警察で実況見分するよう求める上申書を提出した。
事故車両と同じ時期に製造・販売されたレクサスのリコール

 石川側が、車に暴走の原因があったのではないか、と考える理由がさらにあった。レクサスのエンジン制御用コンピュータの不具合情報だ。

 事故車と同じLS500タイプのうちハイブリッド仕様でないタイプについてトヨタ自動車は18年12月5日付で、「エンジン制御用コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ直後の再始動時にエンジンの吸入空気量を正確に算出できないことがある。そのため、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合、エンストするおそれがある」として、「全車両、エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する」とのリコールを国土交通省に届け出た。


「何らかの異常が発生する可能性を否定することはできない」

 石川側は、自動車工学の専門家から「仮に、『吸入空気量を正確に判断できない』の中に、過大に算出した空気量をエンジンに吸入させてしまうことも含まれるとすると、車が暴走するおそれもあるということになる」との証言を得たとし、「同タイプのエンジン制御用コンピュータで異常が生じたのだから、事故車両のエンジン制御用コンピュータにも何らかの異常が発生する可能性を否定することはできない」と指摘する。
石川達紘弁護士 ©文藝春秋
石川達紘弁護士 ©文藝春秋

 さらに、トヨタは16年12月16日付で、レクサスNX200t、NX300hタイプの計約3万7000台について「ブレーキ制御コンピュータにおいて、制御ソフトが不適切なため、ブレーキホールド状態から駐車ブレーキ作動状態に切替えできないことがある。このため、ブレーキホールドで停車中、シートベルトを外す等の操作をすると意図せず車両が動き出すおそれがある」として「全車両、制御ソフトを修正する」とのリコールを国交省に届け出ていた。タイプやグレードは違うが、これは、石川の事故の状況と酷似しているように見える。石川側は、これらの事実についても上申書に盛り込んだ。
供述や状況証拠よりも優先された電子データ

 しかし、東京地検は、石川側の上申書に応えることなく、3月22日、石川を過失運転致死と過失建造物損壊の罪で起訴した。起訴後に記者会見した東京地検交通部幹部は、「320メートルの暴走は長いが、なぜ止まれなかったのか」との記者団の質問に対し、「なぜ暴走(した)かはお答えできない。その間、アクセルペダルを踏み続けたということ。なぜと思うかもしれないが、事実として踏み続けたということ。最終的に店舗に突っ込んだ。そこに向かって進行していった」と語った。


 検察幹部は筆者の取材に対し、「左足は、(アクセルペダルに)およそ届かないわけではないし、アクセルペダルの裏側に強く踏み込んだためについたとみられる痕跡がある。問題は踏んだから発進したのか(どうか)だけ。どこかでは踏んでいるのではないか」と話した。

 検察も、警察と同様、大先輩の石川の記憶にもとづく供述や状況証拠より、事故車に搭載されたEDRなどの電子データを信用した。



左足でアクセルペダルを踏み込むことは可能だったのか

 石川の右足がドアに挟まれて使えなかった点は双方とも認めている。公判の争点は単純明快。石川が、左足でアクセルペダルを踏み込むことは可能だったのかどうか、だけだ。

 弁護側は、公判前整理手続きで、石川が事故車と同じ座席位置に座り、左足でアクセルペダルを踏み込めるかの実況見分を裁判所が行うよう求めたが、検察側が反対。裁判所は、弁護側、検察側双方が、それぞれ独自に運転状況の実況見分をした記録を提出させ、ともに証拠採用することを決めた。石川は改めて、事故車と同型車に座り、検察側も、石川と背格好の似た人に座らせたという。


 17日の初公判で、検察側は「本件車両は、センサー及びコンピュータ内部の制御CPUなどに異常が出た場合、燃料や電気の供給が遮断・抑制されるよう設計されており、車両の構造上、制御CPUなどの異常によりエンジンやモーターの回転数が異常に上昇する(暴走する)ことはない」と主張。

 これに対し、石川側は、検察側が強く踏み続けた証拠とする「衝突4.6秒前からアクセル開度はずっと100だった」とのデータについて、「衝突1.数秒前に失神した。筋肉は弛緩しその後も踏み続けられるわけがない」と反論した。
特捜エースの波乱万丈な検事人生

 石川の検事人生は、波乱万丈だった。中央大卒。1963年司法試験に合格し65年検事任官。76年のロッキード事件で全日空副社長の取調べを担当し、頭角を現した。

 特捜部長時代の90年には、バブル崩壊後の大型経済事件の走りとなる仕手グループ「光進」による相場操縦事件を摘発。同グループ代表の仕手戦に便乗して株取引で儲けた稲村利幸元衆院議員の脱税事件、代表への住友銀行行員らの浮き貸し事件などを摘発した。

 金丸信元自民党副総裁の5億円闇献金事件の罰金処理が「甘すぎる」と特捜部に批判が集中した93年、最高検検事だった石川は、旧知の国税幹部が持ち込んだ金丸の蓄財資料をもとに脱税で捜査するよう最高検首脳を説得。特捜部の金丸逮捕を演出した。
ペンキが投げ付けられた検察庁の石造表札や壁。金丸信氏らの刑事処分に不満を持った男の犯行だった ©時事通信社
ペンキが投げ付けられた検察庁の石造表札や壁。金丸信氏らの刑事処分に不満を持った男の犯行だった ©時事通信社

 不良債権処理をめぐる大蔵省(現財務省)の金融失政に批判が集まっていた97年に東京地検検事正に就任。盟友の大蔵・国税当局幹部と特捜現場の板挟みになりながら、金融機関の接待漬けになっていた大蔵官僚を収賄容疑で摘発する捜査を指揮した。だが石川は、この大蔵汚職の捜査方針をめぐり、法務省幹部らと対立。99年4月、事実上、中央から追放される形で福岡高検検事長に転出。2001年11月、名古屋高検検事長で退官。その後、弁護士を開業した。


トヨタと検察・警察の密接な関係

 一方、レクサスを製造販売するトヨタ自動車は、2019年3月期の連結売上高が30兆2256億円に上る日本最大の企業だ。財界の総本山といわれる日本経団連(旧経団連)の会長に、豊田章一郎、奥田碩の2人の経営トップを送り込んでいる名実ともに日本一の大企業だ。石川が特捜検事として名を馳せたといっても、政官財を含む日本社会でのトヨタ自動車の存在感とは比べようがない。


 2019年11月に公表された政治資金収支報告書によると、政権与党の自民党への企業献金も日本ではトップの6440万円。検察や警察とも深い関係がある。元検事総長の安原美穂弁護士が1986年、社外監査役についたのを皮切りに、97年岡村泰孝、2007年松尾邦弘、2015年小津博司と、いずれも検事総長経験者でつないできた。トヨタ自動車の社外監査役は、元検事総長の指定席になっているといっていい。検事総長は検察のトップ。OBになっても後輩検事たちに一定の影響力を持っている。

 一方の警察。全国の警察が使うパトカーの大半はトヨタ製というのは周知の事実だ。トヨタ自動車の顧問には18年9月に警視総監を退官した吉田尚正も名を連ねる。吉田は、石川の事故の捜査を指揮した警視総監だ。

トヨタの見解は……

 事故を起こしたレクサスLS500hには、自動車メーカー、IT企業が開発にしのぎを削る自動運転につながるコンピュータ制御技術の粋がこらされている、とされる。事故の原因が、石川側が主張するような「車の不具合による暴走」だとすると、トヨタの看板車であるレクサスのブランドやトヨタの技術に対する信用が大きく傷つく可能性もある。公判の行方が注目される。

 筆者はトヨタ自動車に、石川側の主張に対するコメントを求めたが、トヨタ自動車広報部は「裁判中の案件のため取材をお受けしたり、コメントできる立場にございません」と回答した。吉田元警視総監の顧問就任については「顧問全般の人事について公表しておらず、経緯なども回答を容赦いただければ」と回答した。

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眞子さまが結婚の意思を貫いた場合に直面する「究極の2択」

2020年02月18日 | 芸能ニュース

眞子さまが結婚の意思を貫いた場合に直面する「究極の2択」

2/18(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン
眞子さまが結婚の意思を貫いた場合に直面する「究極の2択」

どのような結論が出るのか(時事通信フォト)

「(いずれ)何らかの発表があるだろうとは思っている」──眞子内親王(28)と小室圭氏(28)の結婚について、秋篠宮家を補佐する加地隆治・皇嗣職大夫が定例会見でそう発言したのは、2人の「婚約延期」発表から2年が過ぎた2月7日のことだった。

 しかし、具体的な“発表”の内容についての言及はない。

「秋篠宮さまは昨年11月の会見で『(結婚問題について眞子さまと)話す機会はありません』と語りましたが、その状況は今も変わっていないとされます。眞子さまの結婚の意思は固く、親子の間で考え方に溝がある状態が続いているとみられています」(宮内庁関係者)

 円満なシナリオが見えないなか2人が結婚の意思を貫く場合、“究極の2択”が待ち受けると皇室ジャーナリストの神田秀一氏はいう。

「まず懸念されるのは、英王室のヘンリー王子がメーガン妃との生活を優先して王室離脱したのと同様の決断を眞子さまがされるのではないかということ。眞子さまが結婚のために皇室を離れるというお考えがあるかということです。

 もうひとつは結論を先延ばしにするという選択。現状維持に思えるかもしれませんが、この場合、政府が議論を進めようとしている女性宮家創設との関係で問題が出てくる。眞子さまが宮家当主の立場となってなお結婚を望まれる場合、小室氏が皇室に入ることになる。ただしこちらも、国民の理解を得るのは相当に難しいと思います」

“何らかの発表”があるのは、「立皇嗣の礼が行なわれる4月19日以降とみられている」(前出の宮内庁関係者)というが、その内容が穏やかなものとなることが望まれる。

※週刊ポスト2020年2月28日・3月6日号
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